「オーメン」(1976年) 悪魔、宗教、憑き物、そして凝りに凝った殺人描写...オカルトとホラーのあらゆる要素が噛み合った、元祖にして金字塔的な名作。シッターの首吊り、神父の串刺し、ガラスによる首チョンパ。トラウマレベルの戦慄シーンの連続に驚愕。ダミアンの笑顔は一生忘れられない
映画レビュー 「怒り」(2016年) 七大キャストが集結した群像劇の大傑作。激しく感情が交錯するクライマックスはまさに出色。犯人が明かされた瞬間の衝撃。俳優陣の全身全霊の熱演。全てを包む最高の劇伴。忘れられぬ映画体験になる至極の一本。坂本龍一さん、心よりご冥福をお祈りします。 twitter.com/i/web/status/1…
映画レビュー 「ファイナル・デスティネーション」(2000年) 【死】そのものが迫ってくる映画。最初はなんじゃそりゃ、という印象だが観てみるとその意味が分かる。そしてこれほど恐ろしい映画はなかなか無い。じわじわ型と瞬殺型のバリエーション溢れる死に方...家電すら怖くなる究極のスリラー作品 twitter.com/i/web/status/1…
第8位 「ダークナイト」 (2008年/ハンス・ジマー) 超絶密度のシナリオ、圧巻の見せ場、ジョーカーの歴史的狂演...その全てが観客の心を震わせる、善と悪という究極のテーマを描き出した最高傑作。ヒーロー不在のこの世界で、それでも力強く戦おうとする者の姿を表現した劇伴も最高。
第27位 「ハロウィン」(1978年) スラッシャーホラーの原点的傑作。人間らしい感情を一切持たない殺人鬼:ブギーマン。その恐怖を、無駄を全て削ぎ落としたストーリーと演出で魅せる。ホラー映画は、強靭な設定と凄い音楽、絶叫できる女優がいれば立派に成立する。そのことを示した名画。
第45位 「ディストラクション・ベイビーズ」 (柳楽優弥、菅田将暉) 意味が分からなすぎる映画。ただただ理由なく通行人に暴力を振るいまくる柳楽優弥。そして暴力に取り憑かれサイコパス化してゆく菅田将暉...人はどこまで暴力的な衝動を秘めているものなのか。問答無用な熱量に圧倒される怪作 twitter.com/i/web/status/1…
映画レビュー 「ザ・チャイルド」(1976年) スペイン産ホラーの傑作。ある日突然、小さな島の子供たちが大人を襲い、殺し始める...何の理由も描かれないこの圧倒的な恐怖。しかも可愛い子供を殺すことなど誰もできない。後半の衝撃に次ぐ衝撃の展開は圧巻で、ここまでやるかと戦慄。これぞトラウマ映画
映画レビュー 「ファイト・クラブ」(1999年) D・フィンチャー監督が描く物質主義社会への壮絶なアンチテーゼ。人生で本当に大切なものは何なのか。スタイリッシュな世界観、巧みなストーリー、名優2人がぶつかり合う演技対決...センスの塊のような映像の洪水が観客の魂に火をつける大傑作
「ディープ・ブルー」(1999年) ジョーズ以来駄作の温床となりつつあったサメ映画界隈において、突然出現した快作!遺伝子操作で人間並の知能を持った鮫の恐怖、牢獄と化した海中施設から脱出するスリル、死亡フラグを裏切りまくる予想不能な展開!アクションの切れ味も抜群の逸品。
「アタックオブザキラートマト」(1978年) ある日突然、トマトが人々を襲い始めた...チープ極まりない酷すぎる演出が伝説となったカルト映画。トマトの襲撃シーンはカメラ脇からスタッフがトマトを投げているだけという凄まじさ。「B級映画」を超越して「Z級映画」と名高い歴史的バカ映画!
No.1220 「マリグナント 狂暴な悪夢」(2021年) ★★★★ ホラー史上の新たなる傑作。物語前半に感じる違和感が全て回収される後半に文字通り「!!!」となる。映画でこそ活きる着想が最高。ホラーとアクションという両軸で大ヒット作を量産してきたジェームズ・ワン監督だからこそ生み出せた一本。
映画レビュー 「ジョジョ・ラビット」(2019年) 第二次世界大戦時を舞台にした、ヒトラーに憧れた少年とユダヤ人の少女の物語。コメディでありながら、容赦なく戦争の過酷さを突きつける大傑作。戦時中でも必死に生きようとする人間の力強さが胸を震わせる。Dボウイが流れ出す破格のラストシーンに感涙
第69位 「ジェイコブス・ラダー」(1990年) ティム・ロビンス主演のガチ系サイコスリラー。ベトナム戦争で負傷し、帰還した男が取り憑かれる恐怖。まとわりつく陰謀のにおいと強迫観念...一体自分はどうなってしまったのか?覚めることのない悪夢のような世界観が凄まじい、トラウマを残す名作
「永遠のこどもたち」(2007年) ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたダークファンタジー風の傑作ホラー。昔孤児院だった屋敷に移り住んだ一家に、次々と怪奇現象が起きる。ついには子供が行方不明になり...巧みな伏線と表現で、現世と死後をドラマティックに描いた心揺さぶられる名作
「蝋人形の館」(2005年) ひとけの無い小さな町と、その奥に建っている蝋人形だらけの館。そこに迷い込んでしまった6人の若者に、壮絶な蝋人形の恐怖が襲いかかる!とにかくテンポ良く一気に魅せてくれる良品。生きたまま蝋人形にされてゆく恐ろしさに背筋が凍る。
100位 「LAMB/ラム」(2021年) 淡々と生活していた羊飼い夫婦が、ある日羊から生まれた【禁断の存在】をとりあげ、我が子のように育て始めたことから日常が崩壊してゆく...話? アイスランドの荒涼な自然を背景に、生物というものへの畏敬が伝わってくる哲学的な世界観に浸れる。難解で奇妙な怪作
第84位 「インビジブル」 (セバスチャン/ケビン・ベーコン) 極秘実験で透明人間になってしまった男の欲望が暴走し、サイコパス殺人鬼と化して襲撃してくるスリラー。心情を描くというよりは、透明人間になったぜ!覗き見!ムカつく奴ぶっ殺す!的な方向に振り切ってくれるので、観やすくて面白い映画
「太陽がいっぱい」(1959年) 絶世の美男子アラン・ドロン主演の映画史に残る傑作サスペンス。貧しい青年が金持ち青年に嫉妬し、殺害して彼に成りすまそうとする。とにかく展開や見せ場が見事かつ上質で飽きさせない。完全犯罪を成し遂げたと思った矢先...そのラストは永遠に忘れられない
映画レビュー 「鳥」(1963年) 未だに全貌が掴みきれないヒッチコックの名作恐怖映画。パニックものなのか?サスペンスなのか?ホラーなのか?突然鳥が襲撃してくる意味不明さ。ジャングルジムに止まった大量のカラス。独特の気持ち悪さに呑まれる怪作。居心地の悪すぎるラストシーンに唖然
第43位 「ヒッチャー」(1985年) 逃げても逃げても執拗に追いかけてくる殺人ヒッチハイカーの恐怖!逃げ場のない荒野に絶望する、揺るぎないインパクトを持ったロードスリラー。完全に人の心が欠落したL・ハウアー演じる殺人鬼は、映画史上最凶のサイコキャラの一人。恐怖映画好き必見の傑作。
第41位 「エルム街の悪夢」(1984年) ホラー映画の代表的怪物:フレディのデビュー作。寝たら襲ってくる殺人鬼という最高の設定で、観客に夢か現実かを分からなくするストーリーテリングが素晴らしい。罠を張って戦いまくるヒロインや、結末の余韻もホラー映画っぽくて実に良い。シリーズ化も納得の傑作
No.1243 「何がジェーンに起ったか?」(1963年) ★★★★ 子役時代の大スターが、老婆になってもその栄光を忘れられず、狂った挙句に姉を監禁し、さらに狂気を暴走させるスリラー。全編に纏わりつく異常性がすさまじく、実に居心地の悪い2時間を体験できる。その成れの果てを描いたラストシーンに戦慄
「ボーダーライン」(2015年) 圧倒的な緊張感に鳥肌が立つアクションスリラー。メキシコの麻薬カルテルとアメリカ国防総省との対決を描く。冷酷無比な展開。完璧な撮影。殺伐としたメキシコの情景。やがて女性が退場し、いつの間にかデル・トロが主役になってしまう恐ろしさ。傑作だと思います。
第34位 「死霊のはらわた」(1984年) これぞ低予算ホラーの金字塔。 山奥のコテージ、5人若者と死霊、特殊メイクという3つの要素をひたすら使い倒し、一級のホラーエンタメに仕上げてしまったサムライミ監督のフルパワーが詰め込まれた大傑作。あまりのテンションに恐怖と爆笑が止まらない奇跡の84分!
映画レビュー 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年) 完全無欠のエンターテイメント映画。面白すぎるタイムスリップストーリー、最高のキャラクター、伏線が完璧に回収されてゆく気持ちよさ、笑い、スリル、感動...映画の魅力の全てがここに。未来へと希望を込めたラストカットも最高。