第40位 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年) これぞ完全無欠のエンターテイメント映画。面白すぎるタイムスリップストーリー、最高のキャラクター、伏線が完璧に回収されてゆく気持ちよさ、笑い、スリル、感動...映画の魅力の全てがここに。未来へと希望を込めたラストカットも最高!
第72位 「レザボア・ドッグス」(1991年) タランティーノの伝説的デビュー作。 無駄な会話と音楽、バイオレンス。そして観る者の期待に応えながら、定石をぶっとばしてゆく脚本の破格さ!魅力的なキャラクター達と、自由自在な時系列。最後の最後までタランティーノの持ち味フルパワーで突き進む傑作。
「ヘルレイザー」(1987年) 究極の快楽を与えるパズル「ルマルシャンの箱」と、快楽の伝道師(セノバイト)を描いたホラー映画。人間の肉欲と罪、苦痛と快楽と魔界をmixしたような世界観に引き込まれる。痛々しすぎるセノバイトたちのビジュアルと、硬派で作り込まれた展開にも痺れる!
第62位 「シリアル・ママ」 (ベヴァリー/キャスリーン・ターナー) 今日も世直し!正義の殺人! ある住宅地の主婦が近所のムカつく奴らをあの手この手でぶっ殺してゆくブラックコメディ。初見時、あまりのぶっ飛びっぷりに爆笑してしまった...でもこんなサイコパスが近所に住んでたら絶対嫌である
第33位 「ナイトクローラー」 (ジェイク・ギレンホール) サイコパスなパパラッチが、スクープ欲しさに暴走した挙句、やがて自分で凶悪事件を捏造し始めるスリラー。全編に溢れる異様な熱気と力強い展開に引き込まれる傑作。眼の下に隈を作り、瞳孔の開ききったJ・ギレンホールの怪演が凄まじい
「パラサイト」(1998年) ロドリゲス監督の青春SFアクションホラー!驚異的な豪華キャスト、恐怖映画の王道でありながらヒネリのあるストーリー、ユーモラスでセンス抜群の演出が相まった、最後まで全く目の離せない秀逸な一本。宇宙人に乗っ取られているのは誰だ!?エンタメとして完成された大傑作!
「X エックス」(2022年) ポルノ映画撮影で田舎の納屋にやってきた若者6人が、家主の欲求不満すぎるババアに惨殺されてゆく話。殺人鬼のキャラが斬新な以外は驚くほどまっとうなスプラッター映画だがこういうのもいい。前日譚となる映画「Pearl」が今年公開されるらしい。実に楽しみである
第25位 「チャイルド・プレイ」(1988年) 殺人鬼の魂が宿った人形に襲われるー。 素晴らしい着想をしっかり形にし、当時の子供たちにトラウマを植え付けた傑作ホラー映画。最高に気持ち悪いチャッキーのデザイン、入ってない電池、恐ろしい豹変、終盤のゾンビの如きしぶとさなど名シーンの応酬!
映画レビュー 「アイ・アム・サム」(2001年) 7歳程度の知能しか持たない父親が、引き離されてしまった娘を裁判で取り戻そうとするヒューマンドラマ。コミカルでシビアで優しい、映画史に残る感動作。ショーン・ペンの芝居はアカデミー主演男優賞も納得の超名演技。爽やかな感動に包まれるラストに感泣
第1位 「スター・ウォーズ」 (1977年/ジョン・ウィリアムズ) 最初の一音だけでテンションが爆上がりする史上最高の映画音楽。夢と希望と感動をのせた神サントラ中の神サントラ。帝国のマーチをはじめとして他の曲も粒揃い。究極の映画音楽がここに
No.1205 「黒い家」(1999年) ★★★☆ 保険金殺人のおぞましさを描いた国産サイコサスペンス。大竹しのぶは、どんな怪物や幽霊より包丁を持ったキチガイババアが一番恐ろしいことを証明した。二度に渡るクライマックスは圧巻で、想像を絶する恐怖に戦慄する。映像や演技の全てが異質に作られた怪作。
映画レビュー 「コマンドー」(1985年) 行け!シュワちゃん!娘を誘拐した悪い奴らを皆殺しだ! 筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!銃声!筋肉!爆発!銃声!筋肉! 〜HAPPY END〜
No.1147 「パプリカ」(2006年) ★★★★ 日本アニメ史上の裏ベスト的怪作。 侵食される夢、崩壊する精神、平沢進の異次元的な音楽!セリフも展開もこの上なく不可解だが、唯一無二のイマジネーションが観客を驚愕させまくる。世界に影響を与えた天才・今敏監督の紛れもない代表作。
「ノーカントリー」(2008年) 荒野を舞台にした、おかっぱ頭の最凶殺し屋との地獄の攻防... 延々とみなぎる生きるか死ぬかの緊張感が凄まじい傑作スリラー。ボンベ銃を携えて、まるで漫画のように情け容赦なくターゲットを殺害してゆくその無双っぷりには可笑しくも戦慄。伝説のアカデミー作品賞受賞作
第51位 「ペット・セメタリー」(1989年) 《哀しきホラー映画》の代表格として君臨し続ける傑作。怪物になると分かっていても、死者を生き返らせたいか...?究極の愛と恐怖がせめぎ合う人間ドラマに震える。S・キング自身が「あまりに恐ろしさに出版を見送った」という曰く付き原作の見事なる映像化。
第62位 「ヘレディタリー/継承」(2018年) 悪魔の存在を圧倒的な芝居と映像、音響で描き出した恐ろし過ぎる傑作。メインキャラクターたちの恐怖に満ちた顔、顔、顔。物語は常に全貌が見えない悪夢的感覚に支配され、やがて破滅的なテンションの結末へ。あまりに異常なラストカットに戦慄
第16位 「屋敷女」(2007年) R-18指定確実、究極エグ映画の名に恥じないスプラッタースリラー。凶行に容赦皆無の敵キャラ、攻撃守備が入れ替わりまくる凄まじい展開、そして迎えたクライマックス、限界を超えた目を疑う凄惨な描写が...妊婦さんは絶対に観ては駄目、救いの欠片も無い伝説の恐怖映画
第4位 「ロッキー」(1976年) ボクシング映画の原点にして金字塔。一念発起した平凡なボクサーの成長譚に心震える。アメリカンドリームを体現したかのような、熱すぎるラストマッチの無上の感動は映画史上屈指!その幕切れの素晴らしさに、当時の映画館では次々と拍手が起きたという伝説も。
「わらの犬」(1971年) 都会から田舎に越してきた気弱な理系男(ダスティン・ホフマン)。だが彼は村人たちから徹底的ないじめに遭い、ある日とうとうブチ切れて皆殺しにし始める...人間誰もが持つ凶暴性を炙り出した傑作。監督のジメジメした暴力演出が不快ですさまじい
第55位 「REC/レック」(2008年) POVならではの臨場感と恐怖をフルコンボしたスペイン産ホラー!75分に詰め込まれたその熱量とジェットコースター的展開は素晴らしいの一言。終盤のどんどん光源がなくなってゆくくだりは、あまりの怖さに劇場から逃げ出したくなった程。主人公の熱演にも満足の大傑作!
第83位 「スリーパーズ」 (ショーン/ケビン・ベーコン) 少年院で、看守たちから性的虐待を受けた当時の少年たちが、大人になって司法で復讐してゆく話。実力派を並べた超豪華キャスト映画だが、看守のリーダーを演じたのがK・ベーコン。その憎たらしさはここには書ききれないほど凄まじい
映画レビュー 「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年) 娘のミスコン出場をきっかけに、バラバラだった家族がワゴンに乗って会場まで旅をする話。キャラクターは変人揃いなのに、コミカルなシーンや小粋な会話を見ているうちに笑って泣いて感動してしまう。アカデミー脚本賞も納得の傑作ロードムービー
No.1163 「隣人は静かに笑う」(1998年) ★★★★★ マジでこの世の全てのサスペンス映画好きに教えたいんだが、本作は映画史上最強レベルの驚愕のどんでん返しが起きる大傑作である。その凄さは「セブン」「ソウ」をも凌駕するレベル。全てのスリラー系映画好き、衝撃の結末映画好きに届け!
映画レビュー 「スクリーム」(1996年) スプラッターホラーを徹底的にメタ化し、最高のエンタメホラー映画に再構築した超傑作。スピーディな展開、魅力的なキャラクター、犯人当てのスリル、ユーモア、殺人シーンが全部盛りながら破綻しない超絶ハイレベル脚本が天才すぎる。ホラー愛に溢れた逸品
小説レビュー 「十角館の殺人」(1987年) 日本ミステリ史上に燦然と輝き続ける超傑作。伝説の一行。映像化不可能のあの大トリックに“!!??”となった衝撃は一生忘れられない。7人の登場人物が容赦なく殺されてゆく展開もスリリングでぐいぐい引き込まれる。ミステリの入門にも最適なマスターピース