映画レビュー 「カッコーの巣の上で」(1975年) アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞を独占した伝説の傑作。 精神病院を舞台に、本当の自由とは何かを問う。J・ニコルソンとL・フレッチャーの壮絶な演技対決、そして心を撃ち抜かれるラストの衝撃と余韻は一生忘れられない。
第20位 「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年) アカデミー作品賞を受賞した極限の人間ドラマ。ロッキーのような華々しい展開と、あまりの辛さに言葉を失うラスト30分......耐え難い運命。許されぬ罪。究極の愛とは何なのか。いつまでも心に残り続ける至極の傑作。
映画レビュー 「遊星からの物体X」(1982年) これぞSFホラーの伝説的傑作。南極という狂気の舞台設定、誰が「物体」になっているか分からないサスペンス、そして想像を絶するグロさに衝撃を受けるクリーチャーの数々。生涯記憶に残り続ける最強最悪のエイリアン映画。犬がありえない死に方をします。 twitter.com/i/web/status/1…
第84位 「危険な遊び」(1993年) M・カルキンVSイライジャ・ウッド。 当時最強だった2人の子役対決が実現した、サイコサスペンスの隠れた傑作。サイコパスのカルキン君が徐々に本性を現し、イタズラが殺人へと発展してゆく恐ろしさには背筋が凍る。断崖絶壁で繰り広げられる衝撃のクライマックスは必見
「12人の怒れる男」(1957年) 12人の陪審員が殺人裁判の内容を会議するワンシチュエーション作品。ただそれだけの内容なのに、これほどまでに引き込まれるのは何故だろう。オーソドックスな演出、描き込まれたキャラクター、二転三転するシナリオ。公開以来世界の映画ファンの心を掴み続ける不朽の名作
映画レビュー 「ドント・ブリーズ」(2016年) 家に忍び込んだ泥棒が、家主の元傭兵マッチョ盲目老人に部屋を真っ暗にされてボコボコにされる話...この超絶見事な設定を活かし切った傑作スリラー。猟奇度が増す中盤のヒネリ、犬を絡めた攻防など、観客を全く飽きさせず最後まで突っ走るストーリーも秀逸
映画「リング」で松嶋菜々子が呪いのビデオを見てしまうコテージと、映画「恐怖人形」で死のバースデーパーティが行われるシーンは ロケ地が一緒。
「マジカル・ガール」 白血病で余命わずかな少女は日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。コスチュームを着て踊る娘の願いをかなえるため、失業中の父は暴走を始める...タイトルからは想像もつかない超絶暗黒スリラー。どんどんドツボにハマってゆく展開に戦慄&絶望 #とにかく気分が滅入る映画
第46位 「ブラック・レイン」 (佐藤浩史/松田優作) アメリカ人をも戦慄させた史上最凶のヤクザ。突如眼を剥いて大声で威嚇。自分よりはるかに大物を何の躊躇もなく一瞬で仕留める。次に何をやらかすか分からないその姿は狂犬そのもの。末期ガンに冒されながら全身全霊で演じ抜いたその狂演は永遠である
「NOPE/ノープ」(2022年) 突然謎の巨大飛行物体が牧場の上空に出現。それを見た人間は死ぬ...という筋書きながら、シュールな難解要素とアクションエンタメが共存するとてつもなく変な映画。殺人チンパンジーの恐怖を皮切りに、物凄い量のメタ表現と個性的な展開に圧倒される超絶新感覚スリラー
No.1168 「オーディション」(2000年) ★★★★ 三池崇史という才能が爆発した伝説の恐怖映画。海外では「マジ日本のホラーやべぇ」と極めて高い評価を受けた作品である。 【痛み】しか信じられないサイコ女の標的になった男の運命は...中盤以降の怒涛の恐怖。R18指定も納得のエグさ。まさに禁断の傑作
「青い春」(2002年) ある男子高で繰り広げられる破滅的な青春模様...自分が何者かも分からないまま暴走してゆく若者の理不尽なエネルギーがこれでもかと描かれる戦慄の一本。今では実現不可能な豪華キャスト、力強い演出と編集、ミシェルガンエレファントの音楽が刹那的な世界を描き出す青春映画の傑作
第88位 「鳥」(1963年) 全貌が掴みきれないヒッチコックの恐怖映画。パニックものなのか?サスペンスなのか?ホラーなのか?突然鳥が襲撃してくる意味不明さ。ジャングルジムに止まった大量のカラス。独特の気持ち悪さに呑まれる怪作。居心地の悪すぎるラストシーンに唖然
ドラマレビュー 「#古畑任三郎/赤か、青か」(1996年) ★★★★☆ 田村正和vs木村拓哉。名作だらけの古畑のエピソードでも最上位に君臨する伝説の神回。爆弾爆発のリミットが迫る緊迫感、古畑と今泉の絆、そして二転三転するキムタクとの対決。超絶高度なシナリオと演技対決に圧倒される極上の45分!
第35位 「ファイナル・デスティネーション」(2000年) 【死】そのものが迫ってくるという天才的着想を基に、ピタゴラスイッチ的スプラッターホラーを生み出した大傑作。じわじわ型と瞬殺型の巧みな組み合わせによって、観客はひたすらハラハラする羽目に。家電すら怖くなってしまう究極のスリラー映画!
No.1265 「輪廻」(2005年) ★★★★ 清水崇監督の恐怖映画。この作品は本当にガチで怖い。山奥のホテルで大量殺人が起こる。35年後、その場所で映画が作られることとなったが...8mmフィルムを介して襲いかかる怪現象。優香の演技は本当に狂ってしまったのではと恐ろしくなる凄まじさ。Jホラーの傑作。
映画レビュー 「リング」(1998年) Jホラーという概念を確立した超名作。 明かされてゆくビデオの恐怖、呪いのルールの強靭な設定、終盤への持って行き方が完璧なシナリオ等、非の打ち所のない内容。とりわけクライマックスのアレは、伝説そのものの凄まじいインパクト。当時はあまりの衝撃に腰が抜けた
映画レビュー 「哭悲/THE SADNESS」(2022年) 突如、人を残酷に殺したくなるウイルスが蔓延。凶悪すぎる怪物と化した群衆と、生き残った人間との絶望的な戦いが始まる...終始、尋常ではなくエネルギッシュな残虐描写とアクションに圧倒される100分。倫理的には限りなくアウトだが凄い作品なのは確か twitter.com/i/web/status/1…
第11位 「サスペリア」 (1977年/ゴブリン) 赤青緑の極彩色と美女、スプラッターな殺人シーンが融合した唯一無二の伝説的傑作。そして何より、とんでもないテンションのゴブリンの音楽が異常を極めていて最高すぎる。発売から50年近く経った今でも全く古くならない超絶映画音楽!
第65位 「禁じられた遊び」(1952年) 戦争中、両親と犬を機銃掃射で喪った少女が、年上の少年と出会う。彼は少女と“埋葬ごっこ”を始める。まだ死という概念がよく分からない少女は、その行為に没頭してゆくが... 反戦のテーマを静かに描いた映画史に残る傑作。少女の叫びがこだまするラストが無情過ぎる
第14位 「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年) 史上最高の映画の一つ。人間ドラマ、笑い、スリル、感動...映画に求められる全ての要素がこの作品にあると言っても過言ではない。音楽の素晴らしさも桁外れで、歌いあげられる十数曲は全てが名曲。生きるためにアルプス山脈を越えてゆくラストに感涙
「スリーパーズ」(1996年) 少年院で看守たちから性的虐待を受けた当時の少年たちが、大人になって司法で復讐してゆく話。アメリカを代表する実力派を並べた超豪華キャスト映画であり、重いテーマながらそれぞれの葛藤に引き込まれてしまう。悪役を演じたK・ベーコンの憎たらしさが凄まじい
映画レビュー 「レザボア・ドッグス」(1991年) タランティーノの伝説的デビュー作。 無駄な会話と音楽、バイオレンス。そして定石を吹っ飛ばしながらも、観客の期待に応えてゆく脚本の凄さ。魅力的なキャラクター達と、自由自在な時系列。最後までタランティーノの持ち味フルパワーで突き進む傑作 twitter.com/i/web/status/1…
「エイリアン2」 シガニー・ウィーバーは撮影現場でいつも楽しそうだ
いい勝負しそうな4人