第24位 「隣人は静かに笑う」 (ティム・ロビンス&ジョーン・キューザック) 映画史上最強レベルの大どんでん返しが起きるサスペンススリラーの超傑作。その凄さは「セブン」「ソウ」をも凌駕するレベル。隣人夫婦の恐ろしい怪演、特に奥さんの笑顔が記憶に残り続ける。全ての衝撃の結末映画好きに届け!
第23位 「アメリカン・サイコ」 (クリスチャン・ベール) 銀行に勤めるエリートの裏の顔は、快楽殺人犯だった!?全裸にチェーンソーで娼婦を追いかける、名刺のセンスで負けた同僚をぶっ殺すなど、冗談なのかガチなのかよく分からない素敵な殺人鬼。この人がゴッサムシティの平和を護るようになるとは...
No.1174 「ウィッカーマン」(1973年) ★★★★ 映画史にその名を刻む怪作。行方不明者を追って孤島にやってきた警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった...意味不明なミュージカル、卑猥発言を連発する子供、常識が通じない恐ろしさ、衝撃のラスト。狂気の世界観に震えるスーパーカルト映画。
第78位 「葛城事件」 (葛城清/三浦友和) 戦慄の通り魔殺人を起こした次男。その背後には、悪夢のような家族の呪縛があった。精神崩壊目前の母親、秘密を言い出せない長男...中でも三浦友和演じる独善的な父親が酷すぎる。地獄のような人間ドラマにも関わらず、画面から目が離せない。壮絶な傑作
第40位 「バトル・ロワイアル」 (桐山和雄/安藤政信) 中学生同士が殺し合うゲームにおいて、唯一自分から志願して参加した殺人マシン。ターゲットを見つけるや否や、片っ端からマシンガンで撃ち殺し、終盤はついに白眼を剥いて襲撃してくる様には戦慄するしかない。巨匠監督が最後に描き出した化け物
第73位 「殺人鬼から逃げる夜」 (ドシク/ウィ・ハジュン) 耳の聞こえない主人公を執拗に追いかけて来るドS殺人鬼。肉体一辺倒ではなく、自身の演技スキルも交えながら狡猾に追い詰めて来るのでタチが悪い。憎たらしい表情が素晴らしい「イカゲーム」での演技も印象的な韓国注目の若手俳優である
第50位 「エイリアン2」(1986年) 金字塔的名作だった前作の要素をキチンと踏まえつつ、全てをエンタメに換骨奪胎させてしまった最強の娯楽大作。アクション、恐怖、人間ドラマ、全ての要素が完璧に昇華され興奮がブチ上がる。二度にわたる大迫力のクライマックスは全映画ファン必見!
映画レビュー 「レディ・オア・ノット」(2019年) 花嫁が嫁ぎ先の大富豪の家でかくれんぼデスゲームを強要されるスリラー。ショットガンで反撃に転じる花嫁はカッコよく、敵キャラも立っており、コメディ要素も意外に豊富で中々観やすい。特に出色なのはクライマックスの超展開。これが印象に残る
第47位 「サイコ」(1960年) ヒッチコックの最高傑作であり、サイコサスペンスの原点にして金字塔。シャワー室での惨殺シーン、Aパーキンスの恐ろしい演技、いまなお衝撃のクライマックスが凄い。ラストカットには髑髏のサブリミナル仕込まれており、何かとてもおぞましいものに触れたような後味に
第61位 「トゥルーマン・ショー」(1998年) 主人公の生活はテレビの中だった!?物凄い着想。こんなプロットを考えた人は間違いなく天才である。ジム・キャリーのコミカルな中に悲哀のある演技。エド・ハリスの存在感。監督による奇妙でアイロニックな演出が素晴らしい。歓喜と皮肉を両取りした結末も最高
映画レビュー 「CUBE」(1997年) 不条理スリラーの原点にして金字塔。 立方体(キューブ)で構成された、殺人トラップだらけの迷宮から脱出しようとする7人。戦慄のグロ描写。謎が狂気を呼び、やがて起こる人間同士の殺し合い。凄まじいパワーで観客を未体験の恐怖に引きずり込む、永久不滅の超傑作
第93位 「ゼロ・グラビティ」(2013年) 宇宙の恐怖を、圧巻の映像表現で描ききったSFスリラーの大傑作。極限の長回しで表現される事故の緊迫感、油断すると永久に宇宙空間に飛ばされるおぞましさ、それでも生存しようとするS・ブロックの力強い演技...全てが圧倒的。“重力”に帰結するラストカットも秀逸
新作レビュー 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(2022年) 凄すぎて言語化できない映画。多様性、無限の可能性、愛にまつわる作品だと感じたが、それらが信じられない映像表現、観たこともない物語展開によって感覚レベルで語られるので悶絶するしかない。天才の映画。感動
「REC/レック」(2008年) POVならではの臨場感と恐怖をフルコンボしたスペイン産ホラー!75分に詰め込まれたその熱量とジェットコースター的展開は素晴らしいの一言。終盤のどんどん光源がなくなってゆくくだりは、もはや怖すぎて劇場から逃げ出したくなった程。主人公の熱演にも満足の大傑作!
新作レビュー 「エスター ファースト・キル」(2022年) 00年代を代表する傑作サイコホラーの前日譚。前作と同様エスターが家族を乗っ取ってゆく物語...かと思いきや中盤のあるシーンから仰天の展開へ。この珍妙な設定で最後まで押し切るつもりか?!と私はずっと笑いながら観てました。楽しい作品
映画レビュー 「それでもボクはやってない」(2007年) 痴漢冤罪をテーマにした作品。地味な題材ながら、綿密な取材に基づいた圧倒的リアリティと無駄のない物語展開で観客を完璧に引き込ませる大傑作。小日向文世演じる裁判官の憎たらしさは未だに忘れられない。主人公への感情移入が止まない一本
映画レビュー 「ショーシャンクの空に」(1994年) 希望を持つことの大切さを描いた、映画史に刻まれしヒューマンドラマの金字塔。なんという苦難。なんというカタルシス。シナリオ、キャスト、演出の全てが神がかり的で、ラストシーンの無上の美しさに涙腺が崩壊する。あらゆる感動が詰まった最高傑作
映画レビュー 「母なる証明」(2009年) ポン・ジュノ監督の超一流サスペンス映画。知的障害者の息子の無実を晴らそうとする母親の運命は...中盤以降の怒涛の展開は圧巻の一言。主演2人の極限の芝居とドラマに魂が震える。観客に解釈を突きつけてくるラストシーンの余韻が、言葉を失うほど美しく凄まじい
「タイタニック」(1997年) 「ジャンゴ 繋がれざる者」(2013年)
映画「リング」で松嶋菜々子が呪いのビデオを見てしまうコテージと、映画「恐怖人形」で死のバースデーパーティが行われるシーンは ロケ地が一緒。
No.1182 「キャビン」(2011年) ★★★★☆ 奇跡の新感覚ホラー。 前半はベタなスプラッターと謎のラボのシーンバックで「何この映画?」という感じだが、後半のとんでもない展開に腰を抜かす。なんという天才的発想。なんという力技。未体験のクライマックスに興奮がぶち上がる、ネオホラーの大傑作!
「最後まで行く」(2023年) 緊迫感を伴って突っ走り続けるノンストップサスペンスの良作。とにかく恐怖と笑いの表裏一体感が最高すぎる。緊張と緩和の塩梅が絶妙で何度も笑ってしまった。岡田准一そして綾野剛のキャラクター設定も素晴らしく、その演技と顔面力に引き込まれ続けるオススメの一本
第95位 「ストーカー」 (サイ/ロビン・ウィリアムズ) 20年以上写真現像の仕事をし続ける真面目な男が、客の女性を好きになり、彼女との家庭を妄想するようになる...次第に露わになる狂気。異常なまでの収集癖。怒号に満ちた戦慄のクライマックスはトラウマ。R・ウィリアムズの名演が印象深い twitter.com/i/web/status/1…
ミステリ小説レビュー 「十角館の殺人」(1987年) 日本ミステリ史上に転換点を生み出した超傑作。映像化不可能の大トリックに“!?!”となったあの衝撃は一生忘れられない。7人の登場人物が容赦なく殺されてゆく展開もスリリングでぐいぐい引き込まれる。ミステリの入門にも最適なマスターピース
「ペット・セメタリー」(1989年) 《哀しきホラー映画》の代表格として君臨し続ける傑作。怪物になると分かっていても、最愛の人を生き返らせたいか...?究極の愛と恐怖がせめぎ合う人間ドラマに震える。S・キング自身が「あまりに恐ろしさに出版を見送った」という曰く付き原作の見事なる映像化。