第98位 「愚行録」(2017年) 豪華キャストによる国産サスペンス。 あのバスの中のラストシーンは、一見なんと言うことのないラストだが、まるで人間の業を見せつけられているかのようで鳥肌が立つ。名作
映画レビュー 「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年) たぶん史上最高の映画の一つ。人間ドラマ、笑い、スリル、感動...映画に求められる全ての要素がこの作品にある。音楽の素晴らしさも桁外れで、歌いあげられる楽曲は全てが名曲。家族でアルプス山脈を越えてゆくラストシーンに感涙
第54位 「ザ・チャイルド」(1976年) スペイン産ホラーの傑作。ある日突然、島の子供が大人たちを襲い、殺し始める...何の理由も描かれない凶行の圧倒的な恐怖。しかも可愛い子供を殺すことなど誰もできない。後半の衝撃に次ぐ衝撃の展開には震えが来る程で、ここまでやるかと戦慄。これぞトラウマ映画
「イレイザー・ヘッド」(1976年) 鬼才:D・リンチの恐るべきデビュー作。都会の片隅で生まれた奇形児の父親が体験する、悪夢のような物語。反響する鳴き声、止まらぬ轟音、頬の膨れた女、吐き気のする造形物の数々...異常すぎる世界観で観客の思考を麻痺させる、世にもおぞましいカルト映画の最高峰
第15位 「グラン・トリノ」(2008年) 孤独な老人と、東洋人青年との交流を描いたヒューマンドラマ。よくありがちな頑固オヤジの物語なのに、こんなにカッコよく、面白く、そして心震えるのはなぜだろう。主演・演出両面でイーストウッドの魅力全開の大傑作。衝撃のラスト...その生き様に涙!
「殺人鬼から逃げる夜」(2020年) 韓国スリラーの新たなる傑作。殺人を目撃した耳の聞こえない女性が、自らの知力と走力をフル活用して殺人鬼から逃げ切ろうとする...あの手この手でハラハラさせ続けるストーリー展開が素晴らしく、終盤までの緊張感の持続は特筆モノ。綺麗に決まるクライマックスも素敵
映画レビュー 「プリデスティネーション」(2014年) 時空警察官と、ある女性の運命を描いたSFスリラー。中盤までは地味な展開だが、ここで張り巡らされる伏線の嵐が凄すぎる。最後まで観るとこんな話どうやったら思いつくのかと感動する。俳優陣の想像を超える演技にも脱帽。記憶に残る傑作だと思います twitter.com/i/web/status/1…
第94位 「愚行録」 (田向浩樹/小出恵介) 本作は、人間誰もが持つ卑劣さやサイコパス性を掘り下げたスリラーとして傑作である。上手い俳優さんが勢揃いした凄い作品だが、その中にあって特に印象深いのが小出恵介さんの別れ話のシーン。あのリアリティ溢れるサイコパス振りには怒りを通り越して感嘆。 twitter.com/i/web/status/1…
「ウィッカーマン」(1973年) 映画史に名を刻む怪作。行方不明者を追って孤島に来た警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった...意味不明ミュージカル、卑猥発言を連発する子供、常識が通じないという地獄。狂気の世界観に震える恐怖のカルト映画。美しくも残酷なラストシーンはトラウマそのもの
映画レビュー 「サマータイムマシンブルース」(2005年) おそらく世界一どうでもいいタイムスリップ話だが、これが滅茶滅茶面白いのである。クーラーのリモコンをいじった為にバタフライエフェクトが起こり過去未来が変わってしまうバカバカしさ。いまや驚異的な豪華キャストが織りなす傑作コメディ!
第89位 「イニシエーション・ラブ」(2015年) 日本が誇るハイパー大どんでん返し映画。 ありがちな切ないラブストーリーと見せかけて、ラスト15分のどんでんで見事サスペンススリラーに変貌する傑作。原作を読むと実写不可能としか思えない仕掛けを、驚愕の発想で切り抜けた製作陣に拍手!
第36位 「ザ・フライ」(1986年) 研究所でのミスにより、ハエと同化してしまった男の悲劇を描いたクローネンバーグ監督の代表作。初見時の衝撃はとても書き尽くせない。想像を絶する凄まじいグロさ。激しく心揺さぶられるラスト。天才監督がその想像力を極限まで働かせたSFホラーの大傑作!
第59位 「パラサイト」(1998年) R・ロドリゲス監督の青春SFアクションホラー!驚異的な豪華キャスト、恐怖映画の王道でありながらヒネリのあるストーリー、センス抜群の演出が相まった、最後まで全く目の離せない秀逸な一本。宇宙人に乗っ取られているのは誰だ!?エンタメとして完成された大傑作!
第20位 「悪魔のいけにえ」 (レザーフェイス一家) ホラー映画の頂点に君臨するマスターピース。この一家の一切話が通じない狂いっぷりはもはや伝説。唐突かつ不条理な展開、ざらついた映像、容赦ないチェーンソーの轟音、衝撃のラストカット...全ての粗さが恐怖に結実してしまった奇跡の作品
第15位 「トレーニング・デイ」 (デンゼル・ワシントン) 新人刑事と、黒い噂の絶えない破天荒なベテラン刑事がバディを組んだ一日の出来事を描くスリラー。この作品はすごい。とにかく凄い。名優デンゼル・ワシントンはこの作品の超絶演技でアカデミー主演男優賞に輝いた
「ゴーン・ガール」(2014年) ネタバレ厳禁なストーリーテリング、センスに溢れたビジュアルと編集...まさにD・フィンチャーらしい完成されたサスペンススリラー。目まぐるしく立ち代わる登場人物と、二転三転する展開に引き込まれっぱなし。オープニングとラストカット、あまりにも秀逸すぎませんか
映画レビュー 「ターミネーター2」(1991年) エンタメ史上の比類なき金字塔。 最高の物語、敵ターミネーターの天才的造形、鬼レベルのアクション、そして胸を打つラスト...奇跡的な名シーンのみで構成された映画史上のマスターピース。死角一切ナシ。魂が震える興奮の連続。全人類に観てほしい超傑作
「フリー・ガイ」(2021年) ゲーム内のモブキャラだと気づいた主人公が、ゲームから脱出しようとする話。最高の着想をテンポ感溢れる脚本と映像、魅力的なキャラクターで映像化したまさにハリウッドの娯楽大作。挟まれる小ネタの数々も秀逸。C・エヴァンスが「僕の盾!?」と驚くメタギャグに爆笑
第6位 「ヒッチャー」 (ルトガー・ハウアー) 怖すぎる映画。逃げても逃げても執拗に追いかけてくる殺人ヒッチハイカーの恐怖...完全に人の心が欠落したL・ハウアー演じる殺人鬼は、恐ろしさと格好良さを併せ持った映画史上最凶のサイコキャラの一人。逃げ場のない荒野に絶望するロードスリラーの傑作 twitter.com/i/web/status/1…
「Pearl パール」(2023年) 華やかなダンサーに憧れる女の子が、ド田舎の農場で欲望を腐らせ殺人鬼へと変貌する話。「X エックス」の前日譚ながらそのクオリティは確実に進化を遂げ、洗練されたシナリオと職人技の恐怖演出が堪能できる良作スリラー。主演ミア・ゴスの演技はアカデミー賞級の素晴らしさ!
「オーディション」(2000年) 三池崇史監督がその才能を全発揮した伝説のサイコホラー。海外では「マジで日本のホラーやべぇ」と極めて高い評価を受けた作品である。【痛み】しか信じられないサイコ女の標的になった男の運命は...中盤以降の怒涛の恐怖。R-18指定も納得のエグさ。禁断の大傑作
「セルラー」(2004年) これぞジェットコースタースリラーの傑作。若者の携帯に突然かかってきた、誘拐された女性からのSOS。電話が切れたら終わり、果たして彼は女性を救出できるのか。二転三転のスリリングな展開、今見ると凄まじい豪華キャストの面々。B級と見せかけて完全にA級。オススメの一本!
「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく4人の人間の姿...その極限の恐怖と救いの無さを味わえる唯一無二のスリラー映画。鬼才、D・アロノフスキーのすさまじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶過ぎる演技が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超傑作
第33位 「リング」(1998年) Jホラーという概念を確立した超名作。 明かされてゆくビデオの恐怖、呪いのルールの強靭な設定、終盤への持って行き方が完璧なシナリオ等、非の打ち所のない内容。とりわけクライマックスのアレは、伝説そのものの凄まじいインパクト。当時はあまりの衝撃に腰が抜けた
「誕生日はもう来ない」(1982年) 殺人鬼が殺した人間を並べてバースデーパーティをするシーンがある映画。このアイディアが素晴らしい。その他はいたってオーソドックスなザッツ80'sスプラッターホラー