第67位 「カッコーの巣の上で」(1975年) アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞を独占した伝説の傑作。 精神病院を舞台に、本当の自由とは何かを問う。J・ニコルソンとL・フレッチャーの壮絶な演技対決、そして窓をぶち破るラストの衝撃は一生忘れられない。
「パラノーマル・アクティビティ」(2007年) 寝室を定点観測するという天才的なアイディアを中心に据えて、超低予算ながら大ヒットを記録したホラー映画の新機軸。好みが別れる作品だが、終盤には戦慄のショックシーンが待ち受ける。私はマジで卒倒しそうになりました
映画レビュー 「search」(2018年) 失踪した娘の行方を必死に探す父親の運命は...なんとPC画面上だけで物語が完結するという衝撃の手法に圧倒される一本。そもそもスリラーとしてのシナリオの完成度が実に素晴らしく、先の読めない展開とどんでん返しに驚嘆。サスペンス新時代の到来を告げた大傑作!
第72位 「フォーリング・ダウン」 (D-FENS/マイケル・ダグラス) 心の壊れた中年男のイライラが爆発し大暴走!街ゆく人を巻き込みながら凶行をエスカレートさせてゆくスリラー。ぶっ飛んだM・ダグラスはまさにハマり役で、不謹慎にも次何をやらかすのかワクワク。ハンバーガー屋に行くと思い出す傑作
第62位 「アイデンティティー」(2003年) 空前のどんでん返しが味わえるサスペンススリラーの傑作。寂れたモーテルに閉じ込められた11人の男女。やがてそのうちの一人が殺されるが...!?全てをひっくり返す後半の展開はまさに衝撃的。最後の最後まで気が抜けない見事なシナリオに拍手。
第35位 「八つ墓村」 (多治見要蔵/山崎努) もはやサイコパスというより化け物だが、この方の32人殺しシーンは邦画史上に残る凄まじいインパクト。桜吹雪が舞う中、頭に懐中電灯を2本装着し、猟銃と日本刀を持って白塗り顔で襲ってくる映像...その恐怖と美しさはとても表現できない
第18位 「ソウ」 (ジグソウ/トビン・ベル) ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを確立した歴史的名作にして金字塔。映画史に残る大どんでん返しは全映画ファン必見。そして「生に感謝しろ」という謎理由で多彩な拷問ゲームを考案・実行し続けるジグソウは問答無用のサイコパスであろう
第45位 「マーターズ」(2008年) フランス産の究極のエグホラー映画。理解不能。意味不明。前半から気を病むが後半のノンストップ残酷シーンは観た者全てにトラウマを植え付ける。どうしてこんな映画が存在しているのか...女優さんの精神は大丈夫だったのか...ホラー映画史にその名を刻む問題作
いくら温厚な私でも怒るぞ!!!
「遊星からの物体X」(1982年) マジで地獄のような傑作である。
#クリスチャン・ベールの健康が心配な人RT 「太陽の帝国」(1987年) 「マシニスト」(2004年) 「ダークナイト」(2008年) 「バイス」(2018年)
第6位 「火垂るの墓」(1988年) 4歳と14歳で、生きようと思った...太平洋戦争末期の国内の悲惨さを描いた壮絶な作品。様々なトラウマ描写に誰も生き残らないという完膚なきまでの絶望感。節子が徐々に栄養失調で弱ってゆく後半はもはや直視不可能。邦画史上最大の鬱映画であり、後世に残すべき傑作
「ゲット・アウト」(2017年) サスペンスに絶妙な形で人種問題を絡めたところ、アカデミー脚本賞を獲得してしまった奇跡の作品。前半に張り巡らされた無数の伏線が、怒涛の勢いで回収される後半はまさに圧巻。恐怖とユーモアのバランス感覚も天才的。全てが見事に噛み合ったスリラー映画の傑作
「永遠のこどもたち」(2007年) ギレルモ・デル・トロがプロデュースしたダークファンタジー風の傑作ホラー。昔孤児院だった屋敷に移り住んだ一家に、次々と怪奇現象が起きる。ついには子供が行方不明になり...巧みな伏線と表現で、現世と死後をドラマティックに描いた心を揺さぶられる傑作。
「マーターズ」(2008年) フランス産の究極のエグホラー映画。理解不能。意味不明。前半から気を病むが後半のノンストップ残酷シーンは観た者全てにトラウマを植え付ける。どうしてこんな映画が存在しているのか...女優さんの精神は大丈夫だったのか...ホラー映画史にその名を刻む問題作
第86位 「シン・ゴジラ」(2016年) 映像、特撮、役者...全てが尋常でない力の入れ方で、日本中の映画ファンの想像をぶち抜いた怪獣映画の超傑作。キャラの立ちまくった登場人物、311を彷彿とさせる驚愕のシナリオ、テロップ、あくまでも日本人的なゴジラ撃退作戦!ラストカットの余韻含め、圧巻の一本。
第56位 「何がジェーンに起ったか?」(1963年) 子役時代の大スターが、老婆になってもその栄光を忘れられず、狂った挙句に姉を監禁し、さらに狂気を暴走させるサイコ・スリラー。全編に纏わりつく異常性がすさまじく、実に居心地の悪い2時間を体験できる。その成れの果てを描いたラストシーンに戦慄!
「LAMB/ラム」(2021年) 淡々と生活していた羊飼い夫婦が、ある日羊から生まれた【禁断の存在】をとりあげ、我が子のように育て始めたことから日常が崩壊してゆく...話? アイスランドの荒涼な自然を背景に、生物というものへの畏敬が伝わってくる哲学的かつ難解な世界観に浸れる。相当に奇妙な映画。
第38位 「ブラック・スワン」(2011年) プレッシャーから精神崩壊してゆくバレリーナの恐怖を描いた超一流サスペンススリラー。洗練された映像、物凄い演技、音楽、ストーリーが一体となって観客を追い詰めてゆく。特にクライマックスの畳み掛けは圧巻。その凄まじい余韻に席を立てなくなる。
「サプライズ」(2011年) 《凶悪殺人犯たちが豪邸に押し入るが、そこには相当な強キャラがいて想定外の反撃に遭う》というコンセプトを徹底してやってくれたスリラーの快作。予想外の展開の連続で飽きさせず、監督の鋭い演出力で描かれるアクションは見応え抜群!
「RUN/ラン」(2020年) 生まれつき身体が弱く、車椅子生活を送る少女が、母親の恐ろしい本性を感じ親元からの脱出を試みるスリラー。何かがおかしいという状況の中、まるでヒッチコックのようなタッチでジリジリと進行する前半が素晴らしい。想像を絶する毒親ぶりに戦慄する後半も見応え抜群。
第7位 「バイオレンスレイク」(2008年) ある程度耐性ができた上で観ても大ダメージを喰らう胸糞映画界隈の隠れ横綱。湖にバカンスに来たカップルが、騒いでいた不良少年たちを注意したことから地獄が始まる話。緊迫感の途切れない展開が凄く、スリラーとしてもかなり高品質だが間違いなく超絶鬱映画
「ミスミソウ」(2018年) 雪の降りしきる閉鎖的な村で展開される、破滅的な青春模様。いじめられっ子の少女が家族を殺された時、血で血を洗う復讐劇の幕が開く。とにかくバイタリティ溢れる展開と映像に圧倒される一本。命剥き出しの高校生の死闘、遠慮なしのグロ描写、雪と鮮血...心に残る衝撃の傑作
【映画トリビア】 三池崇史監督のホラー映画「オーディション」はあまりにも怖すぎたため、ロッテルダム国際映画祭の上映では記録的な人数の途中退出者を出し、終了後一人の女性客が三池監督に「悪魔!」と詰め寄る一幕まであった。
第29位 「ターミネーター2」(1991年) エンタメ史上の比類なき金字塔。 最高の物語、敵ターミネーターの天才的造形、鬼レベルのアクション、そして胸を打つ感動のラスト...奇跡的な名シーンのみで構成された映画史上のマスターピース。死角一切ナシ。魂が震える興奮の連続。全人類に観てほしい超傑作