Daichi Konno / 紺野 大地(@_daichikonno)さんの人気ツイート(新しい順)

皮質脳波を用いて、頭の中で想像しているイメージを可視化できたという論文。 「実際に見ているもの」ではなく「想像しているもの」を可視化できた点が凄い。 さらにはその結果を視覚的にフィードバックすることで、将来的にはALS患者などの意思疎通に利用したいとのこと。 nature.com/articles/s4200…
"Ikigai(生きがい)"の図は本当に秀逸だと思う。 "Ikigai"とは、  1. 好き  2. 得意  3. お金を稼げる  4. 世界が必要としている の全てを満たすものであり、これが幸せな人生につながるという考え方。 自分にとって医師の仕事、研究、子育てはどこに属するのだろうと日々考えています。
大学院入学前、1日かけても論文1本読み終わらなかったのが懐かしい。 4年かけて多くの論文を読み、さらにDeepLなどを活用することで、今では数十分で論文を読めるようになった。 多くの人は経験+テクノロジーの活用により論文が読めるようになると思うし、それは確実に世界の見え方を拡げると思う。
これはなかなか凄い研究だと思います。 モデルの過学習を防ぎ、真のデータ分布を推定するために、KLダイバージェンスを用いた新たな手法を提案した論文。 さらに、この手法を用いることでモデルの解釈可能性も上がると主張している。 nature.com/articles/s4225…
Neuralinkのデバイスを埋め込まれたサル23匹のうち、少なくとも15匹が死亡したという。 それだけでなく、Neuralinkが動物福祉法 (Animal Welfare Act)に違反していた点が、個人的にはより問題だと思う。 非常に残念だが、Neuralinkの活動が減速するのは避けれらないだろう。 consequence.net/2022/02/elon-m…
パーキンソン病に対して、 「異常な神経活動が検出されたらリアルタイムに脳を刺激して症状を改善させる」という臨床研究が進行中とのこと。 うつ病に対する似た研究が先日報告されましたが、 「神経・精神疾患のテーラーメイド治療」は"確実に来る未来"だと考えています。 clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03…
ブレインテック企業Synchronによる、 「ステント型電極によるBrain Machine Interfaceを、世界で初めて人間に適用した」という論文(2021/2)。 Synchronは臨床研究の段階としてはNeuralinkよりも進んでおり、注目しています。 週末にBrainTech Reviewで詳しく取り上げます😊 jnis.bmj.com/content/13/2/1…
インターネットをどれだけ探しても見つからなかった70年前の本を、東大の医学図書館で発見!! 大学が"知の森"と呼ばれる所以と意義はここにあると思うし、本当に感謝です。 ちなみに、本は"The Cerebral Cortex of Man" (Penfield and Rasmussen, 1952)で、このホムンクルスの図を探していました😊
「クラウドラボ」という、"ロボットによるバイオ実験の完全自動化"を目指した驚きの取り組み。 ・世界中から実験を外注でき、12時間以内にロボットが実験開始 ・人力の3-5倍のデータが得られる ・既に大規模施設の建設が始まっており、今夏完成予定 科学を加速させるイノベーションになりそうです。
神経細胞やシナプスの活動を記述する古典的手法におけるコスト関数と、自由エネルギー原理の方程式が数学的に等価であることを示した論文。 脳の基本単位である神経細胞やシナプス結合が自由エネルギー原理に従っていることを示唆する、非常に興味深い研究だと思います。 nature.com/articles/s4200…
「その人が何を見ているかを、脳活動(fMRI)から再現できた」という論文。 この論文がすごいのは、 「他人の脳データで訓練したモデルでも、ある程度再現できた」点。(左下&右下の図) これは妄想ですが、将来的には 「世界の見え方が個人間でどう違うか」的なものを定量化できそうでワクワクします。 twitter.com/ykamit/status/…
「脳とAIをつなぐBCI(Brain Computer Interface)」として、医学界新聞の記事を執筆しました! キーポイントをギュッと詰め込んだので、この記事で「BCIの歴史」から「最新研究」までの概要が掴めると思います。 以下から無料で読めるので、お正月のお供にぜひご覧下さい😊 igaku-shoin.co.jp/application/fi…
BMIを用いて行われた世界初のツイート。 これは歴史的なツイートになりそうな気がします。 twitter.com/tomoxl/status/…
「大学院卒の生涯収入は、学部卒よりも4,000万円以上多い」とのこと😳 (2014年、内閣府経済社会総合研究所『大学院卒の賃金プレミアム』より) あまり実感はないですが、このような事実が知られることで、大学院進学の心理的抵抗が減るのは良いことだと思います。 news.yahoo.co.jp/articles/a8bb7…
【本を出版します!】 池谷裕二先生@yuji_ikegayaとの共著 『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線』 を12/16に出版します! 未来のフロンティアである「脳AI融合」の最先端を知りたい方、ぜひ読んでいただけると嬉しいです😊 amazon.co.jp/dp/4065265150/…
DeepLで「PDFの翻訳」ができるようになっています!歓喜!! 試しに、デミス・ハサビスのレビュー論文 "Neuroscience-Inspired Artificial Intelligence" を訳したのが、添付画像です。 翻訳のクオリティは相変わらず申し分なく、もはや研究者に必須のテクノロジーと言っても過言ではなさそうです。
この問いかけは、 「なぜ眠るのか?」から、「なぜ起きるのか?」へのパラダイムシフトになりえます。 個人的には、 「起きて行動し、自ら世界にはたらきかけることによって、世界への予測誤差を主体的に減らすため」 という、自由エネルギー原理で言うところのactive inferenceがしっくりきます。
なお、はじめのツイートの記事は金谷さんの先日のツイートで知りました🙇 twitter.com/simpletocomple…
記事中でも取り上げられている伊藤先生、金谷さん@simpletocomplex達の研究は、改めてめちゃくちゃ面白いです! twitter.com/_daichikonno/s…
「なぜ生物は眠るのか?」という問いに対し、近年の睡眠研究の進歩を挙げながら、 ・むしろ睡眠の方が生命体にとってのデフォルト状態である ・生物は睡眠を進化させたのではなく、覚醒を進化させたのではないか と問いかける記事。 すごく興味深い着眼点だと感じました。 science.org/content/articl…
脳への電気刺激がどのような効果を引き起こすのかを全脳でマッピングした、という論文(2020年7月)。 特にfigure6では、 「各脳領域を刺激された場合に生じた主観的な感覚」(性的興奮、不安、離人感、視覚体験、...)を詳細にレポートしており、非常に興味深いです。 nature.com/articles/s4156…
ニューロン間の結合を"コピー&ペースト"することで、脳のネットワークを半導体上に再現できるのではないか、というパースペクティブ論文。 根拠となる2019年の論文では、in vitroではあるものの1,728ニューロンから同時に細胞内記録(!)を達成しており、もの凄いです。(続く) nature.com/articles/s4192…
うつ病患者の脳活動を常時モニターし、「落ち込んでいるパターン」が検出されたら電気刺激することで気分を急速かつ持続的に改善できた、という驚きの論文。 従来の深部脳刺激療法に比べ、患者ごとに異なる脳の領域をカスタムメイドで刺激できる点が素晴らしいと思います。 nature.com/articles/s4159…
研究上のメンタルヘルスについてのオピニオン論文。 研究室ガイドライン(テレワーク,休暇,..)作成の有効性や、研究室外にコミュニティを持つ重要性が強調されている。 自分自身、正直なところ精神的に辛い時期もあった(し、今後も当然ありうる)ので、とても参考になります。 cell.com/neuron/fulltex…
アメリカでは高校1年生にゲノム編集のキットを配り、クリスパーを使った授業(実験)を行っていると聞いて驚きました。 将来的に子どもが産まれたらプログラミングとゲノム編集を教えて、機械と生物の両方をエンジニアリングできるようにしてあげたいな、などと妄想しています。