Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(いいね順)

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的を射た本質的な政府の政策批判ができなければ、結局は口汚く首相や政府を罵るためのレトリックに長けた空虚な言論に頼ってしまう。だから浅薄な政府批判が蔓延し、それが与党を強大化させて、政府にフリーハンドを与える。メディアや野党が最も恐れるべきは、実は、自らの無知と不勉強ではないか。
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安倍元首相を激しく批判する権利は、言論の自由、思想の自由のある日本では保障されています。ただ自分達の思考が絶対的に正しく、安倍元首相が「絶対悪」だとする思考は、6回連続国政選挙で安倍首相が勝利した事実を変えられない。それは安倍政権で与党に投票した多数の国民の判断を侮蔑すること。
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戦争の計画は一年前からたてられていて、1月18日には作戦決定されていたとすれば、もはやウクライナが悪いとか、NATOが原因だとかそういった議論が後退して、純粋なプーチンによるロシアの勢力圏拡大のための侵略戦争ということにすぎない、ということになるかもしれません。 twitter.com/yoichitakita/s…
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バイデン大統領の、「軍事介入は絶対にしない」という政治姿勢がロシアの軍事侵攻の敷居を下げて悲劇を招いた一因になったかもしれないというロジックを、いまだに理解していないのでしょうね。上院議員としても副大統領としても軍事に関しての彼の認識の浅さが気になります。 twitter.com/show_murano/st…
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そして、今テレビなどのメディアでご活躍される鶴岡路人さんはロンドン大学キングスカレッジ戦争学部という最高の名門で博士号、東野篤子さん、小谷哲男さん、合六強さんは平和・安全保障研究所安全保障奨学プログラム修了と、正規の日本の大学以外で安保研究を行ってきた「隠れキリシタン」。
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そもそも学部時代の学位が建築学で、大学院の修士号が都市計画専攻と、学部でも大学院でも一切、学問的に国際政治学や平和学を研究した経験がない方が、なぜそこまで断定的に「陰謀論」を流布しておられるのか、なかなか理解が難しいのですが。もう少し専門家の知見から謙虚に学ぶ姿勢を示すべきでは。
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フランス人は、イギリスを侮蔑するボキャブラリーの多さと技術の高さでは、他国を圧倒している。やはり年季がちがう…。 twitter.com/KS_1013/status…
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犯行者の思想や社会的な背景を理解するのも結構だが、新たなテロリズムを生まないために、どのような発信に注意をするべきで、どのような発言や行動を控えるべきなのか、そのような知的に謙虚で冷静な姿勢の必要性も、もっと浸透してほしいと思います。それが過去20年間で、欧州諸国が学んだこと。
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ほんと。これに尽きる。ゼレンスキー大統領。ユダヤ人迫害をするなら、まず自分を殺さないといけない。これほどまでバレやすく、低次元なプロパガンダがロシアから出てくることは少し悲しいが、さらにそれを信じる方々が驚くほど日本で多いことによりいっそうの悲しみを感じる。 twitter.com/chutoislam/sta…
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外交と安全保障政策で実績が多くあること(FOIP、QUAD、CPTPP、日EU間EPA/SPAなど)、そして安定的な長期政権を実現する政党、政府のガバナンスを成功させたことなど、野党が学ぶべき点は多い。成功した他者から学ぶ姿勢を否定すれば、野党に将来はありません。強かに安倍政権の長所から学ぶべき。
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河瀬監督の自己批判、自己の視点の相対化の講話は、平時であればきわめて真摯な、格調の高い祝辞になったかもしれません。だが、現在の「心理戦」のなかで、そのようなシステムに組み込まれていることに対する無自覚なところに、私は懸念を感じました。河瀬監督に一切否定的な感情はありません。
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ウクライナが抵抗を続けたことでロシア占領地域は限られていたが、プーチンが求める武装解除をして、全域がロシアの占領下に入っていたら、今目にする凄惨な映像がウクライナ全土でより広域で見られた可能性も。何が正しいか判断が難しいが、ウクライナの武装解除による停戦は、ひどい結果だったかも。 twitter.com/nikkei/status/…
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その困難を前提としながらも、『外交』という拙著の中で、可能性がないと思われる場合でも交渉を続けることが重要だと書きました。その考え変わりません。ゼレンスキー大統領はプーチンとの停戦交渉を呼びかけ、ロシア国内でも厭戦気分が高まるだろうから、今後その可能性は大きくなると思います。
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徐々に、今回の戦争が、ウクライナの終焉ではなく、プーチン体制の終焉になるのでは、という論評が広がってきた。プーチンは増派を決定して主力部隊の攻撃再開を指示しているようで、これからキエフ攻撃は激しくなると思うが、ロシア軍兵士の士気と、ロシアの出口戦略、武器支援が今後を左右する鍵か。 twitter.com/mcfaul/status/…
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国際秩序の擁護者、いい言葉ですね。安倍談話では、1930年代に日本が国際秩序の挑戦者になった反省から、戦後平和国家として法の支配を重視してきた歴史を述懐してます。国際的にそのような評価を得られることは、日本外交の大きな資産です。 twitter.com/kyodo_official…
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細谷雄一 19世紀型の「プーチンの戦争」に対し、ウクライナは21世紀型の「ゼレンスキーの戦争」を戦っている|国際|中央公論.jp chuokoron.jp/international/…
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そして、韓国以下のGDPしかないロシアがこれだけの戦費と犠牲、そして経済制裁による国内経済の疲弊と混乱を伴えば、その後の経済復興は国際社会からの支援に頼るか、完全に中国に依存するかの二択で、いずれも好ましいものではない。人口減、ゼロコロナ、米中対立で後退する中国経済のみでは困難。
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同じようなことを感じました。共産党の志位書記長や立民の辻元前議員のような「政敵」への敬意やマナーを示す安倍首相の政治姿勢が、政党の枠を超えた信頼感につながっていたように思えます。安倍政権の成果と功罪を客観的に検証する作業と、安倍総理個人の人柄をそのまま記憶することは両方必要です。 twitter.com/plionplion/sta…
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全く池内さんのおっしゃるとおり。このような議論で、大東亜戦争を絶対的な悪としての侵略と定義しする一方、ロシア・ウクライナ戦争におけるロシアの侵略は環境や構造による要因も直視すべきとして問題を相対化する、その両者の整合性はどのように論理的に担保するつもりか、疑問が解けません。 twitter.com/chutoislam/sta…
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私が学生時代に読んで、研究者としての最も重要な骨格となってくれた思想の一つ。『開かれた社会とその敵』。なかなか強烈で、刺激的な議論ですけれども、これは思想というよりも生き方、また社会のあり方。こういった思想が、20世紀の我々の自由な世界を創り、それが今、崩れつつあるのかも。
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プーチン体制は、プーチンが生物学的な寿命がある以上は永遠ではない。だが国際社会の経済制裁は永劫に続けることも可能。なので遅かれ早かれ、政策を転換して国際社会と協調せざるを得なくなるはずだが、おそらくその際には今回の戦争の国際刑事裁判所での戦争犯罪の検証が条件に。事実上の謝罪です。
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ですのでその点を留意しないといけません。ロシア国内では、ウクライナ戦争についての自己批判のSNSなどでの発信は、処罰対象となります。なので、出てこない。以前から指摘されている、自由主義的で、開放的な民主主義国が「影響力工作」に対して脆弱であることが、今回のウクライナ戦争でも明瞭に。
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それを、あたかも勢力圏を確立して、周辺国であるジョージアや、ウクライナや、ベラルーシと圧力をかけて連携するロシアの大国主義的な勢力圏的構想で見るので、米国が無理やり強引にNATOを東方拡大したという物語になる。拡大をめぐる議論はNATO内でもEU内でも常に賛否があり、それほど容易ではない。
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これまで大学院から四半世紀、国際政治学を学んできました。それは、平和と戦争を学ぶことでもある。そのような専門性から、何が正しく、何が間違っているかということを、自分なりに発信する責任感と使命感も感じました。国際政治学は規範の問題や、価値判断の問題にも一定の関与が必要だと思います。
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「プーチンは、アメリカ中心の世界を根底から覆したいという衝動がある」。遠藤さんの実に本質を突いた発現。プーチは、西側世界を精神的に破壊するために西側世界のやり方を模倣する、というのも、実に興味深い表現。#国際政治ch