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「コロナは風邪だ」と外出を促し、感染爆発を招いたブラジル大統領(死者2万人)。「消毒剤を注射する」ことを勧めて医療関係者から猛反発を受けた米大統領(死者4万7千人)。外出を続け感染した英首相(死者3万6千人)。「アベノマスク」配付で「世界最悪」と言われる日本の首相(死者814人)。なぜ?
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なぜ「ロシアもウクライナも両方悪い」という議論が適切ではないのか。それは国際社会にもルールや規範があるから。ロシアの行動は、国連憲章2条4項の国際紛争解決のための武力行使を禁ずる国際法違反。ウクライナの行動は、同51条の個別的自衛権行使に基づくもの。国連総会も日本政府も、それに賛同。
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「ウクライナが降伏すべき」というコメントが他国と比べて日本で出てきやすい理由は、平和、独立、自由という価値のうちで、日本は戦争で平和を喪失した経験はあるが、独立や自由を失った歴史的記憶が(GHQの平和的な占領の短期間を除けば)ないからでは。多くの場合、独立や自由を失う悲劇は壮絶。
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とうとう英タイムズ紙でも報道。プーチン、重病で白血病とのこと。◾️thetimes.co.uk/article/putin-…
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戦争での破壊を防ぐためにウクライナが武器を置くべきだという議論や、そもそもNATO東方不拡大の約束を破った欧米が問題だと非難がなされることがあるが、重要な点を一つ忘れている。ウクライナが主権国家であり、侵略に抵抗するのも、NATO加盟を申請するという判断も、国民の意思、希望だということ。
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これはすごい数。プーチンの焦りも募るはず。地元ですよね。 twitter.com/kyivpost/statu…
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戦後の平和教育は、侵略戦争はいけない、という規範を浸透させることが重要な目的だったはず。なのに、ロシアがウクライナへの侵略戦争を行った際に、「悪いのはロシアだけではない」と言うならば、同様に戦前も日本だけが悪かったわけではなく、圧力をかけた米国も悪かったと歴史教育を修正すべき。
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ロシア軍が殺戮している多くは妊婦や子供など罪のない一般市民。他方でウクライナ軍は、自国の国土を蹂躙して、市民を殺戮するロシアの侵略軍を撃退している。この違いを見分けられない人は、人間としての重要な感性の何かが欠けているか、ウクライナ戦争について無知か、そのどちらかでは。
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たまたまTLを眺めていたら、偶然、病院を慰問するゼレンスキー大統領の画像と、戦争がうまくいかず情報部門で内部粛清をしたとするプーチン大統領に関する報道が並んで流れてきた。これを見たとき、ウクライナが勝利すると感じた。国民の生命を大切にする大統領と、恐怖で国民の心を支配する大統領。
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事前には、戦争の方々に加担することになるのでゼレンスキー大統領の国会演説を認めるべきではない、という批判が強くありました。結果として終わってみれば、むしろ戦争終結のため、あるいは戦争終結後の復興のために日本の力を貸してほしいという、平和と復興のための日本の役割を期待する演説。
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ちなみにロシア軍が撤退した後のブチャで虐殺の惨状が明るみなったように、ドイツ軍が撤退した後のアウシュビッツなどでの惨状が明るみに。だがその前の時期には、ドイツが悪くはない、英仏に戦争の原因だという議論もありました(ヴェルサイユ体制批判論含む)。今回の戦争とも似ています。
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仮にこのままロシア軍優勢で戦争が継続し、欧米が軍事介入せずに実質的にウクライナが制圧されていった場合に、これから国際社会はプーチン政権のロシアとどのように「共存」可能なのだろう。不可能であれば、中長期的に国際社会はどうなるのだろう。考えるだけで、陰鬱になる。
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ウクライナにネオナチがいるとかゼレンスキー大統領に問題があるとか、そういったプーチンや反米親露のメディアや知識人の主張に耳を傾ける前に(基本的に武力行使禁止の免責条項にはならない)、まずは国際法上違法性の高いロシアの武力攻撃が、どういう論理で合法性の担保が可能か考えるべきでは。
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ロシアが今日、ウクライナに対する侵略行為を停止すれば、その瞬間にウクライナ国民は、もはや戦争を継続する必要性はありません。戦争を終わらせたいのであれば、今すぐロシアが侵略を停止すればよい。ロシア軍は、ウクライナの主権的領土の中で戦闘を行なっている。それだけです。
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「ウクライナが全面降伏しなければ、停戦交渉などあり得ない」(ラブロフ外相)という言葉の通り、ロシアは「全面降伏」を停戦交渉の前提にしてきた。ウクライナに「停戦交渉」せよということは「降伏せよ」と同義。その前提条件をなくすため、生存と独立のための戦いをしている。
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ロシア軍の戦闘能力が高くなく、また多くの戦車が放置されてロシア兵士が逃亡している理由としての興味深い説明。3割は徴兵で、給与は月25ドル。4ヶ月の基礎訓練のみ。輸送任務が想定されていたと思っていたところ、突然軍事演習の指示からの、戦闘開始。これが正しければ、士気が低いのは当然か。 twitter.com/jaylyall_red5/…
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れいわ新撰組「今回の惨事を生み出したのはロシアの暴走、という一点張りではなく、米欧主要国がソ連邦崩壊時の約束であるNATO東方拡大せず、を反故にしてきたことなどに目を向け」。政党助成金をもらう責任ある日本の政党が、ロシアのプロパガンダを鵜呑みにするとは。「約束」が存在しないのは常識。
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誤解を恐れず述べると、ロシアは偉大な大国だと思う。そして、いつも訪問者の私にも親切にしてくれる優しい人ばかりだ。そのロシアが今回の侵略戦争により、かつての日本がそうであったように、これから半世紀を超えて隣国に謝罪を続けねばならなくなり、国際的信頼を失うのは残念だ。
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このロシア軍の蛮行という現実を見て、米国がすべての原因だという言説や、ロシアの善意に期待して交渉すべきだという言説や、すべてがウクライナの「ネオナチ」の仕業だという言説が、さすがに色褪せて見えるのでは。戦争はどちらも悪い、という言説も。良識がある人には。
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国際法を無視した侵略的な武力攻撃、さらには無差別な一般市民の殺戮は悪であるが、そのような侵略から国民の生命を守るために自衛的措置をとる行動は、合法であり正当な行動であるということを理解してほしい。だからウクライナの行動が国際的に支持され、国際社会から支援されている。
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皆さん、戦争がどうやったら終わるのか?ということを繰り返し質問なさっていますが、基本的に国際政治学の基礎として(最近は「外交史家」と自称しますが)、主権国家体系、つまり国家の上位に超国家的な存在は(EU以外)ないので、戦争を始めるのも、止めるのも交戦国自らのみしかできません。
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あらゆる戦争が悪であると述べることは、正しいようでありながらも、20世紀の国際法と国際的規範の歩みを全否定すること。道徳的な高みになって、「あらゆる戦争は悪であってどちらが正しいというわけではない」と論じることは、20世紀の平和への努力を蹂躙すること。
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結局1960年代と70年代の学生闘争の世代の方々が形成した思考枠組み、①米国は好戦的、②日本の保守政権は米国に追従、③社会主義の中国やソ連の(ロシア)人民と連帯すべき、という思考が現在に至るまでマインドコントロールのように再生産されて、多くの人がその思考でウクライナ戦争を見てるのでは。
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NATO東方拡大をしないという「約束」があったことについて、それが存在しないのは常識で、ウクライナ侵略に用いたプロパガンダと書きました。詳しくはこちらをお読み下さい。ロシア語での資料、情報にも触れて、詳細に説明が書かれておりますので。「jfir.or.jp/studygroup_art…
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これらの前提を知らずしてか、無視してか、「ロシアもウクライナも、戦争をしているのはどちらも悪いのであって、片方を支持するべきではない」というのは、国際的には全く共感されず、単なる国際法の無知とされてしまう。