Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(新しい順)

このようなファクトチェックは、ジャーナリストとしての模範ですね。元記事は、十分な客観的なデータや情報に依拠するよりも、自らの政治的な立場や正義感の感情を優先させてしまったように受け止められても、やむを得ないのでしょう。 twitter.com/fujiwara_g1/st…
現在、ロシア政府あるいは政府系メディアからプリゴジンの乱の収束に関連してさまざまな発信がされていますが、これまでの過去1年4ヶ月のロシア政府の情報発信の信憑性を考慮すれば、それをそのまま鵜呑みにすることが危険であることは自明な気がします。何が起きているか分からない、というのが現実。
「プリゴジン氏の反乱の結末は複数のシナリオが考えられるが、既に明らかなことは3つある。ロシアのエリート層が分裂していること、プーチン氏が絶対的存在としてのオーラを失ったこと、軍事的な内紛がロシアで進行中だということだという。」ブルームズバーグ bloomberg.co.jp/news/articles/…
きっとプリゴジンの乱を処罰できなかったプーチンは、このようなデモも処罰できないと捉えて、人々が反乱軍に喝采を示しているのかも。プーチンにとって喜ぶべき展開ではない。 twitter.com/visegrad24/sta…
ともあれ二・二六事件は反乱軍を鎮圧、処罰し、プリゴジンの乱ではそれができなかった。今後の体制維持はプーチンにとって容易ではないはず。力に常に依存してきたプーチンは、皮肉も力の誇示を前に弱かった。
そもそも、「戦争」と言ったりそれを批判したら国家反逆罪として捕まり、2万5千人の民間軍事会社の兵力で政府を転覆させ、モスクワに侵攻してようと政府軍と戦っていたワグナーが国家反逆罪にならないなら、プーチンはどうやって「法」の実効性を示すのだろう。
結果として、元々の想定通り戦争は長引きそうですし、プリゴジンの乱も実質的に失敗に。ただ、プーチンの統治が弱まったであろことと、軍内部の亀裂がより大きな不安材料担っているだろうこと。あとはどの報道が正しくて、何が起きているのかよく分からない。 twitter.com/yuichi_hosoya/…
1991年のゴルバチョフへのクーデタを参照して、その後4ヶ月でソ連崩壊に至ったというアイヴォ・ダールダー氏のツイート。いずれも、最高指導者の権威を深刻に損なう結果に。 twitter.com/ivohdaalder/st…
結果として、プーチンはプリゴジンに厳しい処罰をせず、自らの弱い指導者としての姿を示す結果に。ますます国内統治は混乱を見せるのでは。ワグナーの乱にロシア政府はほとんど効果的な対処ができない姿を示してしまった。 twitter.com/mcfaul/status/…
付け加えると、プリゴジンはこれまで、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長による戦争指導が手ぬるく、総動員を実施したり、各しようも考慮すべきことを主張してきました。彼が権力を掌握するシナリオは、プーチン体制よりも最悪になる可能性もあります。何が好ましいシナリオか、あまりにも不透明。
ちなみに私は、ウクライナ戦争が長い戦争になると考えていましたし、今回のプリゴジンの乱もプーチンによって粛清されると思っていました。現在何が分かっているか、また何が事実か、認定ができません。分かっていることは、ロシア国内が混乱しているということと、戦争継続がより困難になったこと。
ロシアの強さと正しさを頑固に主張して、ウクライナの降伏を繰り返し要求していた方々は、どのような心境で現状を観察しているのだろう。「事実は小説より奇なり」という現実。まだ何が起こっているのか分かりませんが、現実政治の展望は本当に難しい。
ベラルーシでは、自国を「解放」する部隊が動き始めた模様。歴史の歯車が動き始めた。 twitter.com/anneapplebaum/…
歴史家ティモシー・スナイダー教授。プーチンはモスクワを離れたという報道。これは、ナチスの侵攻を受けたスターリンが、1941年に行わなかったこと。歴史家ならではのアナロジーであり、重い指摘。もちろん事実は分からない状況。 twitter.com/timothydsnyder…
「「モスクワの戦い」が今夜にも始まろうとしている。」 twitter.com/visegrad24/sta…
そしてどのような情勢となっても、おそらく我々が望む状況になる可能性は高くないことと、しかしながらいずれ国内の安定化を優先して停戦を認めざるを得なくなるであろうこと。これらは全て不確かな推察に過ぎません。
あまりにもわからないことだらけですが、明らかなことは1年前よりもロシア政府は国内の治安を抑える能力が大幅に減退しているであろうことと、多くのロシア国民が戦争を支持していても、プーチン個人の権威や権力を守るための戦争に動員されて長引く戦争で戦場に送られることに嫌気がさしていること。
あまりにも早い展開に、めまいがしています。いったい何が起きているのか。今後一週間で、世界が変わるのかも。 twitter.com/WatanabeKansha…
ロシア政府による不毛な戦争に不満や怒りを感じる、このまま激しい戦闘で戦場で死んでいく可能性を考えた時に、このような動きに呼応する勢力も一定程度いるということなのかも。 twitter.com/kunisuenorito/…
このような状況で、ある情報を事実と断定するのが間違いであるのと同様に、ある情報をデマと断定するのも危うい。カホフカ水力発電所の決壊時も、当初ロシアの攻撃の可能性が言及された際に、それを「デマ」の罵るツイートが散見。あまりにも情勢が流動的であり、ひとつひとつの情報の確定は困難。
なんだかすごいことが起きている模様。もはやこの状況では、何が真実で、何がそうでないのか、正確に峻別するのは困難ですが。 twitter.com/AurelijusZykas…
そして、アメリカの政策を批判することと、ロシアの政策を擁護、免責することを、分けて考えるべき。アメリカの政策の問題の指摘は、ロシアの侵略の免責の事由にはなりません。これはこの一年間、言い続けたことです。反米イデオロギーの勢いで、ロシアの違法な侵略を擁護するべきでない。
その帰結が現在の混乱です。米ロのどちらが悪かったのか、非難をしあっても仕方ない。なぜなら双方の政策に深刻な問題があったから。だけれども、どちらがより大きな問題かを言うなら、現在侵略をしているロシア。というのも、いかなる口実もこれほどまでの人道的な悲劇と秩序の破壊を正当化し得ない。
冷戦が終わって30年。ロシアが悪かったのか、アメリカが悪かったのかが、さまざまに論じられていますが、私の見解は次のようなものです。ロシアの政策に問題があったが、アメリカの対ロ政策にも問題があった。冷戦期は米ソが共同で核戦争に至らぬ努力をした。冷戦後は米ロが共同で秩序を壊した。