Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(いいね順)

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強い言葉で、あたかも相手国に強い「条件」を突きつけたパフォーマンスを示すことは、実際に責任ある政府の立場になったときに方針を撤回することで国民の信頼をうしなることを想定すれば、よりいっそう立憲民主党が外交を担う準備ができていないという不信感に帰結すると考えます。
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今日のブレア元首相の演説では、多くの人たちが政治を論じる際に、writing anger, not answerと述べて、怒りに満ちた言葉ばかりを吐いて、現代の困難な問題への「解答」を論じようとしないことを批判していました。私もそれに首肯します。怒りは吐けば吐くほど、精神に余裕がなくなる。 twitter.com/iwatekenmin01/…
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重要なご指摘。「ロシアは絶対悪」というのではなく、一世紀以上、育んできた国際規範を無視して、隣国を軍事侵攻をしてブチャのような虐殺を行うその「行為」が問題にされているというのが、本質だと考えます。それに対するウクライナの「行為」は、国連憲章で加盟国に保証される正当な自衛権の行使。 twitter.com/OKB1917/status…
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繰り返しますが、外国首脳の演説内容の事前の確認と、それに対する受け入れ国の要望の伝達は、当然なこと。それと、受け入れ国がその国の国内事情に合わせて「首脳会談・共同声明」のような演説の可否や内容への「絶対条件」を突きつけることは大きな違いがあります。私が問題にしているのは後者です。
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ここ最近、急激にSNSでのデマの拡散が増え始めました。それについての注意を喚起する有益な記事です。どうぞ皆さんも、ご注意下さいませ。■SNSで親ロシア誘導 陰謀論と結びつけ拡散 sankei.com/article/202204… @Sankei_newsより
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相手を憎むことからは、何ら生産的な進歩は生まれません。戦前の日本は「鬼畜米英」を憎むことに専念し、それを客観的に分析し、その強みを学ぶ努力を怠り、敗北しました。戦後の日本はむしろ、アメリカの強さから学び、それを盗み、そして成長した。これは現在の中国への姿勢にも通じます。
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NATO拡大が、プーチンのウクライナ侵略戦争の原因になったわけではないという、オクスフォード大学の歴史家、ティモシー・ガートン・アッシュ教授。信頼できる歴史家で、おおよそこれについては見解のゆるやかな一致が見られると言えそうです。 twitter.com/fromtga/status…
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ロシアの政府機関が発信する情報は信頼度が低いので、むしろ民主主義諸国の国内の真摯な自己批判のツイートなどが、大量にロシアの政府機関によるリツイートでSNS拡散し、悪いのは米国だ、NATOだという発信が量的にも多くなる。それを何気なく見る人たちが、米国批判とウクライナ批判に傾斜する。
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全く東野さんのおっしゃる通りだと思います。ウクライナで罪のない一般市民が残酷な侵略の犠牲になっていることに同情することが、なぜそれほどまで批判をされなければならないのか理解に苦しみます。弱者の立場に共感し寄り添うことは、リベラルな政治的な信条の重要な基礎だと思っていたのですが…。 twitter.com/atsukohigashin…
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ロシアのラブロフ外相が出席し、G7議長国の日本が国会日程で離れられずに欠席。岸田総理は今年は「歴史の転換点」と述べ、日本が主導的役割を担うと言いましたが、内実のない国会答弁待機のため重要な国際会議に欠席するのはどうにかならないのでしょうか。グローバルサウス軽視と見られます。 twitter.com/reutersjapan/s…
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@AtsukoHigashino おっしゃる通りですね。むしろ普段人権やジェンダー、戦場での性暴力などを大きな声で語っている方々が、「戦争のときに静か」になる方が奇妙ですよね。これだけ広範囲な人権の蹂躙、女性への性暴力が行われているのにも拘らず、声をあげないというのは不思議です。民主主義の重要性もどこに。
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日本もかつて、第二次世界大戦で道を誤り、国際社会を敵に回し、国土が廃墟となった。国際社会を敵に回したロシアと、国土が廃墟になりつつある(なってほしくない)ウクライナと、その両国が戦後に国際社会に復帰し、国土を復興する上では、是非とも日本には主導的な役割を担ってほしい。担えるはず。
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ロシア軍が戦闘を止めれば平和になるが、ウクライナ軍が戦闘を止めればそれは「平和」ではなく、無抵抗な市民への殺戮と、その後のロシア軍によるキエフ占領、ゼレンスキー大統領ら政府指導部と軍幹部の処刑、そしてウクライナの東西分割と東部のロシア支配になる。ロシア軍の撤兵なしには平和はない。
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まさにこれです。「反戦」や「平和主義」をかがげる方々が、1950年に北朝鮮の戦争、1969年の中ソ紛争、1979年のソ連のアフガニスタン侵攻もアメリカ批判とセットで言及して頂ければ、もう少し共感が増えると思うのですが、中露と北朝鮮の戦争は批判しない。しかも全部核保有国。反核はどこに? twitter.com/momoakane2/sta…
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ロシアが国際法を無視して侵略した以上、ウクライナが求めているのが「正義に基づく和平」であり、ロシアが求めているのが侵略と占領を軍事力によって強制する「正義に基づかない和平」です。二つの「和平」の実現の仕方をめぐる対立。
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重要な指摘。ロシアの侵攻がなければ安定的にウクライナがダムを管理していたはず。他国の領土やインフラを支配しながら、兵力不足から十分にそれら管理ができていない帰結。これもまた、ロシア侵攻がもたらした悲劇。▪️「ロシアの侵攻による壊滅的な結果だ」国連事務総長  newsdig.tbs.co.jp/articles/-/529…
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僭越ながらも、ちょっとした思い出について、文章を綴りました。■最長政権を記録した安倍晋三元総理とのささやかな思い出|細谷雄一|国際政治学者 @Yuichi_Hosoya #日経COMEMO comemo.nikkei.com/n/necf59294cf93
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保守である自民党がさまざまな「改革」(郵政民営化や安保法制)を敢行して、革新であるはずの立憲民主党が「護憲」を旗印に「コンスティチューション」(国家構造)を「変えない」ことを最大の看板に「保守」的という矛盾。グローバル化とデジタル化が進む中、若年層の支持が離れていくのは必然。 twitter.com/OishiItaru/sta…
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日本ではあまり知られていない「影響力工作」。直接それを扱った数少ない日本語での著作を書いた飯塚さんと、早くからプーチン体制の危険性を論じていた黒井さんを招いた回。必見です。▪️飯塚恵子×細谷雄一×黒井文太郎「“誘導工作”の実態」 #国際政治ch 80 youtu.be/5AAwnuua6_g @YouTubeより
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すでに鶴岡さんも論じておられその通りだが、日本の首相の外国での演説内容が外国政府から指示され制約されることが考えられるだろうか。外交儀礼としてあってはならない失礼の極み。または国家主権を理解していない。
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終戦時にソ連は北海道をソ連領とすることを要求し、トルーマン大統領も一時はそれを容認する可能性も視野に入れたが、米国内の対ソ強硬派が反対。そうでなければ、今頃は北海道内でもロシア国旗のもと、ロシア語で教育が。「樺太」や北方領土内と同様に。これが降伏と平和の真の姿。 twitter.com/kenji_minemura…
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結論。なので私は、情緒的及び感覚的に「戦争はどちらも悪い」と論じることは適切ではないと考えている。また、テレビなどのメディアに携わる方、発信する方も、そのような国際法上の武力行使の合法性をぜひ理解した上で主張してほしいと思う。言論の自由のある日本では多様な主張が可能だが。
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@hashimoto_lo 橋下先生は弁護士としてもタレントとしてほかの方にはない魅力と能力をお持ちだとおもいますが、今実際にウクライナで人命が失われています。日本にできることは非侵略国のウクライナに説教することではなく、民主国家としての彼ら彼女らの抗戦の意志を尊重し、その上で可能な支援をすることでは。
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「マリウポリ」はきっと90年代のスレブニッツァとして、一般市民殺戮の地として記憶されるのだろうと思います。人間の野心、傲慢、過誤、憎しみから、古代から続いてきた戦争を人類がなくすことができない悲劇的な現実です。 twitter.com/ReutersJapan/s…
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ですので、私が安倍首相と最も立場が異なるのは、民主党政権の実績を比較的肯定的に評価していることです。政権交代でないと、やはり政治を変えられないことも多くあります。他方で、民主党政権は党内分裂と、ガバナンス能力の低さから自滅した。その政党と政権ガバナンス能力こそ自民党から学ぶべき。