Yuichi Hosoya 細谷雄一(@Yuichi_Hosoya)さんの人気ツイート(いいね順)

「国際政治チャンネル」で流れるコメントの質の高さと、Twitterで流れている陰謀論や、フェイクニュース、ロシアの影響工作に浸かったコメントのあまりの多さを比較して、あらためて最高の専門家を招いて一般の視聴者向けにトークをする「国際政治チャンネル」をスタートさせて良かったと深く安堵。
「読んで無いがこの発言をしている奴も悪だしこの記事も悪だよ」とはすごい。激しい批判をなさる多くの方が文章を読まずともその内容を把握できる特殊な能力をお持ちのようなので、できれば批判の前にどうやったらそのような能力が身につくか皆にご教示頂きたい。読むべき資料や本が山積してるので。
本当にひどい惨状です。無抵抗な市民にも攻撃するとは。テレビなどで、「戦争はどちらも悪い」と語っておられる方は、第二次世界大戦でナチス・ドイツにオランダが侵略されたことについて、「あれは戦争でどちらも悪い」と子供に教えるのでしょうか。そのように歴史を教えるべきではないと思いますが。 twitter.com/fukuda326/stat…
ウクライナに早期降伏を勧めた方々は、ロシア占領後に何が起こるのかをもっと現実的に想像してほしい。この程度では到底すまないです。自国民の生命を守るために、抵抗せねばならないこともあります。 twitter.com/fukuda326/stat…
つまりは今回の対立を、ロシア対ウクライナという単純な二国間の対立としてみるのではなく、大国が周辺の小国を支配する権利があるという大国主義的勢力圏的発想で見るのか、中小国も自らの意思を表明し、実現する権利があるというリベラルな国際秩序の発想で見るかの対立で見るべき。私は後者の立場。
ウクライナ軍はロシア国内で、ロシア女性をレイプしたり、病院を爆撃したりしていません。社会においてあらゆる善悪の観念を取り払い、相対主義に陥るのは恐ろしいこと。なぜその前に、弱者や犠牲者の悲しみの声に寄り添う愛情や優しさを示せないのだろうか。悲しい。
なんと、ニューヨーク市議会の中で、日本の「三密」を英訳して、アメリカ国内で取り入れようという動きがあるという、興味深いニュース記事。海外のメディアで、日本のコロナ対策についての評価が変わりつつあるという報道です。
歪んだかたちでの「平和教育」の結果、テレビでも活躍しているロシア軍事戦略専門家の小泉悠さんや、優れた分析をする防研研究者の専門家の方々が、日本のそれぞれの分野の学会では必ずしも高い地位を得られないような構図になっていることは、おそらく視聴者の多くは理解していないと思う。
国際政治の歴史を学ぶことは、人間のありとあらゆる醜さ、残酷さ、過酷さを知ることであり、にもかかわらずそれらを乗り越えて平和を実現してきた尊い努力の蓄積を学ぶことである。それらの膨大な外交交渉の歴史、そして和平交渉の歴史から学ぶことは山ほどある。今こそ日本で国際政治史が学ばれる時。
攻撃的、批判的なトーンを抑えて、日本の国内の多様な声に配慮をする演説内容であるとともに、役者として傑出したパフォーマンス能力を感じさせる演説でした。「俳優」(ゼ)対「諜報部員」(プ)の戦争。人々のhearts and mindsを掴む戦いとしては、もうすでに勝敗が決してます。あとはどう終わるか。
とうとう中国でも、政府系メディアでも大々的に、ウクライナでロシア軍兵士が殺戮をしているという報道をし始めている様子。少しずつ、中国もロシアから距離を取り始めた証拠か。 twitter.com/tomtugendhat/s…
池内さんのおっしゃる通り。テロリズム研究では、テロリストの犯行の背景を理解しようという姿勢自体が、テロリストの目的達成を幇助するということが一般的理解。テロリズムを論じたいのであれば、「識者」の方々は、テロリズム研究の信頼できる文献を読むことも重要。例えば amzn.asia/d/1LXi5R3 twitter.com/chutoislam/sta…
ロシアは現在ウクライナで残酷で不要な殺戮をしております。過去にアメリカはベトナムやイラクで不毛に人命を奪う行いをし、日本も第二次世界大戦時に同様の行いをしました。無抵抗な市民の生命を奪う行為はなくなってほしい。どの国を擁護して、どの国を批判するということではなく。それだけ。
ほんと酷いな。嫉妬とエゴで若手研究者の才能と努力を踏み潰そうとするのは。かつてチヤホヤされた日々が恋しいのかも。そして一部に存在していたかつての名誉や威厳も失うことになるのに。池田先生は堂々として格好いいな。◾️m-dojo.hatenadiary.com/entry/2022/05/…
大学院の指導では使用する資料がどの程度信頼できるのか、構築した論理構成がどの程度整合的で説得的か、一面的なリソースに偏っていないかなどを訓練するので、今回いとも簡単にプロパガンダやフェイクニュース、陰謀論に踊らされる人が多いかという現実に接し、大学院教育の意義を再認識しました。
それ以上に深刻なことは、おそらくはこれまでの中ロ関係の地位が逆転するかもしれないことだ。国力はすでに中国が上回っているとはいえ、つねに中国はロシアに配慮をしてきた。だが現在の戦争で既にロシアは大量の重要な戦力を喪失している。その回復は困難で、経済的にもより中国に従属するであろう。
物事を見るときには、公平でなければならない。私は現在のロシアも、戦前の日本も、一方的に「悪」であったとは思わず、それなりに軍事行動へと進む口実があったと理解します。それでも、そのどちらの侵略戦争も、批判されるべきだと考えます。侵略国と、侵略された国は、責任の重さが違う。
「じゃあどうしたらいいんですか?」という問いに対しては、戦争当事国が非人道的な戦争行動を行わないように、そして早期に停戦へ向かうように圧力をかけるしかない。戦争が終わるのは、ウクライナ軍が非武装化した時ではない。ウクライナという主権国家の国土から、ロシア軍が撤退したときです。
なぜ「NATO東方不拡大の約束を破った」(存在せず)ことを批判する方々は、1994年ブダペスト覚書でウクライナの国境を守ることの「約束」(明文化されている)をロシアが破ったことを批判しないのか、ちょっと不思議です。プーチンは、このことは不都合なので、侵攻時いっさい言及しませんでした。 twitter.com/Yuichi_Hosoya/…
第二次世界大戦後のロシア兵によるドイツ占領でのレイプや略奪は有名な話で、同じことが繰り返されたのか。もっと日本はこのような性暴力にも敏感になる必要があるのでは。◾️CNN.co.jp : ロシア軍から解放の女性捕虜、「拷問を受けていた」 ウクライナ当局者 cnn.co.jp/world/35185918…
全く賛同。戦前の民主主義が崩壊した一因も、政治指導者を悪と捉えて、それを暗殺した人への共感を寄せたところから始まった。これを企画して支援する人たちは、それをそそのかすことで、無意識のうちに民主主義の最も根幹となる部分を腐食させていることがわかっているのだろうか。 twitter.com/hosono_54/stat…
かなり長い返答となりましたので(約2000字!)、読みにくいと思いまして、こちらにまとめました。■ウクライナ戦争における「宥和政策」の効用をめぐる橋下徹氏へのリプライ|細谷雄一|国際政治学者 @Yuichi_Hosoya #note note.com/yuichihosoya/n…
こちらの記事、広く読まれている好感のある良記事ですが、小泉さんの魅力に加えて、それを引き出す宮地ゆう記者の力量も評価されるべき。彼女は朝日新聞でも突出した高い能力を持つ記者です。【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職 globe.asahi.com/article/146970…
侵略戦争をすることは必ずしも悪いことと断定するべきではない? 自衛戦争を続けることは犠牲を伴うのでやめるべき? いつから日本ではこのように教育するようになったのですか?
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ロンドン大学キングスカレッジでWar Studiesの学部を創設した一人であるリデル=ハートは、健康になるためには健康を学ぶのではなく病気の原因を学べばならないように、平和を求めるのであれば平和についてではなく戦争の原因を学ばなければならないと述べたと言われます。