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陽キャの人間の最大の特徴は「世界に対する信頼感が強い」ことなんだよな。陰キャと違って人間に対する「自分は嫌われる」という恐怖や罪悪感がないから、積極的に他者に関わりにいけるし受け入れられる。1方で陰キャは高い社交性を持つ個体であれ「怯え」により、他者に対しては常に1線引くというな。
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ADHD人間、往々にして締切ギリギリに過集中等で1気にタスクを終わらせられる事が多いんだけど、その時の凄まじいドーパミンと成功体験で条件付けが成立してしまいがちなんだよな。結果、先延ばし癖が悪化して平時はタスクに全く着手出来ない「ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ」になりがちというな。
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陰キャの人間の中には「人間から嫌われるのが怖過ぎて8方美人仕草を身に着けた」タイプがいて、この手の人間は1見明るく社交的だけど、会話の度に物凄いエネルギー消費してるし、回復には1人の時間が必要なのに付き合いは断れないしで、実は下手なコミュ障の陰キャより病みやすかったりするというな。
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人間が苦難を乗り越えるのに必要なのは「辛い/苦しい経験」ではなく「楽しい経験」なんだよな。人間は「これを乗り切れば明るい明日になる」と思えるからこそ踏ん張れるのであり、辛みばかりな人生だと逆に「頑張っても次の苦しみが待ってるだけ」と苦難に屈する方がアドになって色々脆くなるというな
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「親ガチャ」という言葉を巡って賛否が起きるのは、人間は基本的に恵まれた個体は「自分の恵みは努力の賜物である」と言いたがるし、不遇な個体は「自分の不遇は生まれつきである」と言いたがるから仕方ないわけだけど、良い悪いも各種統計は「学歴と所得は相関する」的な現実を浮彫にしてるというな。
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たまによく「社会に文句言うより社会の中で自分に出来る事を探れ!」的な言説がバズるけど、それは典型的な詭弁なんだよな。何故なら「現状に文句言う」と「その中で自分が出来る事をやる」は2者択1ではなく、両立可能だから。社会の中で精1杯生きる事と疑問を呈することは決して矛盾しないというな。
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「自分は親ガチャや実家の太さ云々ではなく努力したから成功した」という人間は、往々にして「努力出来るそれ自体が恵まれてる証」というのを見落としてるんだよな。不遇な環境だと人間は「今をどう凌ぐか?」的なストレスで頭がイッパイになり、何かを積上げるという発想自体を奪われてしまうというな
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ADHDの家事ライフハックは大まかに「動ける時を逃さない」と「決断や手間の工数を減らす」に集約される。前者なら例えば「食器を片付けられない場合は調理中に片付けておく」、後者なら「洗濯は服をハンガーにかけたまま収納する」等のメソッドがあって、いずれも意思の力に頼らない事がコツというな。
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コミュ障には「心の扉が重い」タイプと「心の隠し扉が重いタイプ」がいて、前者は最初こそ人見知りだけど会う度に打ち解けて話せるようになるんだよな。1方後者は最初こそ打ち解けてるように見えるけど隠し扉は強固に閉ざしてるので、いくら会っても全く距離が縮まらず、そのうち気不味くなるというな
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発達障害人間のQOLを保つ方法は如何に「やった方がいいのは分かるけど面倒だからいいや」に抵抗するか?で、この思考に陥ると生存可能ラインギリギリまで生活が荒んでいくんだよな。それでも若い内は大丈夫だけど歳を経て異常が出始める頃には…努力は人間を裏切るが不摂生は決して裏切らないというな
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発達障害人間の面倒/嫌なタスクの着手tips
・「面倒」と思い始めた瞬間に着手して打ち消す
・「5分やるだけ」と着手の心理的ハードルを下げる
・身体を思いっ切り動かして衝動性発散&ドーパミンを出す
・何か別のタスクをやってる時=動ける時にそのまま本命タスクに移行する
・Twitterを閉じる
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社会不適合人間の人生、正直逆転どころか人並みになることすら厳しいし、普通人間の努力が「投資」とすれば社会不適合人間のそれは「借金返済」なわけでモチベが湧くわけもない。しかし何もしないと状況は更に悪化するわけで、常に付き纏う絶望と如何に上手く付き合うか?がQOL改善の鍵になるというな
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「人間は努力次第で何にだってなれる!」は格差が小さい頃は希望だったが、格差が拡大するにつれて「貴方が不遇なのは努力不足だからだ!」という呪いに変わっていき、研究によって遺伝&実家の所得が人生に与える影響のデカさが明るみになった結果、「親ガチャ」という言葉が誕生してしまったというな
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☓努力は必ず報われる。従って報われない人間は努力不足
△努力出来ること自体が恵まれてる証であり、不遇な人間は常に限界ギリギリなので現状維持で手1杯。努力する余裕もないしストレスで認知能力も落ちてしまう
○成功した努力だけが努力と認められ、失敗した努力は自己責任として切り捨てられる
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人生が運に左右されやすい事が1番分かやすいのが「就職活動」で、同じような学歴・能力・容姿・コミュ力の人間であれ、その年の景気次第で就活難易度がガラッと変わってしまうんだよな。人間、良い悪いは別に本人ではどうにもならないところで人生が決められてしまう事も決して珍しくはないというな。
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ADHDがコミュ障になりやすい理由の1つに「マルチタスクが苦手」というのがあるんだよな。会話は周囲を見る・話を聞く・何か言うのマルチタスクであり、ADHD人間は「周囲や話の内容を気にし過ぎて何も言えなくなる」「話すことに集中し過ぎて止まらなくなる」等の事故を引き起こしてしまいがちというな
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ADHDの「衝動性の強さ」とASDの「拘り・完璧主義」が悪魔合体すると、悪気はないしむしろ人1倍相手に気を遣ってるけど、それでも会話で何かを思いついてしまうと文脈ぶった切るタイミングでも口に出してしまうし、それを全部話さなくては気がすまなくなる地獄が誕生するというな
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社会不適合人間の生き辛さには色々原因があるんだけど、1番は「良くなる見込みや実感がない」事だと思うんだよな。過去の様々な経験により「どうせ全て駄目になる」的な諦観に支配されているので、何もヤル気になれず、やっても充実感や達成感はなく、ただただ疲労だけが蓄積されていくだけというな。
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発達障害人間は「ミスをしないこと」「完璧にやる方法」を志向しがちだけど、1番必要なのは「力の抜き方」なんだよな。これを身に着けないと常に緊張に苛まされて何気ない言動でも神経を摩耗し、如何に能力あっても疲労や焦燥から失敗が多くなり始め、そのまま回復出来ずに色々詰んでしまうというな。
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陰キャがコミュ障になる1番の原因が、過去の虐めや抑圧による「怯え癖」なんだよな。人間に対する潜在的恐怖から、人前に出ると心身が強張りコミュ障になってしまう。それ故に陰キャでも気のおけない友人や信頼出来る人間相手とは、コミュ障発動することなく楽しく話せることも珍しくはないというな。
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「努力次第で人間は如何なる環境でも幸せになれる」というのは、裏を返せば「不幸な人間は努力をしていない」ということになるので、努力論者ほど不遇な人間に冷酷になるし、他者の努力に対しても「報われてない貴方は努力が足りない。何故なら報われてないからだ」と否定的になる構造があるというな。
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自己肯定感低いと人間と同じ空間にいるだけで罪悪感を覚えてしまうので、「人を誘う」という行為が物凄くハードル高くなってしまうんだよな。誘おうと思っても延々「迷惑かな?」と考えてしまうし、そもそも話しかけること自体に「相手の時間や注意を奪ってしまう」的な加害意識が湧いてしまうというな
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今の若者は自己責任論を受け入れてるというより「自分が困窮しても救われるとは思えない」的な諦観を抱えてるように思えるんだよな。自分が転んだり過ったりしても誰かに手を差し伸べて貰えると思えないからこそ、他者を救わないし、周囲にも救いを求めない。冷酷というより無関心が根底にあるというな
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自己肯定感の低いメンヘラにとって「援助希求」はとても大切なんだけど、助けを求めるには「他者は助けてくれるし自分はその価値がある」と自他に対する信頼感が必要なんだよな。それ故に他者から迫害/無視されてきた人間にとって助けを求める事は、殆ど崖から手を離す事と同義になってしまうというな
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他者に「虐められてる」と言えない人間は、往々にして砕けそうな心を「自分は虐められてない」という誇りでギリギリ繋ぎ止めてたりするんだよな。それ故に上手く援助希求出来ない人間に対して「なんで言わなかったの?」と詰める事は、その人間の心を砕く最後の1押しになり得るので注意が必要というな