1151
「嫌な事を嫌と言えない人間」は、臆病とか弱気とかじゃなくて「嫌な事を我慢するより人間関係の調整や軋轢の方が面倒で嫌だ」というケースもあり、この手の人間は許容量を超えると「もう何もかもが面倒だから人間関係自体を全て終わらせるしかない!」という方向に爆走するので注意が必要というな。
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社会不適合人間には「気を遣われたいけど気を遣われると病む」というジレンマがあって、気を遣われっぱなしだと嫌でも「自分が負担になってる」事を実感し多大な引け目を覚えてしまうんだよな。それ故にメンヘラは自分を粗末にする相手/環境に「大切にされなくて安心する」と向かいがちになるというな
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自己肯定感を上げる簡単な方法が「感謝」で、実は人間は「感謝されること」だけでなく「感謝すること」によってもドーパミンが分泌され報酬系が刺激される事が明らかになっているんだよな。何より他人に感謝=他人を肯定出来るようになると、それと同じ要領を使い自分を認める事も出来てしまうというな
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助けを求められない人間は意地を張ってるとかじゃなく、「助けを求めても与えられない」事を学習してるだけなんだよな。その意味で「助けて!」と言える=助けて貰える事は1種の特権であり、それを自覚しないと「助けを求められず☓ぬ人間は無能自己責任」という地獄が生まれるというな
#僕さみしいねん
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助けを求められない人間、往々にして「これ以上他者に負担かけたり弱みを見せたら詰む」という綱渡り状態なので、如何に困った事があっても助けを求められない構造があるんだよな。結果、助けがなくても余裕はある人間ほど助けられ、助けが必要な人間ほど助けられないというジレンマが生まれるというな
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コミュ障の人間、自分があまり話せなかったり盛り上がらなかった時は「黙りこくって雰囲気を悪くしなかったかな?」と不安になるけど、上手く話せたり盛り上がったりしても「喋り過ぎ&上がり過ぎて他の人間は実は引いてないだろうか?」と不安になり、結局は脳内反省会が開催されるバグがあるというな
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コミュ障がコミュ障たる所以は「自分は嫌われる」という世界に対する怯え癖なんだよな。これがあるから「他者を不快にさせてはいけない」を意識し過ぎてギクシャクするわけであり、コミュ障の中にはイジメ等で世界に対する恐怖を埋め込まれるまでは、コミュ充陽キャだったケースもわりと多いというな。
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ADHDの「大きな報酬には敏感に反応するが小さな報酬には反応が鈍る」的な性質の1番分かりやすい例が清掃で、ADHD人間は空間の普段使いや後片付けはやっても変化が乏しいが故に色々雑いけど、いざ掃除な整理を始めたら「綺麗な空間」という大きな報酬を手に入れるぞ!と気合いが入り徹底するというな。
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ADHDの先延ばし癖対策tips
・「少しだけやる」と自分を騙して着手する
・身体をバタバタさせて心身を動くモードに切換える
・別のタスクをやりながらor終わった後に間髪入れず着手する
いずれも「作業興奮」が鍵で、とりあえず動きさえすればドーパミンが分泌され謎の重力が大分緩和されるというな
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「朝ご飯を食べる子は成績がいい」「ピアノを習ってる子は勉強出来る」的な言説、研究が進むにつれて「それらは単に実家の太さの基準であって行為自体は学力に関与しない」ことが明らかになったの、良い悪いは別にして学歴が事実上「生まれによる身分制度」として機能してる事を裏付けているというな。
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非モテの苦しみって「セックス出来ない」こと自体ではなく、「セックス出来るような関係性を得られない」ことなのでポルノや性風俗産業では解決不能なんだよな。非モテが求めてるのは「異性に深く受け入れられた」という成功体験であって、ポルノや性風俗産業で代替可能な性交体験ではないというな。
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「私立学校は公立に比べて治安が良くイジメが少ない」的な話は公正世界信念による神話で、実際は先進国調査では概ね「私立の方が虐め発生率が高い」傾向が確認されているんだよな。例えば英国では「私立生徒は公立より苛めに会う確率が15%は高い」事が確認されていたりする。
york.ac.uk/news-and-event…
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ADHDの「n時間後にやらなきゃいけないタスクがあると、その間は何も出来なくなる」現象って、実は「マルチタスクが苦手」で説明可能なんだよな。複数の事柄を意識して同時並行するのが苦手な故に「気にかけねばならない予定」があると、それを意識するだけで1杯1杯になり何も手に付かなくなるというな
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ADHDの「マルチタスクが苦手」と「衝動性が強く注意が極端」という性質が合わさると、締切が迫ってたりタスク遂行中であれ何かを思いついてしまうと、それに意識を持ってかれて他の事に集中出来なくなり、焦燥感や罪悪感に苛まされながら無為に時間だけが過ぎて予定が崩壊する地獄が生まれるというな。
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自己肯定感は「私は凄い!」と思うことではなく、「私は凄くないかもだが別にそれでいい」と思えることなので、「貴方みたいな人間より私は優れてるからw」的にマウントする人間は「優れてないと価値ないし他者に笑われる」という価値観に囚われてる時点で、むしろ自己肯定感は滅茶苦茶低い方というな
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精神的にキてる時は焦燥感に駆られて「何か成果を出さないと!」的な強迫観念に憑かれるけど、その時にやるべき事は「休む」1択なんだよな。人間は暗い気分に支配されてる時=狭視的になってる時は考えれば考えるほど沼に嵌り、普通なら信じられないような極端な結論を下してしまいがちになるというな。
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このような言説は学術的には「indirect social tactics」と呼ばれていて、端的に言えば男性disに見せかけた「女性社会の中でカーストが低い女性」に対する「お前とマッチする異性はその程度w」という呪い。実証的研究では、恋愛経験乏しい女性はむしろ金持ちと結婚する傾向にある事が確認されていたり twitter.com/gnkaicha0/stat…
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ADHDの特性とASDの特性は大体相乗するけど、相殺する例もあるんだよな。例えばADHDの「不注意/先延ばし癖」とASDの「凝り性/完璧主義」が合わさると、当人的には滅茶苦茶やりたいと思ってるのに、何時まで経っても着手出来ずに理想だけが膨らんでいき、焦燥感と自己嫌悪の沼に陥りがちになるというな。
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「オタクが青春時代に愛したキャラは今やn歳に!」という話、確かに精神的にかなり来るものがあるけど、それ以上の試練として30を超え始めたオタクは「もう貴方の年齢的にはあれぐらいの娘/息子がいてもおかしくないよ?」と煽られる地獄が待ち構えてるというな。
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コミュ障には「初対面の人間と全く喋れない」人間と、「初対面の人間とは1応話せる」人間の2タイプがいて、前者は会う度に距離が縮まって普通に話せるようになっていくけど、後者は始めこそ好感触だが会う度に綻びやスレ違いが出てきて気不味くなり、会えば会うほどに会話がギクシャクしていくというな
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毒親に育てられた人間、往々にして「私これ好き/嫌い!貴方もそうでしょ?」式の抑圧を受けてきたが故に、自分の感性が曖昧になっていくんだよな。例えば「好きな食べ物は?」等の何でもないような質問であれ、即答や素直に答える事が出来ずに「何て答えるのが正解か?」と考え込んでしまうというな。
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「文化芸術を生き甲斐に日々を過ごしている人間もいる。それを不要不急と呼べるのか?」というのは正論だと思うんだけど、例えば居酒屋にだって「週末の飲みを楽しみに日々の辛い辛い労働に耐えてる社畜」も少なくはないし、極論から言えば文化芸術に限らず人間の娯楽に不要不急はないんだよな…。
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「メンヘラは筋肉トレーニングすればなんとかなる」という言説を覆す、「筋トレマンはメンヘラになりやすい」という研究。米国で18〜32歳の男性2,460人を対象にした調査によれば、筋肉増加への希望/関心が高いほど抑うつ症状や暴飲の確率が高くなる事が確認されたとのこと…。
onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.100…
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ただ研究にも指摘されてる通り、筋トレマンの抑鬱や暴飲は「筋肉増強剤(アナボリックステロイド等)の使用」の影響も考えなくてならず、欧米と違って日本はそこまで薬物汚染が進んでない(はずだ)から、欧米先進国と日本では事情が少し違ってくるはず。