発達障害人間のQOLを保つ方法は如何に「やった方がいいのは分かるけど面倒だからいいや」に抵抗するか?で、この思考に陥ると生存可能ラインギリギリまで生活が荒んでいくんだよな。それでも若い内は大丈夫だけど歳を経て異常が出始める頃には…努力は人間を裏切るが不摂生は決して裏切らないというな
コミュ障には「心の扉が重い」タイプと「心の隠し扉が重いタイプ」がいて、前者は最初こそ人見知りだけど会う度に打ち解けて話せるようになるんだよな。1方後者は最初こそ打ち解けてるように見えるけど隠し扉は強固に閉ざしてるので、いくら会っても全く距離が縮まらず、そのうち気不味くなるというな
ADHDの家事ライフハックは大まかに「動ける時を逃さない」と「決断や手間の工数を減らす」に集約される。前者なら例えば「食器を片付けられない場合は調理中に片付けておく」、後者なら「洗濯は服をハンガーにかけたまま収納する」等のメソッドがあって、いずれも意思の力に頼らない事がコツというな。
「自分は親ガチャや実家の太さ云々ではなく努力したから成功した」という人間は、往々にして「努力出来るそれ自体が恵まれてる証」というのを見落としてるんだよな。不遇な環境だと人間は「今をどう凌ぐか?」的なストレスで頭がイッパイになり、何かを積上げるという発想自体を奪われてしまうというな
たまによく「社会に文句言うより社会の中で自分に出来る事を探れ!」的な言説がバズるけど、それは典型的な詭弁なんだよな。何故なら「現状に文句言う」と「その中で自分が出来る事をやる」は2者択1ではなく、両立可能だから。社会の中で精1杯生きる事と疑問を呈することは決して矛盾しないというな。
「親ガチャ」という言葉を巡って賛否が起きるのは、人間は基本的に恵まれた個体は「自分の恵みは努力の賜物である」と言いたがるし、不遇な個体は「自分の不遇は生まれつきである」と言いたがるから仕方ないわけだけど、良い悪いも各種統計は「学歴と所得は相関する」的な現実を浮彫にしてるというな。
人間が苦難を乗り越えるのに必要なのは「辛い/苦しい経験」ではなく「楽しい経験」なんだよな。人間は「これを乗り切れば明るい明日になる」と思えるからこそ踏ん張れるのであり、辛みばかりな人生だと逆に「頑張っても次の苦しみが待ってるだけ」と苦難に屈する方がアドになって色々脆くなるというな
陰キャの人間の中には「人間から嫌われるのが怖過ぎて8方美人仕草を身に着けた」タイプがいて、この手の人間は1見明るく社交的だけど、会話の度に物凄いエネルギー消費してるし、回復には1人の時間が必要なのに付き合いは断れないしで、実は下手なコミュ障の陰キャより病みやすかったりするというな。
ADHD人間、往々にして締切ギリギリに過集中等で1気にタスクを終わらせられる事が多いんだけど、その時の凄まじいドーパミンと成功体験で条件付けが成立してしまいがちなんだよな。結果、先延ばし癖が悪化して平時はタスクに全く着手出来ない「ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ」になりがちというな。
陽キャの人間の最大の特徴は「世界に対する信頼感が強い」ことなんだよな。陰キャと違って人間に対する「自分は嫌われる」という恐怖や罪悪感がないから、積極的に他者に関わりにいけるし受け入れられる。1方で陰キャは高い社交性を持つ個体であれ「怯え」により、他者に対しては常に1線引くというな。
発達障害人間の新入社員に「困った事があれば相談して」と言っても、大体はコミュ障のうえに「迷惑がられたら…」という怯えがあるので相談する事はまずないんだよな。相談して貰うには、ちょっとした事で褒めたり、質問等で面倒がらなかったりする等でこちらから“安心”を提示する必要があるというな。
発達障害人間、往々にして過去の失敗体験から極度の怯えに染まっており、就労は「如何に緊張をほぐすか?」的なところがあるんだよな。最初はガチガチの緊張が功を奏して「真面目」と好評されるが、次第に疲労でミスが目立ち始めるし、それによる焦りと罪悪感で更にミスを…が失敗の典型例だというな。
叱られて伸びる人間は確かにいるんだけど、そういう人間は往々にして叱られる事に極度の恐怖心を抱いてるんだよな。なので成果が出るのは最初の内だけで、長期的には緊張で疲労感が倍の速さで溜まるようになるし、頭の中は「叱られないか?」でいっぱいになり、パフォーマンスはガタガタになるというな
毒親に育てられたりや虐められたりした人間にありがちな事として、「自分の意思が分からない」というのがあるんだよな。幼少期から自身の幸福よりも周囲の顔色を伺ってきたが故に、自分の意思等を聞かれても真っ先に「周囲は自分がどう答えるのを期待してるか?」を考える癖がついてしまってるというな
上級国民というワードが有象無象に向けられてる理由、単純に「階層の分断が進んだ結果、下流と上流が交わらなくなった」からだと思うんだよな。自らが恵まれない側である事は分かるけど、上が完全に不可視化されてしまってるので、かろうじて視界に入ってくる強者にヘイトが寄せられてしまうというな。
陰キャでも堂々と「自分は陰キャです」と言い切れる人間は、なんとか人生をサバイヴする事が出来るんだよな。本当にヤバいのは陰キャなのに、それを認められない人間で、陽キャに交わろうとすると浮いたり忌避され、陰キャは自分から忌避するして孤立に陥り、厳しい人生を更に厳しくしてしまうというな
勉強とかライフハックを継続させるコツは「如何に習慣に落とし込むか?」であり、実はモチベーションを高く持つ=非日常の営為としてやるほど継続が難しくなる罠があるんだよな。なのであくまで無理なく続けられる範囲で行う事が肝心で、最終的に歯磨きや入浴的な「日常の習慣」にするのがBESTというな
発達障害ライフハック全般の問題として「知ってると出来るの間に凄い差がある」というのがあって、更に実践出来ても結局面倒になってやめてしまったりするんだよな。結果、如何に情報を得ても「ダイエットに詳しい肥満」ならぬ「社会適合に詳しい社会不適合者」になってしまう方も珍しくはないというな
自己肯定感の低い人間、自分の存在自体に罪悪感を抱いてるので「相手に不快・迷惑を与えてはいけない」という思いが強過ぎるんだよな。結果、言動がギクシャクして自己嫌悪に陥ったり、相手に粗末に扱われても「自分が悪い?」と考えたりしたりで、人間と関わること自体がリスクと化してしまうというな
仕事や勉強中に集中力の波があって予定通りに進めない人間は「自身の集中力がピークになった時間帯・場所」を記録するのがオススメ。例えば私の場合はこれにより、自身が集中する条件が「午後かつ雑音が聞こえない時」だと分かり、耳栓等である程度意図的に集中の高波を作ることが可能になったというな
発達障害人間の就労、少しヒアリングして分かったけど、大体みんな過去のアレコレで叱責への耐性が低いにも関わらず、その特性からケアレスミスや不要な1言等をしがちなので、業務中は常に「怒られないか?」と怯える羽目になり、結果として常時物凄いストレスに苛まされてる事が分かってきたというな
陰キャ、往々にして抑圧や虐め経験から「相手が不機嫌になると罪悪感を抱いてしまう」妙な習性が身に付いてしまってるんだよな。相手が感情を害したとして、それは必ずしも自分が悪い事を意味しないけど、陰キャは反射的に謝ったり誤魔化し笑いを浮かべてしまい、後で悔しさを何度も反芻しがちというな
自己肯定感低い人間には「反射的にすぐ謝る人間」と「絶対に謝れない人間」の2種類いるんだよな。後者は良いも悪いも自己肯定感の低さをプライドや自己評価の高さで補っており、尚かつ自己肯定感がそれ以上下がる余地もないので、過ちを認めて頭を下げる事が実存の喪失を意味してしまっているというな
ADHD特有の日中の眠気に関しては「報酬系不調」「体内時計の遅れ」「睡眠の質」等の仮説があるけど、何れも睡眠時間だけでは解決出来ず、むしろ症状としては過眠に近いとされてるんだよな。それ故に「睡眠時間が足りない!」と必要以上に寝過ぎると、逆に悪化する可能性もあるので注意が必要というな。
先延ばし癖のあるADHD人間、往々にして締切ギリギリにならないとタスクに着手する気になれないので、掃除や片付け等には明確な期日がない故に部屋や台所は常に雑然としてるし、「都合のいい時でいいよ」と頼まれたタスクは永遠に“都合のいい時”が来ずに時空の狭間に吸い込まれてしまいがちだというな。