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「誹謗中傷と正当な批判は違う」というのは最もだと思うけど、それはややもすれば「虐められる側に理由があるのでイジメではない!」「躾に必要なことなので虐待ではない!」に繋がる理論でもあるんだよな。多分Twitterで誹謗中傷してる人間、その大半は自意識の上では「正当な批判」してると思ってる
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発達障害人間の生き辛さの1つに「後で自分でも分かってしまう」というのがあるんだよな。当時は何も分からず失敗したけど、徐々に発達していく中である日突然「あれはそういう事だったのか!?」と気付いてしまい、何度も思い返しては羞恥と悔しさで叫びたい気持ちを必死で押し殺す羽目に陥るというな
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ADHD人間に見られがちな「このままだと悪い事態になると分かってるのに普通に看過してしまう」的な生態、多分「未来予想が不充分」というより「未来予想し過ぎて確認を先延ばしてしまう」が原因だと思うんだよな。悪い事態に発展しそうな現状が怖過ぎて、それを確定=確認出来なくなってしまうというな
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自分を常に被害者と感じる人間は往々にして「自他の区別がつかない」のが原因なんだよな。他人は自分と違う人間と認識出来ず「相手に理解されない事が理解出来ない」ので「他者が自分の意のままにならない」理由を全て悪意と解釈する他なく、心の底から「自分は攻撃されてる」と思ってしまうというな。
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過干渉なママ、幼年期の頃は何から何まで指示して自己との1体化を要求するけど、いざ受験/就職/労働等の人生の別れ目になると、自身が子供から自律性を奪って社会不適合因子を埋め込んだ事に気付き「自立しろ!」と全てを放り出し逃亡しがち。尚、子供は混乱して無事に社会不適合を発症するというな。
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発達障害人間、往々にして人間と上手く協調出来ないから言葉は周囲との会話ではなく読書で覚えるし、人間と1緒に身体を動かす機会が乏しいので、学校の成績は「国語は無勉強でもよく出来るのに会話は苦手かつ言葉を間違えやすく、体育…特に球技や集団競技…は壊滅」的な感じになる傾向があるというな
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イジメや抑圧を受けた人間がホワイトな環境に移ると高確率で発症するのが「気を遣わせて申し訳ない病」なんだよな。それまで1方的に忖度を強要されてきたが故に、忖度されたりフラットに接せられると何かに失敗したかのような罪悪感が湧いて、粗末に扱われる方が落ち着くようになってしまうというな。
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社会不適合人間はよく「何もしてないのに人生が壊れた」と言うけど、自分的には「そもそも人生いつ始まってたの?」みたいな感覚なんだよな。チュートリアル感覚で何も分からず考えず人生やってたら、いきなり「さぁこれが貴方の選択した人生です!」となってしまい、気付いたら人生が壊れてたというな
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ADHDの人間関係、往々にして衝動性が「他者にコミットする時は全力で行き距離をガンガン詰めてくが、関心の移り変わりが激しく面倒事は先延ばしてしまう」的な形で出てしまい、他者の目には「物凄くコチラを好いてるはずなのにちょっとした事で音通不信気味になる謎の生物」に映る傾向がある気がするな
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自己肯定感の低いメンヘラ、基本的に未来に希望を持てないし、なんならギリギリで踏み留まってる現状がプラス方向であれ壊れること自体が怖いので、往々にして救いではなく共感を求める傾向にあるんだよな。地獄から抜け出させようとする人間より、共に地獄にいてくれる人間を志向してしまうというな
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「自分のやりたい事が分からない」という人間、往々にして様々な抑圧により自分を押し☓す事が日常化してるんだよな。自分の意思を尊重して貰えた経験に乏しく、「これぐらいは許される」という安心感を剥奪されてるが故に、「自分を大事に」と言われても何をどうすればいいのか全く分からないというな
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「無能は死ね」というけど、無能は相対評価なので無能がいなくなって有能だけになっても、その内の下位n割は必ず無能認定されるんだよな。現に「高卒は低学歴」を実行して大学進学率が50%になった日本社会では、「Fラン」という新たな低学歴被差別階級が誕生した。
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「自分は他人の目/評価/派閥を気にしない!」という人間は、大体はめっちゃ他者を気にする人間で、そもそもガチで他者を気にしない人間は、わざわざそれを公言するという発想自体を持たないんだよな。飲み会で先輩の「俺は上下関係/礼儀とか気にしないよ!」を真に受けたら、必ず酷い目にあう法則な。
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ADHD人間、土壇場に陥った時は過集中等でなんとかして助かってしまう事が多いけど、その成功体験は「タスクが予定通りに進んでいなくても大丈夫、ギリギリになれば出来る!」と脳に学習させてしまうので、実は先延ばし癖が強化されたり危機感が鈍麻していき、破滅への1歩を進めてしまっているというな
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ADHDの人間、往々にして嫌なタスクに着手するには莫大なMPが必要なんだけど、締切が間近に迫ってくると焦燥/絶望感でMPがガリガリ削られてしまい、精神が乱れまくって別の事が気になったり、今やらなくていい事に着手してしまうので、傍からは「時間ギリギリなのに寛ぎだす謎の生物」に映るというな。
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陽キャと陰キャを別けるものは「世界に対する信頼感の有無」で、陽キャは人間に対して「私は嫌われる/嫌われている」的な怯えがなく、人間と繋がる事に躊躇がないんだよな。1方陰キャは人間と繋がろうにも拒絶が怖くてビクビクし、それが自他共にストレスになり負のオーラを身に纏うようになるというな
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「精神疾患・発達障害者のエッセイには必ず特別な才能や『そんな私にも支えてくれるパートナー』が出てくる」理由は、多分「靴下は必ず片方だけ無くなる」のと同じ理由なんだよな。つまり「靴下が両方なくなった場合は紛失に気付かない」のと同じく、そういう要素を持ちえぬメンヘラは救われないので…
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人間の顔や名前を覚えるのが苦手な人間、往々にして(あまり親しくない)人間関係やる時は「普通人間だったらこう言われたらこう返すはず」と社交用の人格を作り出しているので、舞台から降りれば相手の顔や名前は「他人事」としてあまり印象に残らないし、話した内容すら曖昧な事も珍しくないというな
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自分の意思がないように見える人間、大体は周囲から抑圧され過ぎたせいで「意思を持つ=周囲から否定される」の図式が脳に叩き込まれてるので、他者から「何がしたいの?どうしたいの?」と聞かれても、もはや「どう答えるのが1番無難か?面倒な事にならないか?」以外は考えられなくなってるというな。
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何ら具体的な指示もなく「指示を待つな!自分で動け!」と叱責され、結果やプロセスが意に沿わなくても叱責される環境においては、「自分で動いたうえで叱責される」というリスクが大き過ぎて「動かずに叱責される」リスクを上回り、「指示待ち人間になる」が最も合理的な選択になってしまうというな。
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不細工の辛さって「容姿で不利に扱われる」というより、「容姿で不利に扱われても、それが容姿由来だと看做されない」事にあるんだよな。人間は「自分は容姿で判断しない」と思っていても尚容姿で判断してしまう性質ある為、何事も「容姿のせいにするな!自己批判せよ!」的に扱われがちになるというな
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社会不適合人間が陥りがちなのが「連休なんだから有意義な事しなきゃ!」病で、連休の度に今度こそ何か!と思うけど、それが逆に何かやる事のハードルを上げてしまって些細なインシデントや僅かなモチベ不足で動けなくなり、結局は焦燥と絶望に苛まされながらゴロゴロして連休を終える事になるというな
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「人間は弱ければ弱いほど助けを求められなくなる」ジレンマがあって、往々にして弱ってる個体はケアされないからこそ弱ってるので「助けを求めても面倒/迷惑認定されて事態が悪化するだけ」と思ってしまうんだよな。正否は別にして「助けを求めない」が本人の中では完全に合理的になってるというな。