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人間、誰もが1度は子供であり、それを思い返せば子供という存在は決して純粋なものではなく、子供なりに計算したり媚びたり褒められようと嘘をついたり誤魔化したりする存在である事が分かるはずなのに、何故か大人になるとそれを忘れて「子供は穢れなき純粋無垢な存在!」と錯覚するバグがあるな。
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毒親や虐められっ子だった人間につきがちなのが「怒りを諦観で抑える」癖で、何かに怒りを感じた瞬間に諦めや面倒臭さが湧いてきて、相手も自分もどうでもよくなってしまうんだよな。過去に自分が感情を出しても無視され続けてきたが故に、「感情を出しても疲れるだけ」と過学習してしまってるというな
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人生で虐待やイジメなどを経験した人間は、それによって神経を剥き出しにされるから他者からの悪感情に過剰反応してしまい、何事も臆病になってしまうのだけど、その態度は恵まれた第3者からは逆に「甘やかされてきた」「人生経験が足りない」と見做され、マウンティングされがちという地獄があるな。
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半分俺の自己分析だけど、陰キャの特徴に「ストレスの吐き戻し癖」がある気がするんだよな。ふとした時に過去の嫌な出来事や感情が脳内に蘇ってきて、その時の負の感情を再び咀嚼してしまう。更に飲み込むのに失敗すると、ストレスが独り言や奇行として周囲に漏れてしまうこともあるというな。
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Twitterやってると「本名や所属は知らないのに悩みや性癖や趣味なら詳しく把握してる」みたいな謎の人間関係が増えてくけど、最近は逆にリアル空間にありがちな「本名や所属以外は互いの詳細を全く知らない」という人間関係も謎に思えるようになってきたな。
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メンヘラにありがちな「過干渉なママと無関心なパパ」家庭、個人の観測範囲だとママは幼少こそ過干渉だが、就職辺りで「子供の人生に責任持てない」事に気付き急に自立を求め始め、子供は「人生いつ始まってたの?」と混乱。パパは責任感じて重い腰を上げるも既に…なパターンがメッチャ多い気がするな
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労働の飲み会、上司や陽キャは「労働の慰安」「肩の力を抜ける場」と捉えているけど、部下や陰キャにとっては「労働の延長」「肩の力を抜いてるという振る舞いを肩に力を入れて演じる場」なので、どうやってもこの悲しいすれ違いは埋まらないんだよな。
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節約本を読んでたら唐突に「家族からの仕送り」が出てきたり、生き辛い本を読んでたら唐突に「支えてくれるパートナー」が出てきたり、底辺から這い上がる本を読んでたら唐突に「太い実家!文化資本!才能!」が出てくるの、全部まとめて「料理本の唐突な"あらかじめ××しておいた"問題」と呼んでるな。
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「真面目で他人に迷惑をかけない良い子」と言われてきた人間は、小さい頃は何の問題もないけど、成長するに従って「適度な手の抜き方/サボリ方」や「他人への迷惑のかけ方」が分からなくなり、1度レールから外れてしまうと、真面目で他人に迷惑かけられないからこそ全てを諦め自暴自棄になるというな
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コミュ障は「会話で相手に常にコンテンツを提供しなければ」と思ってるから、会話で「上手い言い回し」や「トリビア」を言って相手を関心させようとするけど、それは「相手がボールをキャッチ出来るかより、上手く投げるのに注力してる」状態なので、気が付けば会話を自分の講演会にしてしまうというな
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社会不適合人間の休日は、往々にして1日中ダラダラしてる事が多いんだけど、これは「ダラダラしよう」と思ってダラダラしてるというよりは、「何かやろう/しなきゃと思いながら先延ばしてる」状態なんだよな。その為あまり気が休まらないし、休日明けの「また無駄にしてしまった」感が半端ないというな
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バイオハザードは「製薬会社が金儲けの為に未知のウィルスを研究してたら、そのウィルスが外に出て大変な事になった」という話だけど、現実世界においては「マナー講師達が金儲けの為に研究してた未知のマナーが外に出て大混乱が引き起こされる」というマナーハザードが頻繁しまくっているというな。
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「助けて!」と言えない人間は、往々にして「自分が気を遣われてる/手間をかけさせてる」ということ自体に莫大なストレスを感じるタイプなんだよな。それ故に弱れば弱るほど、「誰かに助けを求めて苦しむ自分の姿」に耐えられなくなり、助けが必要な時ほど助けて欲しくなくなるバグが発生するというな
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コミュ障で1番困るのは「交渉」が出来ない事で、相手から嫌な事をされても「それを指摘する事による人間関係の軋轢が面倒過ぎる」と、何も言わずに我慢してしまうんだよな。結果、限界まで溜まってブチ切れたり、周囲や相手に何も言わずに距離を置くといった人間関係リセットが定期発生するというな。
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週末の時点で観測史上最大級の台風が関東上陸すると分かっていたのに、結局は月曜日の朝まで企業は判断を保留して社畜を駅で右往左往させてるけど、これはどう考えても「占いで悪い事が起きると分かったから」で自宅待機(物忌み)を許していた平安時代人の方が、現代人より遥かに進歩的なんだよな。
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半分俺の自己分析だけど、オタクは常日頃1般社会において使う事のないような特殊な知識ばかりを蓄えて考察し「発見」で満ちいているので、話すチャンスが来た!と認識した瞬間に口から「自分の発見」が無限に溢れて出てしまうんだよな。オタクの早口はマウンティングというより、ダムの決壊に近い現象
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「真面目で良い子」の最大の生き辛さは開き直れない事で、タスクをサボッても罪悪・焦燥感で思い切り楽しめないし、それでヤバい状況になっても「まあ自分が悪いし」と悪足掻きしない。矛盾してるようだけど誠実であるが故に人生に躓くと、自堕落で無気力な人間になる以外の選択肢がなくなるというな。
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年末年始ぐらいはTwitterから離れれば?みたいな言説があるけど、Twitterのお正月特番は
・大人をハッとさせる親戚の子供の賢い1言
・古い慣習・男女観を振りかざす老害討伐戦
・オタク趣味に理解を示す戦争経験高齢者
・駅伝の選手が如何にオタクか?
等のコンテンツが目白押しなので見逃せないな。
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自己肯定感の低い人間は、人間関係でモヤモヤが発生すると「でも自分が悪いだけかも。相手に話したら嫌われる?」と悩み過ぎて、最終的に関係を絶つしか選択肢がなくなるんだよな。これは外部からは「嫌いじゃないと言ってるけど、明らかに避けられてるし理由も教えてくれない」現象として観測されるな
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自己肯定感の低い人間が、しばしば完璧主義者や過剰なスペック追求者になるのは「理想が高い/強欲」というより、「許容範囲が狭い」からなんだよな。根底には「自分が満足したい」ではなく「そうじゃないと不安でたまらない」があるので、謙虚であればあるほど、恐怖にかられて突っ走り続けるというな
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オタクが早口かつ情報詰込みで話すのは、マウンティング欲というよりも「早く話さないと口挟まれたり話題が移ったりしてしまう」という恐怖感の方が大きい気がするんだよな。恐らく「自身の話を聞いて貰える」という体験や安心感が欠如してるので、機会が来たら反射的に1気に畳み掛けてしまうというな
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自己肯定感の低いメンヘラは「自分を出したら嫌われる」という強迫観念を抱いてるが故に、他者と深い関わりになる事を回避するけど、変に思われるのも怖いので必要時は社交的に振舞うんだよな。結果、傍目には「めっちゃフレンドリーなのにどんなに会っても距離が縮まらない謎の生物」に映るというな。
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自己肯定感の低い人間は「自分は尊重されない」事が骨身に染みているので、例え相手が悪くても怒り方が分からず、「指摘したところで面倒になるだけだし」と自分の非として謝りがちなんだよな。結果、脳には「未解決事件」と記録されて何度も反芻されるので、その度に自尊がガリガリ削られてくというな
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自己肯定感の低い社会不適合人間は、人間から詰められると心のシャッターが降りて「感情を☓して謝る」モードに入るけど、モードの解除後には「あの時はああ言えば良かった」「相手の方がおかしくない?」と時間差モヤモヤが発生するので、あれは本質的には「ダメージの先延ばし」でしかないというな。
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「遅刻に対して罰金を課すと遅刻が増える」という話があって、人間はペナルティがある事で逆に「贖罪は出来る」と罪悪感が薄れたり、合理性が暴走して「罰金払えば遅刻出来る?」となるんだよな。叱責も似たとこがあって、怒られ続けた人間は慣れると今度は「怒らればいいわけだろ?」となるというな。