ADHDの「締め切りギリギリまでタスクを先延ばしてしまう」と、ASDの「些細な事が気になったり拘ったりしてしまう」と、どちらにもある「過集中」が組み合わさると、「もう時間がヤバイと分かっているのに変なところに集中してしまって終わりが見えない」という地獄が生まれるというな。
☓貴方は芸術家に向いています △貴方は協調性や忍耐に乏しく集団で何かをやるのは難しそうですが、ワンチャン才能があれば1人で好きな事やって稼げる芸術家として生きていけるかもしれません ○今クリエイターは飽和しており、才能と社会性を併せ持った芸術家も沢山いるので貴方の席はありません
「決断」というのはMPを消費するコマンドだから、人間は精神的に疲労すると決断が出来ず、体力は残っていても行動不能になるんだよな。例えばやらなければいけない事が頭に引っ掛かってるなら、最善は「すぐやる」だけど、MPが残ってないと現状維持しか出来ないので、無限にダラダラしてしまうというな
ADHDにとって家事とは、掃除を例にとっても「物を整理しつつ清掃と複数の問題を同時処理する」マルチタスクかつ、「整理→ゴミ出しと順々に問題処理する」継次処理タスクでもあるので、衝動性と過集中で「整理にやたら凝ってしまう」「細かい汚れが妙に気なる」みたいなフリーズが頻発する試練というな
先延ばし癖のある人間の生活、「やらなきゃいけないタスク」自体は少ない/軽微でも、慢性的に「あれをやらないと…焦りながらも謎の重力に襲われて動けない」状態にあるので、客観的には「楽そうにしてる/暇」に見えても、主観的には「息苦しいし余裕もない」という厳しい状況下にあるというな。
自己肯定感の低いメンヘラがやりがちなのが「相手に嫌われるのが怖くて嫌われようとする」なんだよな。「自分は嫌われる」という思いが強過ぎて、相手に好意を抱いたり、好意を示されるほど「嫌われる瞬間」への恐怖と不安が増していき、その時が来たら絶望しつつも何処か救われた気持ちになるというな
陰キャがファッションなどに関心を示さないのは、「自己主張すると揶揄されたり叩かれたりする」が骨身に染みてる為に、敢えてそうしてる面もあるんだよな。「☓☓なのに調子にのってるw」と嘲笑されてきたが故に、そういったものから距離を置くセルフネグレトが、ある種の自己防衛と化してるというな
イジメ経験や毒親育ちの人間、過去のアレコレで「自分の意思や希望を言う=否定される」が脳に叩き込まれているので、もはや「自分の意思や希望を持つこと」自体がストレスになってしまうんだよな。結果として「周囲に怒られない」が唯1の指針になり、楽したい以外の感情が薄くなってしまうというな。
小さい頃に「やれば出来る子」と言われた人間は、往々にして追い込まれた際に過集中を発揮してタスクを1気に終わらせられた事が成功体験として脳に刻まれているので、大人になったら「焦燥・危機感を覚えないとやる事が出来ないし、締切なきタスクは永遠に着手出来ない」人間に進化しがちだというな。
矛盾してるようだけど「精神科医には元気な内に行った方がいい」側面があるんだよな。というのも、基本的に精神科は需要が凄くて月単位で予約とれない可能性あるし、相性の問題もあるので、消耗してる時に調べる&駆け込むのは至難の業。予め準備しておかないと緊急避難先としては機能し辛いというな。
陰キャは往々にして人間不信気味だけど、より正確に言えば「善意や賞賛は信じないが悪意や罵倒は容易に信じてしまう」状態なんだよな。人間から叩かれたり抑圧された結果、「調子にのると痛い目を見る」を過学習してしまい、常に「油断すると傷付けられる」事を前提にして人間関係してしまうというな。
コミュ障が人間関係で1度躓くと、それを即リカバリー出来るだけのコミュ力がないから、気に病み続けて神経を擦り減らし、他者への気遣いや自制心働かせるだけの余裕がなくなり、更に失敗を重ねやすくなるんだよな。コミュ障にとって人間関係は、実質1回ミスしたら挽回不可になって詰むゲームだというな
Twitterで何かにカッとなってしまった時は、6秒だけ行動を待って欲しいんだよな。アンガーマネジメントでは、人間の怒りのピークは長くて6秒とされており、6秒やり過ごせば冷静になれると言われてる。そして落ち着いた上で、その事を考えてみれば、誤字脱字で煽られることを防げるようになるというな。
弱者から強者に這い上がった人間は必ずしも弱者に寛容とは限らなくて、這い上がる過程で「今の自分は駄目だ!辛くても頑張れ!」と強烈な努力と自己否定を重ねたが故に、それをしない人間が許せなくなり「甘えるな!弱音を吐くな!自分はそうした!」と誰よりも弱者に厳しくなるパターンもあるというな
どんなに辛くても必死に耐えて1人でやる人間は、責任感が強いというより「他人に対する不信から任せられない」という側面が強いんだよな。自分1人で対処する苦難よりも、他人を信頼して任せるという「見えない不安」の方が心理的負担が大きく、ある種の安心の為に見えてる破滅に逃避してしまうというな
虐められた人間、「いつまでそんな事を覚えているの?いい加減に許してあげなよ」みたいな事を言われがちだけど、往々にしてイジメられっ子の抱く感情は憤怒に加えて恐怖である場合が多いんだよな。人間に対する不信や怯えを植え付けられるので、謝られたり当人を許してどうこう的な話ではないというな
イジメ被害経験は英国キングスカレッジのコホート研究によれば、非イジメ経験者と比して鬱病リスクが1.95倍、不安障害リスクが1.65倍、自☓傾向が2.21倍になり、40年後でもコミュ障や貧困への関連が確認される1方、イジメっ子は特に何事もなく幸せな人生を送ってるぽい身も蓋もない現実があるというな
陰キャは往々にして「自分が無い」と思われがちだけど、あれは実際のところ「極度の怯えで自分を出せない」という方が正解なんだよな。過去の様々な経験で、目立つ事や自己主張や挑戦する事のリスクを骨身に叩き込まれており、頭の中は常に「如何になぁなぁにやり過ごすか?」で占められてるというな。
陰キャ、ちょっとした事で意気を挫いたり落ち込んだりしがちだけど、「メンタルが弱い」というより「メンタルが常に弱ってる」という方が正解に近いんだよな。メンタルの総量や防御力以前に「ギリギリやってる」がデフォなので、ちょっとした事が何かのバランス崩壊や引金に即結び付いてしまうというな
人生の必須単位を落とした生物は往々にして未来ではなく「こんな青春/夏休み/幼少期を送りたかった」と過去に執着する傾向あるんだよな。普通人間は歳を重ねると自然に「結婚/出世/育児」等の未来に夢を見るけど、未来を奪われた生物はひたすらにあり得たかもしれない過去の幻影に思いを馳せるというな
ADHDの「退屈な時間は長く感じ過ぎ、夢中になると時が飛ぶ」対策としては、「音楽を流しておく」がオススメな。これは単純に音楽で脳刺激&時間経過が分かる他に、ビートによって脳内時計が同期される事を示唆する研究もある。ADHDは作業用BGMで色々チューニング出来るっぽいな ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26441688
不機嫌で人間を忖度させる事を覚えると、その「察して貰うことで自らの優位性を確認して気持良くなる」という圧倒的な成功体験故に不機嫌を振り撒くことが癖になってしまうんだよな。結果、コミュ力が衰退していき「怒り以外で他者とコミュニケーションとれない悲しい生物」が誕生してしまうというな。
人間が自堕落する兆候は「心身疲れ過ぎて心身を回復させる営為を行えなくなる」というのがあるんだよな。例えば寝床を用意して気持ちよく寝たり、美味い物を食べれば確実に色々回復するけど、「ダルいから」と床で寝たりジャンクばかり食ってしまい、結果ダルさが慢性化しQOLが下落の1途を辿るというな
陰キャ、往々にして1人でいるとそれなりに寂しさを感じてしまうけど、2人だと色々意識し過ぎて辛くなってしまい、3人だと自分以外の2人に対して疎外感を抱いてしまい、4人以上だと完全に周囲から浮いてしまって即1人になりたがるという難儀な生態を有しているな。
オタクが社会人になり、労働等で疲弊してオタク活動が出来なくなり、コンテンツに触れる事すら億劫になってくると、段々と「趣味に生きるタイプなのに趣味といえるものがない」というわけの分からない生物になるというな。