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ADHDのライフハックとしては「忘れ物を防ぐ為にチェックリストを出発前に確認する」「先延ばしを防ぐ為にリマインダーをセットする」etcがあるけど、それら全般「忘れ物を防ぐ為の動作自体を忘れてしまう」「タスクを最適化するタスクを先延ばしてしまう」みたいなパラドックスを孕みがちなんだよな。
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コミュ障の人間、その場かぎりの人間とは割りと上手く話せるケースが多いけど、自分の好きな/中長期的な関係になりそうな相手に対しては「こんなこと言って変に思われない?」「迷惑じゃない?」「どうするのが1番正しい?」と無限に考えてしまい、嫌いではないのに言動はよそよそしくなりがちというな
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陰キャと陽キャの最大の違いは「人間に対する信頼感の有無」で、陽キャには「他者は自分を尊重してくれる」という世界観があるので、前向きに人間関係出来るんだよな。1方陰キャは「他者は自分を尊重しないしデフォで嫌ってる」的世界観があるので、常に何かに怯えてるように人間関係してしまうとうな
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自己肯定感の低いコミュ障、「自分は相手に何のプラスも与えられないのでは?」という思いのあまり、人間と仲良く出来ても時間が経つ毎に「自分は馴れ馴れしくない?迷惑だったかな?」と不安が強まって妙に距離感を意識し過ぎてしまい、結果として好意を抱く人間ほど疎遠になってく傾向があるというな
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コミュ障、基本的に人間に対するスタンスが「自分は変に思われる/嫌われてる」なので、初対面の相手や気の置けない友人とは比較的楽に話せるけど、少しだけ接点のある/顔見知り程度の人間相手には「自分は快く思われてない」「正解が分からない」という恐怖と気まずさで全く動けなくなりがちというな。
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Twitter、「イジメは如何な理由があってもやってはいけない。虐められる原因がある事はイジメの正当性を担保しない」という言説が広く支持される1方で、いざキモい/馬鹿/叩きやすい人間がポップすると、途端に晒し者にして皆で1斉に面白おかしく揶揄して嘲笑する領域展開されるバグがあるというな。
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半分俺の自己分析だけど、青春を必死にやる人間達を斜に構えて見てた人間ほど、いざ成人してもちょっとした瞬間に、あの頃のコンプレックスや後悔に襲われたり、憧れに苛まされたりして、青春の残照に囚われてしまうんだよな。結局のところ、燃える事が出来ない人間は燃え尽きる事も出来ないというな。
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「助けを求めてもいいんだよ」みたいな言葉が、助けを求めるべき人間ほど届かないのは、それで助けを求められるような人間は既に助けを求めてるからなんだよな。それ故にこの手の言葉は例え善意でも、時には「助けを求められない事情/心情を誰にも理解されない」と相手を更に追い込む事もあるというな
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発達障害に関して「それは皆同じ。努力してる」と言われがちだけど、発達障害の生き辛さは正に「自分でも何処から何処までが障害の範囲で、何処から何処までが努力の有効範囲なのか分からない」ところにあるんだよな。発達障害は「見えない障害」と言うけど、実は本人からも見えない側面があるというな
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ADHDの先延ばし癖とASDの「気になる事があるとそれ以外考えられなくなってしまう」が合わさると、「嫌なタスクを先延ばしたものの先延ばしてる事が心に引っ掛かり続けて消耗し、それによって何事にも集中出来なくなり、客観的には充分休んでるにも関わらず主観的には疲労
する」地獄が生まれるというな
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「真面目で良い子」と言われた人間、往々にして大人の言う事を素直に聞くから親からの期待&過大評価が凄いんだけど、成長して受験や就活などの親の手に負いきれない事態が発生すると、途端に掌全返しで「自分で決めなさい!」と責められるので、破壊された自尊と混乱で社会不適合を起こしがちというな
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子供の頃に「真面目な良い子」と呼ばれた人間、往々にして「周囲から何か言われたら嫌だから」という怠惰を行動原理にしてるので小学校までは優等生だけど、段々と大人の監視が行き届かなくなる中高ぐらいでボロが出始めるし、大学辺りの自主性がなきゃ何も始まらない環境では詰んでしまいがちというな
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ADHDの出掛ける直前の「あれは何処やったっけ?」対策
・野口悠紀雄法
玄関の近くに鍵や財布等の忘れやすい物置き場を作り、帰宅後は即効そこに戻す
・前提法
もう物を探す事は前提で「不測のタイムロス」込みで時間管理する
・いれっぱ法
外出に必要な物は鞄に全入れし、帰宅後も戻さないでおく
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コミュ障には「初対面の人間とは話せないが段々と打ち解けられる」タイプと「初対面の人間とは話せるが日を追う毎に気まずくなる」タイプがいて、後者はコミュ障に見えないし相手に好印象も与えられるけど、会う度にギクシャクしていくので、人間関係が芽生えては芽で消えていく事になりがちというな。
490
コミュ障は後天的に作られる側面もあって、当然だけど他者から自分の言動/口調/発音などを揶揄され続けると、コミュ自体に後ろ向きになる上に、自分でも自分が変に思えて言動がオロオロたどたどしくなってしまうんだよな。幼少期は明るい積極的人間も、嘲笑され続けるとコミュ障の陰キャと化すというな
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陰キャは「自分を出すと痛い目に合う」という思いから、「まあ」「割と」「結構」等と会話に保険をかけてしまうんだよな。しかし、そういったコンプレックス無き人間には「ハッキリしない」「皮肉言ってる?」みたいに受け取られるので、実は保険をかける度にキッチリ掛け金を取り立てられてるというな
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人間が努力するのは、当然「努力の成果を得たいから」であり、従って努力するには「努力が報われる予感/成功体験」が必要なんだよな。換言すれば、努力する為に1番重要なのは本人の意思よりも「努力が報われる環境」であり、努力出来る・出来ないは本人の資質というよりかは環境の格差問題なんだよな。
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社会不適合者が社会失敗する要因に「手を抜けない」があって、何事も全力で完璧に取組んでしまうんだよな。
初めは緊張感や心身に余裕あるから上手くいき、周囲も「真面目」と好印象。だが何かの拍子にボロが出ると、余剰リソースない&捻出できないので修正効かなくなり、後は堕ちるだけになるというな
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人間を怒鳴ったり強い言葉を使う事の何が悪いって、「恫喝して言う事を聞かせた」という成功体験を得てしまう事なんだよな。その成功体験に引きずられると恫喝が癖になるし、周囲は離れていくしで☓☓化に歯止めが効かなくなり、最終的には「誰からも相手にされず1人でキレ続ける生物」と化すというな
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小中高では頻繁に観測される虐めが、大学では観測されなくなり、社会人になるとパワハラとして再観測されるようになるのは、「イジメは閉じられた空間の問題」である証と思うんだよな。動物は狭いところに閉じ込められると、ストレスで弱い個体を攻撃するようになるけど、人間も例外では無いんだろうな
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ADHD人間、往々にして嫌なタスクはギリギリで過集中を発動させて終わらせる傾向があるんだけど、これにより「1度始めたら長時間メッチャ頑張る」という習慣や観念がつくとタスク着手への心理的ハードルが上がってしまい、結果として「締切間近の焦燥感がないと動けない病」になる危険性があるというな
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自己肯定感低いメンヘラは「休む」が出来なくて、調子を崩して弱ってる時でも「心配かける」「只でさえ自分は駄目なのに」という罪悪/焦燥感から、「早く治さなきゃ!あれをやらなきゃ!」と仕事してるみたいな休み方をしてしまうんだよな。結果、気負い過ぎて心身が安らかず、更に病んでくというな。
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Twitter、イジメに関しては「虐められる側に苛めを誘発させる何かがあるとしても、虐めていい理由にはならない」というコンセンサスがあるのに、低所得/低学歴/性愛の話になると「☓☓は馬鹿/キモい/努力不足だから自分は人間と思えないし、人権剥奪/罵倒されるのは当たり前」と言い始めるバグがあるな
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「人間は10代の頃に手に入らなかった物に執着する」的な話は、「人間は10代ぐらいの経験を元に感性が構築される」的な話だと思うんだよな。例えば10代の時にロックに触れた人間は老人になっても演歌を聞かずにロックを聞くし、10代でエヴァに嵌ったオタクは20年経っても未だに執着し続けてるというな。
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メンヘラが絶対やってはいけないのは「☓☓な精神の時に大きな決断をする」事で、☓☓な時は☓☓な事しか考えられないので、考えれば考えるほど極端な発想や異様な思い込みが濃縮されていく。暗い気分の時の「自分は絶対☓☓しなければ!」は、往々にして「疲れてるので早く休め」のサインだというな。