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過干渉なママに育てられた人間、往々にして行動原理が「自分がしたい/したくない」ではなく「人間から何言われるか分からないからやる/やらない」になるので、如何に努力して成果を出しても達成感ではなく「これで悪く言われない」という安堵感が先に来るし、疲労感がひたすら蓄積されていくというな。
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インターネットで誰かが「悪」と認識されると1気に叩かれるのは良いとして、そこから「アイツの財や職を奪え!社会的に抹消しろ!」まで発展していくのを見ると、良いも悪いも社会科の授業で習った「刑罰は罪人を過剰なリンチから守る為にも作られた(罪刑法定主義)」的な話がよく理解出来るというな
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人間、自発的に動くには「自身の裁量権の範囲が分かる」「失敗してもリカバリー出来る」という安心感が必要なので、幼少期に「とにかく周囲に従わされる」「失敗したら終わり」と抑圧されてきた人間は、他人の顔色を伺ってるにも関わらず「甘やかされてきた」と詰められがちな難儀な生物になるというな
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ADHD人間の部屋、ADHDの「衝動的で思い付いた事をすぐやりたがる」特性によって物が散らかりやすいのは勿論だけど、それ以上に「どうでもいいものはキッチリしまってあるのに、大事な物はそこら辺に放ってある(本人は大体の位置は把握してる)」という普通人間には摩訶不思議な空間になるというな。
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実は「私はコミュ障だ」と嘆くコミュ障は、コミュ障の中でもコミュ力のある方なんだよな。真のコミュ障は自身がコミュ障と自覚すらしないので「普通は」「常識的に」「人として」等のワードを使い、相手にコミュ力をひたすら要求する。無知の知ならぬ、コミュ障を自覚するだけのコミュ力もないというな
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コミュ障の人間、往々にして「自分は嫌われる」という思い込みがあり、常に「人間関係ではミスが許されない」とプレッシャーに苛まされているので、特に意味のない他人との会話でも感覚的には「正しい選択肢とリアクションをn秒以内にとり続けなければ詰む」的な接待や面接に近くなってしまうというな
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矛盾してるようだけど「貧困の原因は貧困」で、人間は余裕がない状態だと目先の心配事ばかりに気をとられて、「長期的な展望を立てる」「何かを積み上げる」という発想を奪われてしまうんだよな。結果その場を凌ぐ事ばかりに必死になり、傍目には行き当たりばったりな怠惰な人間に映ってしまうというな
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部屋が汚い人間は公共スペースも汚く使うとは限らなくて、むしろ凄く綺麗に使う場合も多いんだよな。その手の人間は実は潔癖症で、だからこそ「完璧でないなら汚い→汚いなら汚いでもういいや」的な感覚を持ってしまい、1定以上汚くなると清潔に保つモチベが消滅し、無関心や自暴自棄になるというな。
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先延ばし癖のあるADHD、締切が迫るほど「時間切れによる精神不調の為に時間を使って精神を安定させようとしてしまう」重力により動けなくなるものの、焦燥感や罪悪感は膨れ上がり続けるので、本人的には多大な苦痛に苛まされてるものの、客観的には「ダラダラ楽してる」ようにしか見えない悲劇があるな
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面倒臭がりの人間は物を散らかしたままにしたり、ゴミを放置してしまうけど、そういうタイプは「1瞬の楽とずっと楽のどっちを取るか?」を考えるべきな。1瞬楽する為だけに面倒を増やすのか、ずっと楽する為に1瞬だけ面倒を我慢するか。これに気付いてから俺は、迷わず1瞬の楽を取れるようになったな。
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【書籍発売のお知らせ】
色々と事情があってKADOKAWA様より本を出させて頂く事になりました
発達障害含む陰キャやコミュ障や非モテの生き辛さと、その緩和や展望について色々書いてます
発達障害、生きてるだけで疲労困憊(6月10日発売)
Amazon→amazon.co.jp/dp/4040646029/…
#生きてるだけで疲労困憊
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嫌な事から直ぐ逃げると逃げ癖がつくけど、☓☓な環境で「逃げる事で周囲から責められるのが嫌だから」と我慢してると我慢癖がついてしまい、周囲からは「良い人」と認識されると同時に「こいつは嫌われる事を恐れてNOと言えない人間だ」と判断され、何もしてないのに人生が段々と壊れていくというな。
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コミュ障が会話で脳内反省会する理由、「相手と対面中はとにかく会話を繋げる/空気を乱さぬ事にリソースを集中して自身の感情処理は後回しにしてる」からだと思うんだよな。それ故に家に帰ると感情の遅延読み込みが始まり、「恥ずかしい」「本当はああ言いたかった」とゴロゴロする羽目になるというな
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陰キャは人間から叩かれ続けた結果、人間の何気ない言動にも敏感に反応するようになるのだけど、これが進むと更に「自分の何気ない言動も人間の気に触ってしまってるはず!」と思うようになり、最終的に「誰も気にしてない/何も失敗してないのに謎に1人で勝手にダメージを受ける」生物が誕生するとうな
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半分俺の自己分析だけど、コミュ障は1般人との会話が上手くいかない理由を「話題共通性や話し方」に求めがちだけど、それよりも「相手が何に興味を持っていて今何について会話したがってるか察せない」方が大きいと思うんだよな。謂わばコミュ障は人間相手というよりも話題を相手に会話しがちというな
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自分もその傾向あるんだけど、会話でやたらトリビアを披露する人間って「知識マウントをとりたい」わけではなく、単純に「説明/ 解説以外で人間との会話に入れない」パターンが多いんだよな。会話に入らなきゃ!という焦燥のあまり、知ってる話題が出てきたら思わず早口でトリビアやってしまうというな
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コミュ障は人間に話しかけられた時、早く何かリアクションしようと焦ると「あっ…あっ…」となってしまうので、そういう場合は「あ~!」と嬉しそう/楽しそうに声をあげ、その間に心を鎮めるのがオススメな。大袈裟なリアクションになってしまうけど、とりあえず挙動不審orカオナシよりはマシというな
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毒親に育てられた生物、往々にして「相手が自分に望む事を察知して、その通りに演じる」という奇妙な癖がついてるから、初対面の人間からはメッチャ好印象持たれるけど、当然これはMPを消費しまくる営為なので、段々とボロがでたり色々限界になったりで長期的な人間関係が鬼門になってしまうというな。
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出来るADHDのさしすせそ
さ「さぁやるぞ!タスクを終わらせるぞ!」
し「しばらく別のタスクやったり、ダラダラするのは駄目かな?」
す「すぐ終わるし、ちょっとぐらいなら…」
せ「迫る時間切れ、終わらない“ちょっとだけ”…」
そ「そ、そろそろ手を付けないとまずいかな!?さぁやるぞ!」
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自己肯定感の低いメンヘラは「自分は駄目」と思ってるが故に、褒められたり丁寧に扱われると「私を理解してない…それとも裏が?」と認知不協和起こし不安になる傾向あるんだよな。それ故に貶されたり酷く扱われると、自己認識と現実が合致して苦しいにも関わらず、ある種の安心感を得てしまうというな
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精神が安定してる人間は精神が安定してるから、人間がどんどん寄ってきて自然と更に精神安定するけど、精神が不安定な人間は精神が不安定だから、人間がどんどん去っていき更に精神不安定になっていく。つまりメンタルも資本同様に「持つ者は更に富み、持たざる者は持つ物まで失う」地獄があるというな
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幼少期から真面目を強制されてきた人間は、自分が納得できない物事があっても、異を唱えたとこで「最終的には責めれれる」事が骨身に染みているので、ならば面倒は避けようと何も言わずに我慢してしまうんだよな。結果、大人になると「理解してないのに分かりました人間」として色々厳しくなるというな
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半分俺の自己分析だけど「現代文は無勉強でも成績良い」の正体は、「オタクにとって現文は勉強サボッても成績が落ち難い科目」なんだよな。オタクなら他の科目と違い、無勉でも文章を読み取る能力は本や漫画で自然に鍛えられる。幼少期は勉強全般出来てた人間が、何かの拍子に怠惰になると出来上がる型
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気分がドン底だったり心身が疲れ果てると、もはやゲーム/アニメ/映画/読書/スポーツのような脳や体を使う娯楽すら出来なくなり、脳☓状態でも出来るTwitterぐらいしかやれる事が無くなるんだけど、この現象は「日本はTwitterのアクティビティが異様に高い」のと何か深い関係がある気がするな。