動物展、開幕まであと3日。図録も無事、納入されました。今回の図録はB24取という判型で、274頁の大ボリューム!子犬も、猫も、虎も兎もユニコーンも!改めて見直しても、強く推したい作品ばかり〜美術ファンの皆さまはもちろん、全国のどうぶつ好きの方々にもぜひご覧いただきたい一冊です!
今回初めて見た中で一番好きな作品の一つ。縦長の画面に小さなカエルが二匹、よく見るとハラハラと舞う桜の花びらがうっすら描かれています。桜は散り際がきれいですが、カエルもそう思ってるのかな……と思うような一枚です。表具もかわいくて、ほんとに素敵です。前期のみ、4/9(日)までの展示です
「鳥獣戯画」、展示準備中です。丙巻の模本なのですが、カラー版で、しかも絹本でとってもきれい。「鳥獣戯画、色付きで描いて」と注文した人がいるんですね、きっと。モノクロ写真のカラー化、みたいに。隅々まで見たくなる、面白い作品です。#動物の絵展
好きな作品の並びをもうひとつ。 蘆雪のなめくじとタコの絵です。 どちらも得体が知れずヌルッとして、西洋では絶対に絵の主人公になれなかった嫌われ者です。 それがこんなに味わい深くて、しかも美しい絵になるなんて!へそまがりな画題の面白さを感じさせる並びでした。 へそ展は5/12(日)まで!
閉幕後も学芸員のお仕事は続きます。今回、いつもの展覧会以上に多くのご所蔵家から作品をお貸出しいただいたため、今月一杯はご返却行脚が続くそうです。楽しかった展覧会、終わってしまって寂しいですが、図録は全国の書店やネット書店でご購入いただけます。bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0…
【開催延期のお知らせ】今秋を予定していました府中市美術館開館20周年記念「動物の絵 日本とヨーロッパ」展、新型コロナウイルスの影響により、以下の日程に開催延期となりました。 *2021年9月18日(土)〜11月28日(日) 延期は残念ですが、その分、よりお楽しみいただけるよう、がんばります!
本日10/25(月)、府中市美術館は休館です。動物の絵展は、目下、展示替え中。そして、明日からは後期展示が始まります!後期展示の目玉の一つ「春日鹿曼荼羅図」は、明日から11月14日までの展示ですので、ぜひ、お早めにお越しください。
【展示予定表アップのお知らせ】動物の絵展、展示予定表が公開されました!出品作品は全183点、前期・後期で大幅な展示替えが行われます。本当にすごいラインナップです。すでに沢山のお問い合わせをいただいている、若冲「象と鯨図屛風」は前期(9/18〜10/24)の予定です。 fam-exhibition.com/doubutsu/asset…
明日は彼岸入りです。動物展の目玉、「象と鯨図屏風」は、若冲が母の17回忌のために描いたものとの説もあるそうです。図版で見るとかわいいくてポップな造形が目立ちますが、実物を前にすると、その解釈が腑に落ちます。故人をしのぶ思いが大きな画面から伝わってくるような、静かで、力強い作品です。
へそ展、最後の週が始まりました。 本当に名残惜しい作品ばかりですが、この蘆雪の鶏図もそのひとつ。 コワモテながら、どこかイケメンゴリラのシャバーニを彷彿とさせ、私的には江戸時代で一番男前な鶏ではないかと思っています。今回初公開の作品です! へそ展は5/12(日)まで!
ウズラといえば、転勤族の家に育った友人が北海道に引っ越した時、割り当てられた社宅にウズラがいたそうでうす。ウズラ付き物件です。そしてウズラと数年暮らした後にまた転勤となり、ウズラは次の一家に受け継がれたそうです。「古鶉有」ですね。そんな社宅に住んでみたかったです。#ふつうの系譜展
動物展、開幕まであと2ヵ月ちょっと。というわけで、図録の制作も色々と切羽詰まっております。そんな中、作品の撮影が行われました。これは蘆雪の初期の子犬。師匠の応挙が描く犬とよく似ていますが、頭でっかちなところ、あと足をてろっと崩しているところが、犬好きにはたまりません。#動物の絵展
東京新聞「題字下」のスペースに子犬登場です。展覧会の広告ですが、それはおいておいても、ここにこの子犬がいるの、かわいくてすごくいいですね。ずっとこれにしてほしいくらいです。動物展、本日開幕しました!
蕪村の「いいおうち」シリーズです。川沿いの小さな家、脇にはすごい崖!家を買う時に親に相談したら、絶対ダメと言われそうですが、中には悠々と読書をするおじさんがいます。素敵な絵ですね。*府中市美術館は臨時休館中。蕪村展は閉幕してしまいましたが、その見どころをtwitterで発信してます
テレビを見ると、つい似ている人探しをしていて、それは絵でも同じです。これは敦賀市立博物館の人気者、蘆雪の子犬ですが、右のブチ犬が昔、近所にいた犬にそっくりです。うちの犬の兄弟でした。昔は雑種ばかりでしたが、雑種の子犬はめちゃくちゃかわいいので、もう一度雑種を飼ってみたくなります。
『egg』ギャルの皆さんからは、作品の面白さを言い当てた言葉がポンポン飛び出してきました! 例えば、この《百福図》を見たときは、 「えー、何これ女子会!?」 確かに。。。これを聞いたらもう、女子会だとしか思えません。 ライブドアニュースの記事は4/2頃にUPの予定。楽しみです。
前期は4/11(日)まで。つまり、今週末で展示替えなのに、見ていただきたい作品を紹介し切れてなくて焦ります。こちらは、蕪村が句を、弟子の呉春が絵を描いた作品。明らかにニコッと笑っているコウモリが一匹います。蕪村とは全く関係ありませんが、『原生林のコウモリ』と言う本は本当におすすめです
前期展示、最後の1週間、若冲の「象と鯨図屏風」も10/24(日)までの展示です。この屏風、本で見ても面白い作品ですが、実物はほんっとにめっちゃくちゃいいです。個人的には若冲の作品の中で一番好きです。しかも今回、涅槃図と並んだ展示が感動的なので、ぜひぜひ、ご覧いただきたいです。
動物展、家光グッズに「ぴよぴよ鳳凰」のトートバッグが仲間入りしました! うさぎトートもありますよ! *兎図は前期(10/24まで)、ピヨピヨ鳳凰は後期(10/26〜11/28)の展示ですので、ご注意ください。#動物の絵展
応挙の子犬画には必ずハチワレの一匹がいて、見る度に子供の頃に飼っていた犬そっくり!と思ってました。でも、実家で写真を探してみたらだいぶ違う…応挙の子犬って、人が心の中で思うかわいい犬の象徴みたいなものなんですねえ。右の写真は私の心の応挙犬、ブッチーです!#動物の絵展
上様の作品、新発見です!! 家光と家綱の将軍父子による、ともに鶏の絵です。 なんと、後期展(4/16〜5/12)にて初公開されることになりました! 新発見の報道、本日の朝日新聞夕刊にてお読みいただけます! asahi.com/articles/DA3S1…
この、かぷりの子犬も本当にかわいいです!ぜひご覧ください〜 twitter.com/Tokyo_Artnews/…
江戸絵画お絵かき展では、表具付け替え中の若冲をご覧いただけます。若冲(というか日本の絵全般)のこんな展示、おそらく史上初だと思います。
2021年春の江戸絵画まつり 与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家、会期のお知らせです。 会期は3月13日[土]〜5月9日[日]。今年も前期・後期で大幅な展示替えがあります。前期は3月13日[土]〜4月11日[日]、後期4月13日[火]〜5月9日[日]です。お楽しみに! #ぎこちない蕪村展