動物展、昆虫好きの方にもぜひ、ご覧いただきたいです。これは小寺稲泉「秋叢戯虫」。昔の日本にも虫やらカエルやらをこんなにやさしく、美しくかわいく描いた画家がいたんですね。会場で肉眼でぐぐっと近づいてご覧いただきたい、とてもとても繊細な作品です。*展示は前期(10/24まで)のみ。
動物展には、大きな犬の素晴らしい絵もあります。橋本関雪の「唐犬」です。超大画面にボルゾイとグレートハウンド。一切の庶民感覚を寄せ付けぬ気品溢れる佇まいが、時々近所で見かけるボルゾイそのまま。全てのボルゾイの飼い主さんは、来た方がいい(少なそうですが)!前期のみの展示(10/24まで)
ニワトリと言えば若冲が有名ですが、原在中(ざいちゅう )のこの作品もとても面白い絵です。羽の一枚一枚、菊の花、隅々まで丁寧すぎるくらい丁寧に描かれていて、なんだか妙に印象に残りました。エサをもらいにダッシュするヒヨコが、かわいいですね。ふつうの系譜展は5/8(日)まで!
会期中の新発見、追加出品が急遽決まった家光・家綱による鶏図は、見れば見るほどいい味の絵です。 「家光リアリズム」vs.家綱の「下手で何が悪い」様式 将軍父子の鶏くらべ、それぞれの絵の魅力について書きました。 mi-mollet.com/articles/-/168…
蕪村展のポスター、色初校が出てきました! センターは展覧会初登場のうさぎ。ぼてっとにじんだ大きな鼻と淡い水色の着物がトレードマークです。こんなに大きくしても、めちゃくちゃかわいいです。3月13日の開幕まであと2ヶ月ほど。図録も鋭意製作中ですので、お楽しみに! #ぎこちない蕪村展
この鳥は雀、作者は三代将軍、徳川家光です。竹の葉はヨレヨレしているし、雀もヘルメットをかぶったみたいですが、日本史に登場するあの「生まれながらの将軍」が、実際にこの紙に触って描いたのだと思うと、なんだか雀までえらく見えてくるから不思議です。前期のみ、本日4/9(日)までの展示です!
若冲の雨竜図、顔も鱗も描き方がとても面白いですね。鱗は、にじみを利用した「筋目描き」という手法で描いています。この作品は現在、江戸絵画お絵かき教室展で展示中。筋目描きの体験もできますよ!本展は5/7(日)まで。あと3日です!
作品を見終わったあとには、皆さんにお絵かきをお楽しみいただける「お絵かき広場」があります。ぜひぜひ、皆さん描いて、素敵な絵の写真、ツイートしてくださいませ! 楽しみに拝見しています!
【明日、開幕します】 ふつうの系譜展、準備完了しました! 明日3月14日、無事に開幕できることを心からありがたく思います。 江戸時代の「ふつう」であった、「ひたすらに美しい絵画」をゆったりとした展示室で楽しみに、府中までお運びいただけたら、とても嬉しいです。
蕪村の絵には、こんなところで暮らすの楽しそう〜というおうちがよく出てきます。この絵は《梅華書屋図》というタイトルなので、梅林にある家なのですが、よく見ると高床式の構造。まるでプーケットのコテージみたいで、いいなあ、と思います。しかも別棟にお付きの人もちゃんといるのです!
本日は動物展前期の最終日。写真の子犬も今日が最後で、名残惜しいです。午後には金子学芸員による講座もあります。お楽しみに! 日時:10/24(日)14:00〜(13:45 開場)/会場:府中市生涯学習センター講堂(府中市美術館より徒歩5分)/無料/予約不要で整理券の配布もありません
先日、へそ展に行った姉が一番気に入ったという作品がこれ。羽づくろい中の鶴の絵です。最近ヨガを始めたばかりで、まだ体の固い自分の前屈姿みたいで笑っちゃったからだそうで……確かに。 へそ展は、行った人の感想を聞くのがとても楽しいです。 連休中はずっとOPEN!次の休館日は5/7(火)です。
へそ展、前期展示も残すところあと9日。 そう思うと、なんだかソワソワしてきます。 あれも、あれもももう一度見なきゃ、と気が急いてくるのです。 もちろん「ぴよぴよ鳳凰」も。 図版で見てもかわいいのですが、実物はやっぱりいい。 皆さんにも是非、あの三ツ葉葵紋に囲まれた姿を見てほしいです!
このあんまり上手くない雀、描いたのは三代将軍、徳川家光です。府中市美術館の金子学芸員も関わったその発見のこと、明日3/25(土)テレビで紹介されます! 3/25(土)21時〜@bsプレミアム「最新研究!歴史フロンティア令和の新発見ランキング」 絵は、江戸絵画お絵かき展で展示中です!
江戸絵画お絵かき教室展、いよいよ本日5/7(日)、最終日です。世界犬画史上随一のだらけ犬もお待ちしています。ぜひ、お越しください!
動物展の図録、一般書籍として全国の書店、インターネット書店でも販売していますが、展覧会場でお求めいただいた方には、家光様の木兎のステッカーを1枚、プレゼントしております(数量限定)。携帯電話に貼っても、かわいいですよ!#動物の絵展
先ほどへそ展にとって記念すべきことがありました! 府中市美術館の企画展入場者数記録を更新しました。開館直後、18年前のマネ展以来の記録を、美術館独自企画のへそ展で超えることができたのは、一重に皆さんの応援のおかげです。図録制作チームも本当に嬉しいです!どうもありがとうございました!
今までにない展示室の雰囲気で、とても好きな展示ですが、このかわいい壁もあと少しでおしまいです。江戸絵画お絵かき教室展は、明日5/7(日)まで。ぜひ、ご覧ください〜
江戸絵画お絵かき教室展、チラシができました!!!美術展のチラシらしからぬ情報量だと思います。展覧会の予習にもなりますので、見かけましたら是非、お持ち帰りください〜
動物展前期、明日10/24(日)までです!「象と鯨図屏風」も明日まで。ポップな可愛さが話題になる作品ですが、実物を前にするとその荘厳さに圧倒されます。若冲が母の17回忌のために描いたとの説もあるそうで、確かに、故人をしのぶ思いが大きな画面から伝わってくるような、静かで、力強い作品です。
2020年、無念にも途中閉幕となった「ふつうの系譜」展、3月12日〜5月8日に再開催いたします!特設サイトが再OPENしましたので、お知らせいたします。再開催ですが、展示構成も新たにお届けします。きれいなもの、かわいいもの、たくさんご覧いただけますので、お楽しみに!fam-exhibition.com/futsu/
家光うさぎのトート、試作品できました! へそまがり日本美術展の出品作、徳川家光《兎図》が人気を集めていて、とても嬉しいです。というわけで、へそ展会期中、府中市美術館のショップにてトートバッグを発売予定です。発売は展覧会の開幕日、3月16日(土)から。お楽しみに!
展示の導入部分、蘆雪の原画にあるながーーい描線、プリントして壁に貼るのは大変過ぎるということで、墨と筆で直接描いてしまうことになりました。緊張の一瞬!
本日11/15(月)、府中市美術館は休館日です。動物の絵展はご覧いただけません。そして、明日からはお待ちかね「トラりん」こと、尾形光琳の竹虎図の展示が始まります!トラりん、かわいいですよね。図録でもしっかりと紹介しています。お楽しみに!(ぬいぐるみもショップで販売中!)
府中市美術館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6/1(月)まで休館することになりました。ふつう展再開ができず、本当に残念です。今回の展覧会の「顔」の姫も、皆さんにご覧いただくことが叶いませんでした。その分、当アカでは、5/10までの会期中、引き続き色々とご紹介していきたいです!