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太平洋戦争で犠牲となった戦没船員は判明している範囲で6万643人。戦没した商船の数は2,394隻、802万総トンにのぼり、輸送船と共に沈んだ軍人は30万人を超えたと推計されています。
【新造船情報】川崎重工業は6月30日、神戸工場で25年ぶりに建造した超高速旅客船(川崎ジェットフォイル)「セブンアイランド結」を共同発注した東海汽船と鉄道建設・運輸施設整備支援機構に引き渡しました。同船は、7月13日から東京・竹芝と伊豆諸島を結ぶ航路などに投入されます。(写真は川重提供)
太平洋戦争おいて日本は約2500隻、800万総㌧の商船を失い、乗り組んでいた6万643人もの船員が犠牲となりました。 神戸市にある「戦没した船と海員の資料館」には、アジア・太平洋で沈んだ船の写真や名前がこうして展示されています。
プロペラって美しいですよね。 この模様はナカシマプロペラで製造された証。同社は船ごとに一品受注生産を行っています。
三井E&S造船は玉野艦船工場で先ほど、海上自衛隊向け2017年度計画音響測定艦(29AOS)の命名・進水式を開催しました。同艦は呉地方総監の坂井良海将が「あき」と命名。海中に潜む潜水艦の音響情報を収集する音響測定艦の新造は約30年ぶりです。「あき」は、2021年3月の竣工を予定しています。
ジブリ映画「紅の豚」の舞台となっている戦間期は客船の高性能化が進んだ時代でもあります。横浜港に保存されている日本郵船の貨客船「氷川丸」も大戦間期の1930年に建造された1隻です。
線路の向こう側に建造中の船の船首が見えるという風景は、臼杵駅ならでは。鉄道の駅から取材に行く造船所が見えると、わくわくします。
三井E&S造船が玉野艦船工場で行った護衛艦(FFM)「くまの」の進水式です。進水を終えた船体は艤装岸壁へと移動し、各種装備の搭載工事を引き続き行います。
日本は貿易量の99.6%を海上輸送に頼っています。 日本郵船、商船三井、川崎汽船といった国内の外航海運企業が運航する2000総トン以上の外航商船は2496隻に上り、日本商船隊はエネルギー資源や衣類、食料など私たちの生活に欠かせない物資を運んでいます。
映画「天気の子」にも登場した「さるびあ丸」。変わりゆく東京から、また1隻の船が旅立とうとしています。
午前5時過ぎ、東京オリンピックシンボルが、製造場所である横浜市内の工作所からお台場に向けて出発しました!!
先月、横浜港大さん橋にケーブル敷設船「KDDIケーブルインフィニティ」が接岸しました。船首からブリッジにかけての一体的なデザインが美しいです。
今回、JMU鶴見工場で進水した「えたじま」は、あわじ型掃海艦の3番艦に当たります。命名と支綱切断は河野太郎防衛大臣が直接行いました。 同艦は艦番号を視認性の低いグレーで塗装しており、今後は護衛艦にも同様の塗装が行われていくとのことです。
東海汽船の2代目「さるびあ丸」(4992総トン)は今月をもって引退し、本日竣工した3代目「さるびあ丸」(6200総トン)にバトンタッチします。6月25日には両船が同時に竹芝桟橋から出港する予定です。
全国の船内神棚・神社ファンの皆さまお待たせしました。 最先端技術の結晶、世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」の神棚です。
海上保安庁は今年5月で発足72年目を迎えました。 同庁が発足したのは1948年のこと。巡視船29隻(旧海軍駆潜特務艇28隻、敷設特務艇1隻)と雑多な港務用船103隻で始まった海保は、2020年4月1日現在で473隻の船隊を有する規模にまで拡大しました。
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」の劇場船「STU48号」(約850総トン)は5月23日の公演をもって、船上劇場としての役割を終えました。 #ありがとうSTU48号
東京と横浜には太平洋戦争を生き延びた船が保存されています。 海軍特設病院船となった日本郵船貨客船「氷川丸」。 輸送船となった練習帆船「日本丸」。 海軍特務艦だった南極観測船「宗谷」。 いずれの船も戦後は日本人の復員・引き揚げに使用されました。
【竣工情報】フィンランドのエンジニアリング企業ノルスパワーは1月20日、北海エリアで近海輸送に従事するシーカーゴが運航するRORO船「SC Connector」(1万2251総トン)に、世界初となる角度調整が可能な新型円筒帆(ローターセール)を2基搭載したと発表しました。
スイスの宇宙・舶用企業アルマテックは、2025年に開催される大阪・関西万博をターゲットに、船体に軽量の複合材を使用し、水素燃料電池を搭載する新型の水中翼船「ZESST(Zero Emission Speed ShuTtle)」を日本で就航させることを目指しています。
船の科学館に保存されている南極観測船「宗谷」は現在、40年ぶりとなる大規模な修繕工事を行っています。木甲板や外板など腐食が進んでいた箇所を修理・補強し、竣工から80年以上が経過した同船を、より長く保つための各種整備を進めているとのことです。一般公開の再開は4月1日を予定しています。
ローターセールは、マグヌス効果と呼ばれる物理現象により、風力を船舶の推進力に利用するフレットナー・ローターを改良した装置。水平に傾倒させる機能を持ち、橋などの高さ制限を回避します。 RORO船「SC Connector」は、良好な風況では、帆の推進力だけで通常の航行速度を維持することができます。
日本郵船の貨客船「氷川丸」は4月25日、竣工90周年を迎えました。 同船は1930年に横浜船渠で建造され、シルクの荷揚げ港として重要性を増していたシアトル港への航路に投入されました。太平洋横断航路の華やかさを現代に伝える世界的にも貴重な船舶です。
今冬、日本を取り巻く海上輸送は、 ・船員交代の停滞による乗船長期化 ・コンテナ不足と港湾混雑による物流の混乱 ・暖房需要の急上昇とパナマ運河での滞留によるLNG船の払底 ・石油火力発電所へ重油を輸送する内航黒油タンカー不足 が重なり厳しい状況に置かれています。
2001年の第42回宝塚記念で1着となったメイショウドトウの馬主である松本好雄氏は、クランクシャフトやピストン棒といった舶用部品の製造・加工などを手掛ける「きしろ」の会長を務めています。 同社では2013年まで戦艦「大和」の主砲身など削り出したを旧呉海軍工廠の大型旋盤が稼働していました。