「最近の若い子は、言われたことしか出来ない。」と愚痴る上司って多いと思うのですが、言われたこと以外のことをやると叱られるリスクが高いので、避けているだけの話です。むしろ評価すべきはリスク回避能力だし、自ら考えて動いて欲しいなら、失敗しても責めない心構えが上司に必要かと。
「8時間労働」という枠組みが辛い人(短時間であれば働ける人)って、世の中にかなりいると思うんですよね。短時間であれば活躍できる人って世の中にはきっと沢山いるし、こうした「常識」を改めて見直すことが多様性のある社会への一歩だと思う。
「残さずに食べましょう」と指導するより、「残さない様に選んだり量を調整したりしましょう」と指導する方が大切だと思っている。そもそも食べられる量には個人差があるのに、無視されがちなんですよね。しかも、苦しんで食べているのに「早く食べなさい!」と言われた日には・・。
女性はバイクで颯爽と追いかけ、なんとタクシーを停めてくれた。無事、座席にあったスマホを救出。すると、女性は「良かったね、じゃあ!」と、あっという間に去っていった。恩着せがましさが全くない。本当に格好良かった。ああいう人に自分もなりたいと、心の底から思った出来事。
実は、学生の無事を確認するために作ったルールで、10年以上継続しています。このルールもあってか、学生のドロップアウトは非常に少ないんですよね。
妻が息子に「お父さんは忘れ物を頻繁にするけれど、忘れても大丈夫な様に自分で工夫しているの。忘れ物をするのは仕方ないけれど、被害を最小限にする努力はしなさい。」と話している。「忘れ物をするな!」はよく聞くが、「忘れるのを前提に行動しなさい。」という角度の説教が斬新すぎて笑った朝。
スマホで撮影した画像は、レジュメに書いたメモの様に行方不明になる可能性が低かったり、ノートテイクにかかる時間を節約できたりといったメリットがあるのですが、実は障害やケガで書字に困難さが生じるケースは意外と多く、こうした学生に対する配慮という意味で始めたアイデアなんです。
「市長宛に『男性がスカートをはくな』というクレームが入ったこともあったそうです」 麻痺のある方や肢体不自由の方にとって穿きやすいボトムスを開発してきた結果がスカートだっただけ‥。こうしてジェンダーと結びつけて批判されるのは悲しいけれど、私達は前に進みたい。 woman.nikkei.com/atcl/column/21…
バスで移動中、女性が苦しそうに座っていた。耳に指を入れていたので、音に過敏で苦痛を伴う聴覚過敏を疑った。「静かにする様にアナウンスしましょうか?」彼女が強く頷いたので、乗客の皆さんにお願いした。対応が正解かどうかは分からないが、可能性を知っておく事の大切さを実感した出来事だった。
学校で障害のある子に対する「お世話係(お世話係的な声かけを含む)」って、本当に辞めた方が良い。お世話する側は「なんでお世話しないといけないの?」となるし、される側は「なんでお世話されないといけないの?」となる。インクルーシブ教育どころか、両者の間に壁が生まれるだけなんですよね。
過敏性腸症候群はストレスなど環境の影響が大きい。つまり、「いつでもトイレに行ける」と思えるだけで助かるのです。他の大学/講義を選べば良いと思うかもしれませんが、選択できるから排除しても良いという発想は違うと思う訳です。
お正月に里帰りした。両親は不注意性と衝動性の強い僕の子供(孫)達を責めることなく、成功確率の高いお手伝いを子供達に頼んで、うまくいったことを褒めてくれる。嗚呼、自分はこうして育てられたのだと。不注意性と衝動性の強い僕のことを責めずに育ててくれた両親には感謝しかない。
ごはん→汁物→おかず→牛乳・・と一口ずつローテーションする【三角食べ】を子供達に強制するケースによく出会いますが、食材が口の中で混ざる事が苦痛な児童にとって三角食べは恐怖でしかない。三角食べを含め食べ方は自由だし、そもそも食べる楽しさを教える事を忘れてはいけないと思うんですよね。
使ったのは以前バズった際にご紹介頂いたComment Screen(コメントスクリーン)というサービスです。20人以下であれば無料でお試しできます。 machikado-career.com/2020/04/15/com…
読み書き困難で小中高で辛い思いをした子が、大学生になった。 「今、めちゃくちゃ勉強が楽しい。合理的配慮を主張しなくてもスマホやパソコンを使って講義を受けれるじゃないですか?何より周りの目を気にせず勉強できるのが嬉しい。」 これが小中高でも当たり前になってくれることを切に願う。
給食の完食を強制する、クラスで残食ゼロを目指すなど、残さずに食べることって美化されがちだけど、食べる量には個人差があるし、体調によっても異なる。これらの事情を無視して完食を強制する事は、食事に対するトラウマに繋がる可能性すらある訳です。
「大学で退室するのに許可がいるの?」的なコメントを頂いておりますので補足しますが、許可は要りませんし、私も一時退室を許してきました。ただ、それを「公言」しないと、部屋から出にくいのです。今回の論点は許可するしないではなく、「公言」の有無です。
「私、片付けが苦手で・・」と学生に相談されたので、「自分でも抵抗なく出来そうな方法を考えて、カレンダーに上手くいったら○、面倒臭いと少しでも感じたら△をつけてごらん。駄目ならスパッと諦めて次の方法を試して良い。継続するのはカレンダーに○と△を書き込むだけ。」と伝えた。一ヶ月後・・
UDフォントはディスレクシア(知的に問題はないものの読み書きの能力に著しい困難を持つ症状)の方など、文字の形を正確に認識することが困難な方にとって読みやすいフォントです。線の細さが一定でない明朝体と比較すると、視認性に優れています。
車椅子ユーザが店頭で服を購入することに躊躇する理由。「通路が狭い」「試着室が使えない」的なものを想像しがちだけど、これらに加えて「車輪が当たって商品が汚れないか?」「床に並べられた靴を踏んでしまわないか?」があったりする。だから改善‥ではなく、知る事で生まれる工夫ってあると思う。
「次回、配布したプリントを忘れずに持ってきてください。自信のない人は今この場で、スマホのアラームをかけましょう。」と伝えたところ、全員が忘れずにプリントを持ってきてくれた。忘れ物をした後に責めるのではなく、忘れずに済む環境をあらかじめ準備するって大切だと思うんですよね。
バズにつき宣伝。こうした「障害×ファッション」の魅力を世界に広めるべく、今年9月のパリコレで世界に発表します。 ただ、私達は企業の様に収益性がなく、メンバー4人の自腹の活動。資金がかなり不足しています。もしよければ、拡散またはご支援を・・。宜しくお願いします🙇‍♂️ camp-fire.jp/projects/view/…
読み書きに困難さがある子の中には、他の子が30分程度で出来る宿題であるにも関わらず、4時間かかって泣きながら取り組むケースがあるという現実を、多くの人に知ってほしいです。
学生時代、麻痺があって書字が困難な子のために、押しボタンスイッチのみで操作できる計算ソフトを作って欲しいと恩師に頼まれたので、正解ならピンポーン、間違えたらブブーと表示される計算ソフトを開発した。すると、恩師に「それは彼女の求めているソフトではない。」と言われた。 ↓↓
「社会人になったら助けてくれる人はいないので、支援を徐々に減らす努力をしましょう。」ではなくて、「社会人になったら自分から言わないと助けてくれないので、自らの特性を知り、支援があれば出来ることを知り、支援を要求するスキルを身につけましょう。」なんですよね。