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「8時間労働」という枠組みが辛い人(短時間であれば働ける人)って、世の中にかなりいると思うんですよね。短時間であれば活躍できる人って世の中にはきっと沢山いるし、こうした「常識」を改めて見直すことが多様性のある社会への一歩だと思う。
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実は、学生の無事を確認するために作ったルールで、10年以上継続しています。このルールもあってか、学生のドロップアウトは非常に少ないんですよね。
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妻が息子に「お父さんは忘れ物を頻繁にするけれど、忘れても大丈夫な様に自分で工夫しているの。忘れ物をするのは仕方ないけれど、被害を最小限にする努力はしなさい。」と話している。「忘れ物をするな!」はよく聞くが、「忘れるのを前提に行動しなさい。」という角度の説教が斬新すぎて笑った朝。
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学校で障害のある子に対する「お世話係(お世話係的な声かけを含む)」って、本当に辞めた方が良い。お世話する側は「なんでお世話しないといけないの?」となるし、される側は「なんでお世話されないといけないの?」となる。インクルーシブ教育どころか、両者の間に壁が生まれるだけなんですよね。
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ごはん→汁物→おかず→牛乳・・と一口ずつローテーションする【三角食べ】を子供達に強制するケースによく出会いますが、食材が口の中で混ざる事が苦痛な児童にとって三角食べは恐怖でしかない。三角食べを含め食べ方は自由だし、そもそも食べる楽しさを教える事を忘れてはいけないと思うんですよね。
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バスで移動中、女性が苦しそうに座っていた。耳に指を入れていたので、音に過敏で苦痛を伴う聴覚過敏を疑った。「静かにする様にアナウンスしましょうか?」彼女が強く頷いたので、乗客の皆さんにお願いした。対応が正解かどうかは分からないが、可能性を知っておく事の大切さを実感した出来事だった。
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「私、片付けが苦手で・・」と学生に相談されたので、「自分でも抵抗なく出来そうな方法を考えて、カレンダーに上手くいったら○、面倒臭いと少しでも感じたら△をつけてごらん。駄目ならスパッと諦めて次の方法を試して良い。継続するのはカレンダーに○と△を書き込むだけ。」と伝えた。一ヶ月後・・
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「最近の若い子は、言われたことしか出来ない。」と愚痴る上司って多いと思うのですが、言われたこと以外のことをやると叱られるリスクが高いので、避けているだけの話です。むしろ評価すべきはリスク回避能力だし、自ら考えて動いて欲しいなら、失敗しても責めない心構えが上司に必要かと。
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「残さずに食べましょう」と指導するより、「残さない様に選んだり量を調整したりしましょう」と指導する方が大切だと思っている。そもそも食べられる量には個人差があるのに、無視されがちなんですよね。しかも、苦しんで食べているのに「早く食べなさい!」と言われた日には・・。
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身体の片側にだけ麻痺がある方は、麻痺のない側の手すりに掴まってエスカレーターに乗ることが出来ます。逆に言うと、片側にしか乗ることが出来ないので、それが追い越し側の場合、後ろから舌打ちをされてしまうのです。
「片側にしか乗れない人がいる」という可能性を知っておくって大切かと。
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「オンライン講義なので、皆さんの顔が見えません。お菓子を食べながら‥、寝ながら‥、運動しながら‥、好きなスタイルでご覧ください。その代わり、自分に合った学習スタイルを見つけてみましょう。そして、学習スタイルは個々で異なる事を知り、違いを尊重できる人になって欲しいです。」と伝えた。
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学生時代、麻痺があって書字が困難な子のために、押しボタンスイッチのみで操作できる計算ソフトを作って欲しいと恩師に頼まれたので、正解ならピンポーン、間違えたらブブーと表示される計算ソフトを開発した。すると、恩師に「それは彼女の求めているソフトではない。」と言われた。
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子供達が図書館から借りた本が見当たらず、家族総出で大捜索。有り得ない場所から僕が見つけた。すると、妻が子供達に「お父さんは頻繁に物を失くすけど、逆に探す回数が人より多いから、探し物の天才なの。失くしても探す事が出来れば、それでいいよね。」と伝えていた。不注意性が報われた瞬間。
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車椅子ユーザが店頭で服を購入することに躊躇する理由。「通路が狭い」「試着室が使えない」的なものを想像しがちだけど、これらに加えて「車輪が当たって商品が汚れないか?」「床に並べられた靴を踏んでしまわないか?」があったりする。だから改善‥ではなく、知る事で生まれる工夫ってあると思う。
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給食の完食を強制する、クラスで残食ゼロを目指すなど、残さずに食べることって美化されがちだけど、食べる量には個人差があるし、体調によっても異なる。これらの事情を無視して完食を強制する事は、食事に対するトラウマに繋がる可能性すらある訳です。
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読み書き困難で小中高で辛い思いをした子が、大学生になった。
「今、めちゃくちゃ勉強が楽しい。合理的配慮を主張しなくてもスマホやパソコンを使って講義を受けれるじゃないですか?何より周りの目を気にせず勉強できるのが嬉しい。」
これが小中高でも当たり前になってくれることを切に願う。
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過敏性腸症候群はストレスなど環境の影響が大きい。つまり、「いつでもトイレに行ける」と思えるだけで助かるのです。他の大学/講義を選べば良いと思うかもしれませんが、選択できるから排除しても良いという発想は違うと思う訳です。
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ユニセックス・スカートを開発している関係で、TV出演の話がチラホラ。念のため、息子に「スカート姿でテレビ出ても大丈夫?」と伝えた。
すると息子が・・
「もちろん!テレビ出てよ!もし、何か言う人がいても、『そんな考えしか出来ないの?』って思うだけだから。」
と言われ、いま泣いてる。
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スマホで撮影した画像は、レジュメに書いたメモの様に行方不明になる可能性が低かったり、ノートテイクにかかる時間を節約できたりといったメリットがあるのですが、実は障害やケガで書字に困難さが生じるケースは意外と多く、こうした学生に対する配慮という意味で始めたアイデアなんです。
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ユニセックス・スカートの制服を開発していると、残念ながらごく稀に「男性がスカートなんて気持ち悪い。」と言われます。さすがに傷つき落ち込んでいたある日、高校生から「制服が本当に辛いので期待してます!頑張ってください!」とメッセージを頂いた。思わず涙が出た。前を向いて頑張る。
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友達とうまく話せなかった子供時代に「別に無理して話さなくても良いよ。話したくなったら僕のところにおいで。」と言ってくれた教育実習生がいた。ふと名前を検索したところ、ある大学の教育学部で教授をされていて、YouTubeで「強みを伸ばせる自分になって欲しい」と言われていた。
今、泣いてる。
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「市長宛に『男性がスカートをはくな』というクレームが入ったこともあったそうです」
麻痺のある方や肢体不自由の方にとって穿きやすいボトムスを開発してきた結果がスカートだっただけ‥。こうしてジェンダーと結びつけて批判されるのは悲しいけれど、私達は前に進みたい。
woman.nikkei.com/atcl/column/21…
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理由はすぐに判明した。彼女はクラスメイトと同じ様に、担任の先生に手書きで花丸をつけて欲しかったのだ。彼女に必要だったのは無機質に○と×を判定する機能ではなく、入力したものを紙にプリントアウトする機能。子供のニーズを大人が勝手に決めつけない‥20年前に頂いた恩師からのメッセージです。