251
感謝を求めるメンタリティには引っ張られにくいのではないだろうか。
>相手が誰であれ立場がどうであれ、人と人として対等という認識
例えばそのひとつには、人権意識がある。
252
「これがわかっていたら異性(同性でもいいが)との関係は恐れなくていいんだよ。この同意を取ることを恐れてしまうと相手の支配になるから、いちいちめんどくさくても、かっこわるいと思っても同意を確認すること。NOといわれたら拗ねずに素直に引くこと。これが相手の尊重につながるんだよ。
253
自分が守られなかった子供、自分を守らせてもらえない大人は、他者にもそれを求めるようになることがあります。
そうなると負の拡大再生産となります。
「自分も大切、他者も大切」この順番で少しも悪くありません。
254
先日、加害変容プログラムGADHAさんのこちらの講演を聴きました。
このなかで、特に以下のふたつの言葉が印象的でした。
・「この社会に生きていると攻撃的な心理体系を身につけてしまう」
・「ケアの欠如がすでに加害である」
youtube.com/watch?v=3jHRIO…
255
男性はしばしばミソジニーを「本能」で正当化しようとする言説に惹かれるようです。
それは、つまり人間ではなく動物であるという人間性の否定になるので現代的な価値観の上の議論になかなか到達しません。
また「本能」というのは一般に多用されますが、作業仮説の一種として実はあいまいなものです。 twitter.com/tkmpkm1_mkkr/s…
256
また、女性のみなさんにおかれましても「男性のくせに勝手に女性の代弁をするな」とお怒りの向きもあるかも知れません。まったくもってその通りでございますが、不器用ながらもなにかしているのだとどうぞご寛恕下さい。
257
僕自身もまったく同じことを言われて10年続けた子育てのブログをもう書けなくなりました。
「政治について触れず子育てのことだけ言えばいいのに」と。
多くの人が悪意なく「政治的なことに触れるのはよろしくない」という価値観を持たされて生きているのでしょう。 twitter.com/Albizia_jewelr…
258
自己犠牲を他者から強いられていると、人は「意地悪」になっていくんですよ。
だから、福祉施設はモラルハラスメントが起きやすいです。
21世紀なんだから、自己犠牲などの精神性でケア労働を展開するの卒業しましょう。
ケア労働の専門性を。
259
保育養成校付属の保育施設に実習に行ったら、そこの保育がひどくて保育士になることを辞めたなどというケースすらあります。
260
この点、児童ポルノの氾濫なんてもっとも「保守」が目くじら立てるような案件だったはずだよね。
僕みたいな個人主義、自由主義の人間はむしろ表現規制なんか大反対だもの。
失われた30年で、本当にいろんなものがあべこべになったこと。
261
本当に悪いことは言わないので、
「自分にパートナーができないのは、女性達がみな高収入(高学歴、高ルックス)の男性を要求するせいだ」という幻想にすがるのはやめたほうがいいです。その思考で自己憐憫を強化してしまうと、あなたご自身の自己実現が遠のいてしまいます。 twitter.com/hoikushioto/st…
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これが現実。
女性にとって男性は潜在的な加害者として存在してしまっている。それは男女それぞれの個人の問題ではなく、ミソジニーが長く続いた社会構造が作り出したもの。
これ男性は女性に腹を立てる問題ではない。社会構造をみてみよう。 twitter.com/higiri45988237…
263
2022/05/12
◆子供を苦労させるという無自覚の子供蔑視
苦労させること、苦痛を与えることが教育要素であるとする感覚が、世の中には意識・無意識の内に無数にあるようです。
そこには子供蔑視がわかちがたくあります。
264
男性保育士の数が増えるにつれて、実際にこうした児童への性加害の問題は少なからず表面化してきました。
たった一人でもそうした人がいれば、まったく関係無い人であってもその同業者がそうした目を向けられるのは当然のことです。
265
よく知られる話かもだけれども、古代ローマ帝国が滅びた理由が度重なる蛮族の襲来や外敵ではなくて、奴隷身分から上昇できない制度に固定化したためと。
日本もこのままだと格差でどうにもならなくなるんじゃないかな。
266
この社会で少子化が解消するわけないよね。
なんだか社会的に自傷行為をしているとでもいうような。 twitter.com/HuffPostJapan/…
267
被差別者や、権力構造に対して弱い立場におかれている人に、「主語を大きくするな」を要求することが是とされてしまうと、その人達にその問題(例えばその差別)に与する人と、そうでない人の選別の労を負わせることになります。
268
国民を子供を服従させたい人にとってはここが本丸。
性教育を奪うとなにが起こるかというと、NOを言うことができない人間、自分のことを自分で決定できない人間を作ることができます。
そして女性蔑視を助長し、男性中心主義的な社会、ひいては権力者に有利な権威主義的な社会を作れるからです。 twitter.com/nagano_t/statu…
269
◆学問の男性性
また、話しの切り口は離れますが、男性のそうした自己防衛を既存の思想に仮託して行うのもあまり理知的とはいえないかもしれません。
なぜなら、学問の男性性、アカデミズムの男性性、哲学・思想の男性性という提起がすでになされている社会にあるからです。
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「人として対等」という他者認識を持つためには、こうした素の対人関係理解を乗り越えなければならないので、日本の文化の中で人権意識の獲得はひとつハードルがあがっていると言える。
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僕自身も男性なので男性の言葉に触れることは多いです。
その中で典型的にでてくると感じるものが、苦労自慢です。
・こんなに残業した
・こんなに睡眠時間を削って働いた
・こんなに休まず働いた
・こんなに切り詰めて働いた
・こんなに我慢して働いた
(“働いた”の部分が“勉強した”の場合も)
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正直なところ政治を変えないと、現行の政府、行政にはなにも期待できないのよ。
だって、これらをわかって意図的に、むしろ積極的に作ってきたのだもの。 twitter.com/hoikushioto/st…
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僕の頭の中をぐるぐるうずまくモヤモヤに関わっているだろうと思うのは、
「抑圧された人間は、簡単に弱者の支配者に変わりうる」
「抑圧の構造を解決しないとなにも変わらないだろう」
ということ。
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しかし、ミソジニストとおぼしき人達から寄せられる大量のそれは、Bという意見の開陳になるのではなく、Aの打ち消しに終始してきます。
通常はこれを議論とはいいません。
というよりも、それをしたところで問題としている事象に関してなんの(保守的にしろ変化的にしろ)成果も生み出さないからです。
275
2022/07/21
【保育、教育】承認欲求について
専門性ある仕事をする上で、あまり目立たないけど重要なポイントに承認欲求の問題があります。
対人の仕事、特に「人のためにする仕事」には、この承認欲求という魔物がひそんでいます。
子供を相手にする仕事は、それが暴走しやすい仕事でもあります。