僕自身もまったく同じことを言われて10年続けた子育てのブログをもう書けなくなりました。 「政治について触れず子育てのことだけ言えばいいのに」と。 多くの人が悪意なく「政治的なことに触れるのはよろしくない」という価値観を持たされて生きているのでしょう。 twitter.com/Albizia_jewelr…
労基署のポスター。 若い女性が優しく呼びかけるというポーズの周知や啓発はもうやめませんか。
これがなぜよくないと思うかというと、べつに女性を使っているからではなくて、労働者の権利としてあるものを、「経営者にお願い」という形にしていることに問題があるわけです。
この問題をわからない人がたくさんいるのは仕方ないね。学校で労働者の権利とかろくすっぽ教わらないものね。 しかし、労基署がそれをわかっていないのは先進国として大いに問題だよね。
今日も有休取得するのに、理由を書け「私用」ではダメだなんてあほなこという会社のことがTwitterに上がってたけど、本当ならこうしたこと中学校当たりで教わっておけば、そんな法律違反すらわからない会社なんてあるはずないんだよね。
こっちにも貼っときます。いい論文なのでどうぞお読み下さい。 jil.go.jp/institute/zass… 『労働基準監督行政の現状と課題 ―労働基準監督署の視点から』 池山 聖子(神戸大学大学院博士後期課程,元労働基準監督署長)
「経営者さん、最低賃金あがりますからどうか確認お願いします♡」みたいなのと 「有給とらせていただいてありがとうございました。これつまらないものですが」 つ【菓子折】 みたいなのは根っこでつながった問題だよね。
まず、男性のあり方への認知として「性体験が多いほど男らしいor強さの証明or経験数でのマウンティング」のような価値観があるところから、「男性のセックスする権利が満たされいない」とうようなさらなる迷走した認知がうまれるのだろうな。 twitter.com/annaPHd9pj/sta…
僕若い頃、労働組合の意味とか全くわかってなかったな。いま思うとあまりに無知すぎた。 でも、それもそのはずで学校教育の中では労働者になる教育はされるのに、労働者として生きていく教育、労働者の権利などはほぼ皆無だったんだよね。 twitter.com/shigaken_roure…
僕の頭の中をぐるぐるうずまくモヤモヤに関わっているだろうと思うのは、 「抑圧された人間は、簡単に弱者の支配者に変わりうる」 「抑圧の構造を解決しないとなにも変わらないだろう」 ということ。
【保育】感染するモラハラ保育 「いい人」ならいい保育をするでしょうか? 僕はまったくそう思っていません。 どんなに優しい善良な人間でも、不適切な行為に染まってしまうことは簡単に起こりうるからです。
今回の事件でも、園長の制止を振り切ってまで当局に報告した保育者がいたことは、まさにそれを証明しているといえるでしょう。 今回の件の唯一といっていいほどのよい点が、そのNOの言える保育者がいたことだと思います。 そうした良心と行動力を持った保育者がいたことは、いろんな意味で救いです。
【保育】非正規雇用の問題 今回の虐待事件で担任3人の肩書きをみてアレと感じた人もいるのではないかと思います。 a,正規職員 b,非正規職員 c,派遣職員 同じ担任なのにそれぞれが別の雇用形態でした。
子供の命や健康をあずかる保育士は、精神的な安定や常に学びの必要な仕事でもあります。雇用や経済的な安定がない状態では、それは簡単ではありません。
このことは、事件の裏に隠れる重大な問題です。 b,cとも不安定雇用です。 正規ですら低いと言われている保育士の賃金ですが、非正規とあらばさらに低いのは想像に難くありません。
準保育士制度を勝手に作って、独自に運用している自治体もあります。本来、保育士は名称独占の国家資格なのですが、まだまだ日本に残る女性蔑視子供蔑視の価値観を持つ人達にとって、保育というものはその程度にみえることなのでしょう。
僕の感覚からすれば、人の命を預かる仕事ですから責任を果たせる職員、つまり正規雇用の職員がいないというのは考えられないことですが、この数十年福祉がどんどん削られる中でそうしたことがいつのまにか実態となってしまいました。
このことはかの保育施設に限った問題ではなく、全国の保育施設で起こっていることです。 自治体によっても違いますが、それは公立園ですら例外ではありません。 任期付き職員という名の非正規雇用の職員だったり、遅番の時間はパート職員しかいないというところもあります。
そうした状況下で、担任までもが非正規があたりまえという状況が出現しています。 皮肉なことに、いまはすでに保育施設はあまりだしていますが、こうした負の遺産は今後もずっと尾を引く問題として残っています。
この非正規化は保育に限らず、この「失われた30年の間に日本のいたるところで起こってきた光景でしょう。 以前、保育は福祉法人など非営利の形態にのみ許されていたことが、保育施設不足を理由に営利化が推し進められ、数は瞬く間に増えましたが、質のばらつき、人材不足の問題が増大しました。
【保育】保育士逮捕という福音 はっきりと言います。 児童虐待をしていた保育士が刑事事件として立件され逮捕されたことにより、今後多くの子供達、そして善良な保育者たちは救われることとなるでしょう。 これまで、問題が表面化、事件化されないだけで同様の不適切、虐待は山ほどありました。
保育養成校付属の保育施設に実習に行ったら、そこの保育がひどくて保育士になることを辞めたなどというケースすらあります。
そうした中で、その保育をおかしいと感じる保育者が逆に辞めさせられたり、ストレスから仕事にいけなくなったり、保育士そのものを辞めてしまったり、ひどい保育に嫌気がさして、別の園に転職したらそこもひどい保育をしていたなど、同様のケースは枚挙にいとまがありません。
施設長がそうした支配的な保育を是としていたり、人手不足から不適切な職員でも使い続けなければならなかったり、施設の長年の体質が子供の支配であり日常的に不適切行為がでていたり、施設長や経営者のモラハラ、パワハラが源泉となって保育者が子供に不適切行為を働いているなど。