しかし、ミソジニストとおぼしき人達から寄せられる大量のそれは、Bという意見の開陳になるのではなく、Aの打ち消しに終始してきます。 通常はこれを議論とはいいません。 というよりも、それをしたところで問題としている事象に関してなんの(保守的にしろ変化的にしろ)成果も生み出さないからです。
◆ミソジニストの違和感の正体について これまで表現やゾーニングの問題、環境問題(グレタさんの名前を出すと大量に寄せられる)、女性にまつわる問題を述べると、ミソジニストとおぼしき人達から大量のリプライやリツイートが寄せられていました。
男性はしばしばミソジニーを「本能」で正当化しようとする言説に惹かれるようです。 それは、つまり人間ではなく動物であるという人間性の否定になるので現代的な価値観の上の議論になかなか到達しません。 また「本能」というのは一般に多用されますが、作業仮説の一種として実はあいまいなものです。 twitter.com/tkmpkm1_mkkr/s…
【男性が幸せになるために】異性とのつきあい方|保育士おとーちゃん @hoikushioto #note note.com/hoikushioto/n/… 僕のnoteに、加筆修正版をまとめました。
これが現実。 女性にとって男性は潜在的な加害者として存在してしまっている。それは男女それぞれの個人の問題ではなく、ミソジニーが長く続いた社会構造が作り出したもの。 これ男性は女性に腹を立てる問題ではない。社会構造をみてみよう。 twitter.com/higiri45988237…
男性のイノセンスさ(無謬性)は大きなポイントだと感じます。 世に流れる表象でも「いつまでも少年の心を持った男性」のような価値観が称揚されているけれども、現実の対人関係では悪い意味で「子供ぽい」になっていること少なくないようです。 twitter.com/u2PZgv85MkSGAm…
これは今後も手直しをしながら書き続けて行こうと思いますので、いずれ僕のnoteの方にまとめてみることにします。 note.com/hoikushioto
ただ、見た目を気にしないというのは、不潔さや不衛生さを押しつけていいということではありませんので、そこは誤解なきよう。
・よい見た目 これも収入におけるデマと似たり寄ったりです。 あなたがもし相手の女性を人格として尊重できる人であれば、見た目に寄らず信頼してくれる人はいるはずです。
ネットなどで一部に流れる、「女性は高収入の男性でなければ見向きもしない」という言葉は、女性蔑視を強化しようとする人達のデマと思っていいでしょう。もちろん、中には高収入でなければというそういう人もいるでしょうけれども、それはあくまで個別にであり、総体ではありません。
・高収入 様々な人がいますから一概にはいえないかもしれませんが、時代の流れとしては確実に女性は自立、自活を求める方に向かっていますので、男性の高収入に依存したいという人は減っています。 互いに働いて生活に不自由なければそれでよいという考え方がむしろ一般的なものではないでしょうか。
現在の日本では性教育がまったくの不備ですので、多くの人が自身の性的な問題について表すことが難しい状態におかれています。 表したり対話ができないので、性的関係における相手の支配を目指してしまいがちです。 またアダルトビデオ等は、それが普通のことであると錯覚させすり込んでしまいます。
本当は相手の支配をする必要はありません。 性的関係においても対話と同意を大切にすることで、パートナーとの関係はプラスになっていきます。
◆世間に流布する誤解 女性との関係を危惧する男性にとって、もしかすると世の中には間違った情報がたくさん流れているかも知れません。
このNOを表明しても不機嫌にならない、相手の意見を押しつぶさないというスタンスは、さらに性的な関係でも重要です。
性的な行為を求めたとき、それを女性に拒否されることもあるかもしれません。 そのときは、それを最大限尊重するべきです。 不機嫌さを醸し出しながらしぶしぶなどではなく、素直にひっこめられることで女性はこの人は信頼に足る人だと理解します。
もしパートナーであるあなたが、NOを表明されてもそこに対話ができる人であると相手の女性が理解したしたら、その女性はきっと大きな安心感と信頼感を感じることでしょう。
NOは恐れなくていいのです。 NOの上に対話を積み重ねていきましょう。 このNOを押しつぶすのではなく、互いの対話を重ねる方法を上手でなくとも互いに取り組んでいくことで、パートナーとの信頼は深まっていきます。
また、仕事における対人関係などでも、このスタンスを理解しておくことで、人間関係が円滑にいったり同僚間での信頼関係が構築されやすくなります。 子育てでもとても重要なファクターになります。(こっちが僕の専門なのでいずれどこかでまとめましょうね)
こうした中で仮に女性が勇気を振り絞って、パートナーに何らかのNOを表明したとします。 (例:子供の熱でお休みしなければならないけど私は私の仕事でどうしても明日は休むことができないの。あなたがお休みを取って下さい。など)
こうした中で、女性は自分の感情や意見を抑圧されていたり、そもそも長い間そういう習慣を持てなかったためにできなくなっています。 特に他者の意見にそぐわない自分の意見が出せません。 女性はNOを言うことが怖いのです。 逆に、男性はNOを言われることを恐れています。
それに対して男性が、不機嫌さを醸し出したり、その言葉を押しつぶそうとしたり、ましてや「お前には子供への愛情がないのか」などのモラルハラスメントをすれば、関係性の発展は望めません。
◆NOの尊重=人格の尊重 「すみません」が口癖になっている人が周囲にいるのに気がついたことはありますか? 男性にもおりますが、女性にはさらに多いです。 これは「不機嫌さ」のところでも述べましたが、女性は周囲の機嫌を損ねないように振る舞うことが社会の中ですり込まれてしまうためです。
「女性はおいしい肉じゃがが作れるべきだ」のようなファンタジーはしまっておきましょう。 もし、おいしい肉じゃがが食べたいのであれば、ぜひご自身で作ってみるか、パートナーと一緒に楽しみながら作ることを強くお勧めします。
この状態は男性が自分の必要なことを自分でできないというものです。 これは「当たり前」ではなく、現代の価値観では妻、母に依存する自立できない異様な大人の問題です。