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この「ハッハッハ!ウチら州がディズニーパークの運営権を剥奪してやったぞ!」と州知事が思ってたら運営権にはパーク内の道路や水道を整備する権利しか入っていませんでした。ミッキーマウスも使っちゃダメです。だった話正直面白いから映画化してほしい。
bloomberg.co.jp/news/articles/…
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35人のスタントパフォーマーが活躍した『ジョン・ウィック4』。35人いてもアクション場面が多いから1人が複数回退場する。キアヌ・リーブスは撮影終了後、スタントパフォーマーひとりひとりに殺された回数が入ったTシャツを作って贈った。20を越える数が入っている人達もいる。variety.com/2023/film/news…
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このアリ・アスターのインタビュー、パンデミック中に窓もない執筆用アパートの酷さについて怒っている部分が一番怖い。「なんであんなところに住んでいたんだろう」「自分を罰していた」「当時の私はお金を節約しようと思っていたのか」「ひどかった」(自分で選んで自分で住んだ部屋が)そういう事
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暴れたい人がいたら数少ない僕の友達が相手になるからな、と言い、カメラがるマイケル・B・ジョーダンやペドロ・パスカルを順繰りに映していくという流れ。アンドリュー・ガーフィールドは本番数分前に「ってことでスパイダーマンのポーズをとってください」と言われお断りしますと返答していた。
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・アカデミー賞でウィル・スミスの平手打ちを蒸し返すジョークに参加してくれるよう、ジミー・キンメルとスタッフはアンドリュー・ガーフィールドにも頼み、ガーフィールドは嫌ですとクールに断っていた。ジョークの流れは壇上でキンメルが「もし壇上で(スミスみたいに)
vanityfair.com/hollywood/2023…
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・映画も本も一人で発見し一人で浸る体験が欠かせないがSNSでそれを好きな人が集まり一斉に発言する、は群衆行動であり、自然と権威主義となり(沢山集まってるから偉い)、不寛容(貶すな)になり、群れの意志に従順なのがよろしい態度だとされ、これは最悪の意味での政治である。
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NYタイムズの映画評の顔だったA.O. スコットが「SNSにおける特定の映画のファンダム、大群で行動し集団としてのアイデンティティに個人が服従し、適合し、追従していっているさまは映画の精神に反すると思う」と書き残して23年間の映画評論活動に幕を閉じる。さようなら。nytimes.com/2023/03/17/mov…
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下のベン・アフレックのロングインタビュー、久々のロング・インタビューで『ナイキ』の宣伝を兼ねてるのに『ナイキ』PRをあまりしておらず、ストリーミング会社出資の映画作りの問題点も指摘していてとても面白い。
・『ジャスティス・リーグ』撮影中はホテルに戻るとホテルの窓から飛び降りるか酒を
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「役者をやっていて、子供がバスケの試合に出るから遠方へのロケは避けたいと表明すると『本気で言ってるんじゃないよね?』と言われる。だが会社を立ち上げ、ビジネスをやると『今日は大切な会合ですがお子さんのバスケの試合がありましたよね』となる」(ベン・アフレック)
hollywoodreporter.com/movies/movie-f…
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なんともならないんだけど、映画が公開されバババババババババッと賢人&識者の評が公開され「正解」の方向の鑑賞方法とキーワードが決定しちゃうのなんとかならんもんかなと思う。前イングリッド・バーグマンの各出演作の「歩き方」だけを論じてる映画評があってあれはとっても面白かった。
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「2016年、ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートが監督した『スイス・アーミー・マン』は商業的には失敗となった。オナラをする死体と青年とのひねくれたバディ・コメディ。だが映画製作/配給会社A24は彼らを引き続き投資する価値があるチームだと判断した」theguardian.com/film/2023/mar/…
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「実際にやってみてわかったが、オスカー像を手にとった人が流す涙の8割は8ヶ月も無報酬で激務のオスカー獲得キャンペーンをやり数多のイベントに参加し映画は遙か遠い記憶、また新しい仕事を探さなきゃって実感するがゆえに流れているのかも」(脚色賞授賞のサラ・ポーリー)
theglobeandmail.com/arts/article-a…
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「私の左にジェームズ・ホン、後ろにはミシェール・ヨー、前にはジェイミー・リー・カーティス。この人達は何十年も休まず演技の仕事をしてきた。私ときたら20年ぶり。パニックになった。私はなぜここに立っているんだと思った。『Everything……』の撮影初日です。でも、gq.com/story/ke-huy-q…
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映画よりも映画、小説以上に小説なワンシーン。オスカーについて「虚栄の市(Vanity Fair、サッカレイの小説)」だねと言ったらテレビ司会者は芸能誌のVanity Fairだと勘違いして話を進めている、のに気づいた時のヒュー・グラントの顔。 twitter.com/bubbaprog/stat…
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・スピルバーグは自分が子供の頃に撮った8mmホームムービーのショットを素材として『フェイブルマンズ』に使おうとしたが、12歳~16歳当時の彼はすでに撮影の腕を上げており「映画作りたての子供の作品には見えないな」と判断してボツった。なんだこの天才エピソード
hollywoodreporter.com/movies/movie-f…
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「私たちはスマホで昨日あったナイトクラブの銃乱射事件を目る。大惨事を見る。指をちょっと動せば惨事から猫の動画へ。また指を動かせばTwitterへ。これが『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』についてダニエル・クワンが最初にしてくれた説明」(ジェイミー・リー・カーティス)
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ミシェール・ヨーの『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』関連のインタビューで勝手につらさを感じたのは「あんなに演者と対等に接してくれて、私たちの意見を聞き入れて活かそうとしてくれた監督は当作のダニエルズが初めてかも」と言っていたやつ 約40年、今までどんな
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「世界に存在する現実を隠すための産業。10億ドル、1兆ドル規模の産業。コンシーラー、ボディシェイパー、皮膚のたるみ、皺を補正する注入剤(フィラー)、…私は11歳の頃からお腹にキュッと力を入れてお腹をひっこめるように努力していました…もう隠しません。解放します」instagram.com/p/Ca8R4PprCrK/…
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『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に出る条件としてジェイミー・リー・カーティスが
「アンチエイジングという言葉を滅亡させたいから、皺を飛ばすライト、補正下着、その他『自分が何者であるかを隠すためのツール』は一切使わないでいきたい」と監督に頼んだ話もよかったです
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呪術廻戦は本当に面白い作品で、「状況は絵と演出で魅せろ。セリフに頼るな。長々としたセリフで設定を説明させてはいけない」「急に出てきたキャラクターに問題を解決させるな」など、漫画編集者や漫画家が記す「マンガを描くときこれだけはやってはいけないこと」を大体やってる。
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マイケル・B・ジョーダン「(自分が監督・主演の映画)『クリード 過去の逆襲』を作る時に必死に考えていたのは、「どうすれば『僕のヒーローアカデミア』や『はじめの一歩』、『ドラゴンボールZ』を鑑賞している時のあの感覚を作品に持ち込めるだろうか、ということだ」nytimes.com/2023/03/03/mov…
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「スタンリー・キューブリックは自分の映画が公開されれば全ての、全ての劇場に画質音質確認担当者を送り、プロジェクターは適切か、音響は悪くないかをチェックさせていた。彼は変人と呼ばれた。だから彼が心臓発作で突然死したとき、彼の死を信じなかった記者も『アイズ・ワイド・シャット』の試写が
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マレーネ・ディートリヒの「大切な友達」の定義もとてもよくて、「顔を合わせても私生活や悩みの話はしない。すればお互い親身になって聞き入り、頼みを断らないのは分かっているが、しない。友人の存在と、友人の視線が私へと注がれるだけで私というバッテリーが充電され、元気がみなぎってくるのだ」
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社交も友人付き合いも大切にしていたマレーネ・ディートリヒが晩年の十年間は友達とも会わず取材も拒みアパルトマンに独りきり、二千冊の本に囲まれて暮らしていましたという娘さんの述懐を読んで本の最高の役割はそれだよなって思いました。
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「私ははっきりとリベラルで、だが資本主義的に生きている。そこには矛盾がある。私たちは(リベラルでありながら資本主義的に生きる)恥の重みを背負っていると思うんだよ」(ペドロ・パスカル)
wired.com/story/pedro-pa…