丸尾宗一郎(@miduwo)さんの人気ツイート(新しい順)

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平河エリさんに書いていただきました。安倍総理による突然の「休校要請」には、これまでの政権の問題が凝縮されているという指摘。とくに「専門知の軽視」「生活感覚の国民との乖離、古い家族観への妄執」という特徴がこうした形で問題になるというのは非常に興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/707…
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稲川右樹先生に書いていただきました。「チンチャそれな」など、日本語と韓国語を混ぜた「日韓ピジン」とでも呼ぶべき表現が若者の間でブーム。そうした言語表現を通して日韓関係史を、日韓関係を通して言語表現を考える記事なんですが、面白く奥深く、本当に感動します。 gendai.ismedia.jp/articles/-/704…
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西山雄二先生に書いていただきました。「今日の講義ではじめて、右/左の定義を知り、自分の立場を考えた」と言う学生とともに、自身の政治的立ち位置や政治(参加)意識がどんなものかを知ることの重要性を考えます。とても面白く、「自称中立」のリスクにハッとさせられる。 gendai.ismedia.jp/articles/-/703…
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〈先に挙げた事件がミソジニーの典型例なのは、犯人の男性が、「女性は自分の性的欲望に応える義務があるのに、不当にも誰もその義務に応えようとしなかった。だからそういう女性たちは罰を与えられても当然なのだ」と考えていたと推測されるから〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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〈この「無意識の特権意識」に基づく、家父長制秩序に従わない女性に対する「処罰」行為こそが、ミソジニー〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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〈家父長制秩序の下では、男性は、「自分は、女性から何等かの『奉仕』を受ける『特権』がある。だから『奉仕』しようとしない女性に対しては、罰を与える正当な権利を持っている」という無意識の規範意識を、もちがちになる〉→ gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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江原由美子先生に書いていただきました。SNSなどでも目にするようになった「ミソジニー」という言葉、実際どういう意味なのか丁寧に解説してくださってます。「家父長制」「男性の無意識の特権意識」などの言葉とともに極めて明晰に説明され、読後、世界が広がる感じがある。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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橘玲さんに書いていただきました。世界を席巻するポピュリズムと「中流からの脱落に怯える人々」の関係を解説してくださってます。後半では、シリコンバレー的サイバーリバタリアンとラストベルト的白人保守派が「アンチリベラル」で共闘する仕組みが解き明かされ大変刺激的。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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アルテイシアさんの記事、たくさん読んでいただいてます。前回寄稿していただいた童貞についての考察も、とんでもなく面白くかつためになるのでぜひぜひ読んでほしいです。こんなにクリティカルなことを最高に面白く書けるアルテイシアさん、本当に何者なのか…。 gendai.ismedia.jp/articles/-/666…
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アルテイシアさんに書いていただきました。男女の間に(今のところ)存在する、結婚への感覚の違いをグリグリ抉り出す凄まじい文章で、読むと100個くらい気づきがある。日本の男女をめぐる現状が凝縮されてて、読後「決定的に重要なものを読んだ」な感覚が残ります。スゴい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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長島有里枝さんに書いていただきました。90年代に始まったとされる女性写真家の活躍。その作品は女性蔑視の色濃い「女の子写真」として括られたが、本人たちは違和感を覚えていた。当事者である長島さんの異議申し立てはとてつもなく示唆に富んでます。ぜひぜひ読んでほしい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/701…
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担当した書籍が1/31に出ます。現職、元職100人以上の裁判官を取材、その内面と組織人としての人生に迫ったノンフィクション。死刑を宣告する、原発を止めるなど極めて稀有な経験の当事者に迫る。岩瀬達哉著『裁判官も人である』圧倒的に面白いのでぜひぜひ読んでほしい。 amazon.co.jp/dp/B08421WT8P/…
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東京芸大の学生でラッパー/着ぐるみクリエイターの、なみちえさんに書いていただきました。自身の差別の経験をつづってくださってます。心を鷲掴みにされ、ぶんぶんと振り回されるような物凄いパワーを持った痛切な文章です。ぜひぜひぜひ読んでほしい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/699…
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林貴志先生に書いていただきました。デヴィッド・グレーバー言うところの「ブルシットジョブ」=意味のないクソ仕事がなぜ、どのように生じるのかを経済学の観点から考察してくださってます。保険、シグナリング、順選択などによるクールな説明ですが、大変に感動しました…。 gendai.ismedia.jp/articles/-/699…
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田野大輔先生に書いていただきました。ヒトラー(ナチス)を「社会主義者」「左翼」とする主張が散見されますが、そうした見解がナチスの本質を見誤らせる危うさをはらんでいることを解説してくださってます。知識を更新し、大局的な視点を与えてくれる物凄く面白い論考です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/698…
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谷本奈穂先生に書いていただきました。記憶に新しい「美魔女ブーム」とその裏で起きていた「美魔女バッシング」。バッシング言説を分析することで女性に課せられた呪縛を浮かび上がらせます。「妻・母親規範」などは想像しやすいですが、さらなる意外な呪縛も…超面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/696…
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平石界先生に書いていただきました。進化心理学ブームのなか「恋人を選ぶとき、男性は顔、女性は経済力を重視する。それには生物学的基盤がある」的な説明を目にする機会が増えたけど、平石先生が日本で追試を行うと…。「配偶選考の性差」についてのとても興味深い論考です! gendai.ismedia.jp/articles/-/695…
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森山至貴先生に書いていただきました。かつて男性に照準していた缶コーヒーのCMが徐々にジェンダーの描き方を変えていること、その他CMのジェンダー観の変化を指摘します。ジョージアのCMにおける「分断の乗り越え」には感動する…。希望を感じさせてくれる最高の記事です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/695…
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渡辺健太郎先生に書いていただきました。近年、大卒層において「権威主義化」(≒非リベラル化)が進んでいることが社会調査で明らかになってきたが、中でも「文系大卒男性」でその傾向が顕著であることを数字で示してくださってます。年末にめちゃくちゃ面白い記事きました。 gendai.ismedia.jp/articles/-/694…
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近藤孝弘先生に書いていただきました。ワイマール体制への反省からドイツでは「政治教育」が盛ん。その実態を詳しく紹介してくださってます。デモに参加する実習や「自分の意見を持つ」ことの重視など、日本で自分が受けてきた教育とのギャップが、とても興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/693…
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元橋利恵先生に書いていただきました。『anan』を通して見える女性のセックス観の変化(セックスのお仕事化、投資化)と、女性が置かれた社会経済状態の新自由主義化のつながりを指摘してます。たぶんこれ就活セクハラや性暴力の問題とも関わってて、めちゃくちゃ興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/692…
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北村先生によるハリー・ポッターのクィア批評的読解、すごく面白い。 wezz-y.com/archives/71162 阿部幸大さんのofficial髭男dismの批評(gendai.ismedia.jp/articles/-/669…)と一緒に読むとクィア批評っていうのがどんなものかイメージが掴める。言葉は物事を縛りもすれば、自由にもすることがよくわかる。
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デヴィッド・グレーバー氏のインタビューを掲載しました。大して意味のない事務仕事「ブルシットジョブ」がなぜ蔓延るのか、そうした仕事ばかり給料が高いのはなぜなのかーー。身近な実感から、巨視的な矛盾を問うていく刺激的なインタビューです!面白い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/690…
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小宮友根先生に書いていただきました。今年も多くの広告が「女性の描き方」で炎上しましたが、とくに「性的な女性表象」の何が問題なのかを、オリジナルのイラスト(ふくろさん作)付きで、根本的なところからわかりやすく解説する。明晰を絵に描いたような圧巻の文章です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/688…
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すごく印象的なのが、戦前日本では「ここまでは許せる」という社会の許容ラインが引き下げられる中でファシズムが拡大したという指摘。「これ、10年前なら許されなかったのでは?」という事態がなぜかまかり通ることが多い昨今を思うと、考えさせられるところ大です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/688…