丸尾宗一郎(@miduwo)さんの人気ツイート(リツイート順)

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担当記事が出ました。竹中平蔵氏はかつて住民税を支払わないようにするためわざわざ住民登録を抹消し再登録するという作業を繰り返しており、しかもそれを雑誌で吹聴すらしていた。この「税金嫌悪」は竹中氏の思想を考えるうえでも重要な気が。佐々木実さんのレポートです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/759…
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池田賢市先生に書いていただきました。日本の(道徳)教育では、差別など人権問題を「思いやり」で解決すべしという傾向がある。が、人権はそうした「強者の温情」と「弱者のおうかがい」によって成立するものではない。社会的視点や「争議性」が必要。超超重要な指摘です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/711…
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アルテイシアさんに書いていただきました。男女の間に(今のところ)存在する、結婚への感覚の違いをグリグリ抉り出す凄まじい文章で、読むと100個くらい気づきがある。日本の男女をめぐる現状が凝縮されてて、読後「決定的に重要なものを読んだ」な感覚が残ります。スゴい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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ホームレスの人が避難所から締め出された件について、「税金を払ってないから当然」という声があるらしいけど、近代国民国家は、納税の多寡によって待遇に差をつけないことを理念としてる。このあたりの話は、石川敬史先生が書いてくださった以下の記事に詳しい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/654…
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松崎良美先生に書いていただきました。「メンヘラ」「コミュ障」を自称する人を時々見かけますが、こうした「メンタルヘルス・スラング」で自称する人ほど、目の前の問題に取り組む力が低いことが研究で示唆された。その理由を探るという内容です。これはめちゃくちゃ面白い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/667…
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江原由美子先生に書いていただきました。SNSなどでも目にするようになった「ミソジニー」という言葉、実際どういう意味なのか丁寧に解説してくださってます。「家父長制」「男性の無意識の特権意識」などの言葉とともに極めて明晰に説明され、読後、世界が広がる感じがある。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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平河エリさんに書いていただきました。安倍総理による突然の「休校要請」には、これまでの政権の問題が凝縮されているという指摘。とくに「専門知の軽視」「生活感覚の国民との乖離、古い家族観への妄執」という特徴がこうした形で問題になるというのは非常に興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/707…
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森山至貴先生に書いていただきました。コロナ対策で「家族」の存在感が増すなか、マスク配布や給付金などの政策によって、政治の家族イメージがいかに偏っているか、そしてそれがご都合主義的に利用されているかが浮き彫りになった。超超重要な指摘。ぜひ読んでほしいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/720…
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森島豊先生に書いていただきました。日本で「人権」というと「みんな仲良く」的なヌルい平等主義が連想される傾向があるが、それはなぜなのかを歴史的に解説してくださってます。日本に人権思想が輸入された際、その重要な側面である「抵抗権」がいかに骨抜きにされたか。 gendai.ismedia.jp/articles/-/736…
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「物知りなだけで無害だと思っていた尊敬するお兄さんの本棚、CD棚が、実は万引きしたものがぽつぽつぽつと含まれていたような感覚は憶えました」 ものすごい文章だった。 小山田圭吾さんのこと。 : 中村佑介 lineblog.me/yusuke_nakamur…
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松田和樹さんに書いていただきました。法哲学の観点から「結婚制度の廃止」を提案・検討する記事です。法が人々の関係のあり方に「線引き」をしてしまうことの問題を素晴らしい文章で分析してくださっています。とても真摯な問題提起です。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/923…
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批判することを「殴る」と言い換えたことによる社会の損失はかなり大きいような気がする。
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フーコーの国家理性とか生権力の話じゃないけど、政府が人口の増大とかそれにともなう経済成長を目指すのはまあ理解できるんだけど、生殖には奇妙なこだわりを見せる一方で育児や教育投資には関心が薄いみたいないまの日本政府の態度はかなり謎が深い。
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中村桃子さんに書いていただきました。小中学生の女子には「うち・ぼく・おれ」といった一人称を使う人がいますが、その理由を社会言語学の観点から考察してくださってます。自称詞から女性(少女)が社会のなかで抱える葛藤が浮き彫りになってて、物凄く興味深いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/830…
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坂井恵理さんに書いていただきました。男性がもし自然妊娠するようになったら法律や政治がどう変わるかを考えることで、いかに今の日本社会が妊娠や出産を「他人事」としているかを照らし出す。たとえば、男性妊娠社会では一瞬でアフターピル市販が認められるかも。 gendai.ismedia.jp/articles/-/755…
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江原由美子さんに書いていただきました。フェミニストは「男嫌い」「欲求不満」などと「からかい」を受けることが多い。その「からかい」がいかに巧妙にフェミニストの口を塞ぐ効果を持つのかを精緻に分析してくださってます。ここまで深く考察できるのか…という感動がある。 gendai.ismedia.jp/articles/-/830…
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與那覇潤さんに書いていただきました。日本史と中国史の知見から『もののけ姫』を、サン、エボシら「4人のマイノリティ」の葛藤劇として読み解いてくださってます。福祉重視の企業家vsエコロジスト、日本的コミューンvs中国的移動民などの対立構図がめちゃくちゃ面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/738…
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稲川右樹先生に書いていただきました。「チンチャそれな」など、日本語と韓国語を混ぜた「日韓ピジン」とでも呼ぶべき表現が若者の間でブーム。そうした言語表現を通して日韓関係史を、日韓関係を通して言語表現を考える記事なんですが、面白く奥深く、本当に感動します。 gendai.ismedia.jp/articles/-/704…
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「論破」の文化ってどうやって広まってきたのかなと思って国会図書館で検索してみたら、90年代半ばから保守系の雑誌が自由主義史観っぽい文脈で「論破」を連呼し始めていた(「サヨクを論破する」的な)。この言葉の裏にくっついている余裕のなさみたいなものの正体が少しわかったような…。
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田中亜以子先生に書いていただきました。セックスは「感じさせられる女性」「感じさせる男性」という役割になりがち。その役がどのように生まれたか歴史をさかのぼる。日本の場合のカギは1950年代。その経緯がとにかくむちゃくちゃ面白いので、ぜひ最後まで読んでほしいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/675…
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秋山信将さんに書いていただきました。「ウクライナは非核化したからロシアに侵攻された(だから日本も核を持つべし)」という議論を目にしますが、そうした議論がいかにウクライナ非核化の経緯をきちんと見ていないかを指摘してくださってます。とても勉強になります。 gendai.ismedia.jp/articles/-/929…
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北村英哉さんに書いていただきました。たとえ社会が、自分にとって抑圧的で不都合なものであっても、現状維持を選択してしまう傾向について「システム正当化理論」という考え方で分析してくださってます。「自発的隷従」の社会心理学的な読み解き、ものすごく興味深いです。 gendai.media/articles/-/981…
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コロナ禍で保健所や役所に人が足りないことが明らかになって、やっぱり日本は公務員を減らしすぎたという議論が出てきた。少し前までユニクロの柳井社長が「日本の公務員を半減せよ」と言っていたことを考えると雰囲気が変わってきているのかもしれない。 gendai.ismedia.jp/articles/-/679…
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担当記事が出ました。安倍政権がコロナ対策で行なってきた「外国人入国拒否」政策のせいで、結婚したばかりのパートナーや家族と暮らせない人たちが数千人規模でいることをレポートしてくださってます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/741…
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松岡亮二先生に書いていただきました。萩生田大臣の「身の丈」発言について、教育格差の専門家による警鐘です。日本がどれほど教育格差社会であるかの実態、なのに大臣はなぜそれと向き合えないのか解説くださってます。生まれによって「普通」が違うという指摘にハッとする。 gendai.ismedia.jp/articles/-/682…