丸尾宗一郎(@miduwo)さんの人気ツイート(いいね順)

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〈この「無意識の特権意識」に基づく、家父長制秩序に従わない女性に対する「処罰」行為こそが、ミソジニー〉 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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杉田俊介さんに書いていただきました。『ドライブ・マイ・カー』を男性学などの視点から読み解く試みです。現代社会においては、男性が自分の「傷つき」に気づきにくい構造があるとされますが、作品の読解を通して、男性が内なる感情に繊細に耳をすませる重要性を描きます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/925…
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松本俊樹さんに書いていただきました。草彅剛主演『アルトゥロ・ウイの興隆』を「ファシズム体験プログラム」という切り口で読み解く劇評です。ブレヒトという作家の特徴、演出の効果、それを凌駕する「スター」の魔力など論点が盛り沢山で、ものすごくおもしろい。 gendai.ismedia.jp/articles/-/915…
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西井開さんに書いていただきました。典型的な男性(デフォルトマン)は様々な「特権」を持つこと、それがあまりに自明であるがゆえに特権に気づきにくいこと、その裏面として競争に駆り立てられるなどネガティブな面があることなどを丁寧に論じてます。学びが深すぎる…。 gendai.ismedia.jp/articles/-/708…
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こちらの記事、たくさん読んでいただいてますが、合わせて読んでほしいのが石川敬史先生(@oxomckoe )の以下の記事。人権/権利という思想がどのような歴史的背景を持つのかを解説しつつ、人権は伸び縮みしない、というソリッドな表現で問題の核心を指摘してます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/654…
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7ページ目、60代のラジオDJから「ビヨンセはトチ狂って裸同然の格好であちこちでお尻をふってるだろ。彼女は超・性的対象化されてるよね」と聞かれ、女子高生が返した答えもすごくいい。性的な客体化と主体性について考えるヒントがたくさん。 gendai.ismedia.jp/articles/-/686…
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西森路代さんに書いていただきました。現在放映中の『MIU404』をはじめ『透明なゆりかご』『逃げ恥』など、近年の日本のドラマが、女性が直面する様々な問題をリアルかつ丁寧に描くようになっていること、そこに見られるジェンダー観の変化を紹介してくださってます。 gendai.ismedia.jp/articles/-/744…
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森功次先生に書いていただきました。『シン・エヴァ劇場版』について「ネタバレ配慮」がネットにあふれてますが、なぜこれほど同作はネタバレ配慮を呼び込むのか。同作の独特の性質を美学・芸術哲学の観点から考察してくださってます。ネタバレを通した芸術論、超面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/811…
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担当した書籍が1/31に出ます。現職、元職100人以上の裁判官を取材、その内面と組織人としての人生に迫ったノンフィクション。死刑を宣告する、原発を止めるなど極めて稀有な経験の当事者に迫る。岩瀬達哉著『裁判官も人である』圧倒的に面白いのでぜひぜひ読んでほしい。 amazon.co.jp/dp/B08421WT8P/…
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伊東順子さんに書いていただきました。新型コロナ対応、日本は緩やか、韓国は厳格と対照的に見えるが、韓国通の方にはこれが過去の日韓イメージとは「逆転」したものに映るそう。その視点から両国の驚くほどのギャップを描いてます。この違い、何によるのか。超興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/712…
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ミソジニーを一つの要因とするかもしれない事件の報道がされていますが、そもそもミソジニーとは何か、それがどう犯罪と結びつきうるのか、江原由美子さんの以下の記事に詳しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/702…
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河野真太郎先生に書いていただきました。大ヒット中の『鬼滅の刃』。その男性性の描き方を、「助力者としての男性」(ナウシカのユパやアスベル)や「子供による大人の秩序への抵抗」(バトル・ロワイヤル)を描いてきた作品群の系譜に位置付ける、とても刺激的な論考です。 gendai.ismedia.jp/articles/-/768…
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ホームレス状態の人や生活保護受給者への攻撃的な発言が話題になっていますが、「納税していない人の権利は制限していい」という思想を近代国民国家がいかに克服し、人権という稀有な制度を整備してきたかについては以下の石川敬史さんの記事に詳しいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/654…
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粕谷祐子先生に書いていただきました。台湾と日本、コロナ対策の評価で大きな差がつきましたが、背景の一つとして「専門家」を登用できる仕組み、慣行が整っているか否かという問題がある。日本のタスクフォースは利権など「政治」の影響を受けやすい。超明晰で面白いです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/723…
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工藤郁子さんに書いていただきました。アイドルを推すように「推し研究者」をつくり、論文を心待ちににしたり、学会に行ったりする楽しさをつづってくださってます。爆発する研究者への愛がとにかく最高なので、ぜひ読んでほしいです。こういう文章を待ちわびていた…。 gendai.ismedia.jp/articles/-/672…
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飯田泰之先生に書いていただきました。新型コロナウイルスに関する日本の経済対策、何ができていて何ができていないのかを整理してくださってます。現金一律給付は消費喚起ではなく「制度では把握しきれない多様な資金決済が滞ることが無いようにする」ためのもの。 gendai.ismedia.jp/articles/-/715…
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本記事は、佐々木実『竹中平蔵 市場と権力』からの抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひご覧になってみてください。 bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0…
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杉田敦先生に書いていただきました。芸能人の政治的発言について「知識のない人間は口出しするな」といった物言いが目立ちましたが、そうした批判の危うさについて、歴史に遡って解説してくださってます。『デモクラシーの論じ方』著者による、知識と発言と民主主義の関係。 gendai.ismedia.jp/articles/-/727…
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不公正な制度や社会構造のせいで不利な立場に置かれてしまった人も、「心のクセ」や「認知のクセ」のために、そうした不公正を認識しづらいケースがけっこうあるという話。社会を動かすためには、社会心理学や認知科学の知見をうまく活用する必要がある。 gendai.media/articles/-/104…
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中村香住先生に書いていただきました。SNSなどではオタク対フェミニズムの構図が作られがちですが、それが極めて一面的な見方であることを解説してくださってます。表現規制や性的客体化などいくつかの観点から、フェミニストとオタクの両立について論じていて物凄く面白い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/734…
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セックスワーカーについても支援の対象となり、彼ら/彼女らの生活を守るために法律も一部変わったそう。「人々の暮らしを守る」という意識があると様々な目配りができるのだと実感する。 gendai.ismedia.jp/articles/-/718…
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矢口祐人先生に書いていただいた記事が震えるほど面白いのでぜひ読んでほしいです。BLMをどう訳すか問題、Blackの背景にある歴史、Livesの複数の意味、Matterの特徴、日本語の「は」「も」の使い分けなどから論じてくださってます。わずか3単語からここまでアメリカが見える。 gendai.ismedia.jp/articles/-/733…
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フェミニストは「ポルノ・エロを憎んでる」「表現規制を強く求めてる」と言われがちだけど、坂井さんはそのどちらでもないことが丁寧に説明される後半も勉強になる。「では、多くのフェミニストは何に怒っているのか。それはポルノではなく、性差別である」(6ページ)。 gendai.ismedia.jp/articles/-/710…
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澁谷知美先生に書いていただきました。「包茎」が恥ずかしいものとされるようになった経緯を紹介してくださってます。美容整形医がマッチポンプの構造を作っていたそう。また、包茎いじめが男性による男性の支配の一つケースであることも示されていて、とても興味深い。 gendai.ismedia.jp/articles/-/802…
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担当記事が出ました。ドイツのジャーナリスト、フェリックス・リル氏が独紙に寄稿した日本の「自粛警察」についての記事の邦訳です。ドイツ人から見た自粛警察の特徴、日独の違いがまとまっていて大変面白いです。ナチス研究者の田野大輔先生のコメントも登場します。 gendai.ismedia.jp/articles/-/734…