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里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流三段が挑戦する第48期女流名人戦五番勝負第4局は伊藤が勝ち、3勝1敗で女流名人位を奪取しました。伊藤は女流タイトル戦登場9回目で初タイトル。里見は自身が持つ女流棋戦の連覇記録が12でストップし、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花の4冠に後退しました。
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「いぶし銀」のニックネームを持つ現役最年長の桐山清澄九段(74歳)が竜王戦5組昇級者決定戦で伊奈祐介七段に敗れ、引退が決まりました。現役続行には4組への昇級が条件でした。通算成績は996勝957敗。次の残留決定戦が公式戦最後の対局となり、史上10人目の1000勝にもわずかに届きませんでした。
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3冠vs4冠の頂上決戦、ALSOK杯王将戦第4局は挑戦者の藤井聡太竜王が渡辺明王将を降し、4勝0敗で初の王将位を獲得、史上最年少で5冠(竜王、王位、叡王、棋聖)を達成しました。渡辺王将は名人と棋王の2冠となり、「藤井1強時代」の到来を告げるシリーズとなりました。
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A級順位戦8回戦、斎藤慎太郎八段ー豊島将之九段戦は斎藤八段が勝って8戦全勝とし、2年連続の名人戦挑戦に弾みをつけました。形勢が二転三転した末の大逆転でした。豊島九段は4勝4敗になりました。
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A級順位戦8回戦、糸谷哲郎八段ー佐藤天彦九段戦は佐藤九段が勝ち、5勝3敗に。糸谷八段も5勝3敗となり、この時点で豊島将之九段と対局中の斎藤慎太郎八段の2年連続名人戦挑戦が決まりました。