若い血液の若返り効果が注目されるけれど、それらの研究報告とは逆に老化も血液によって引き起こされるというのは興味深い。 老化とは、単純に長い間身体を使ったことで磨り減る摩耗現象ではないことを示唆するおもしろい論文だ。 Nat Metab (2022). doi.org/10.1038/s42255…
非常に好奇心旺盛な「コシオレガニ」。 非常にややこしいがタラバガニと同じくカニではなく、エビの仲間になるらしいがヤドカリのグループに入るそう。 とても好奇心が旺盛で、ダイバーの手や人手に人懐っこくくっついてくる。なんか可愛い。
ヘビの大あくび。
触れても熱くない柔らかい電球。 シリコンによってできているこの電球は、落としても割れることはなく、安全で人を傷つけない良いデザインになっている。
人口甘味料の 2 つであるサッカリンとスクラロースが腸内フローラを変化させ、耐糖能異常や体重増加を助長している可能性を示唆するRCT研究。 人工甘味料がカロリーゼロだからといって、消費しすぎると健康に悪影響を及ぼすことが示された。(n=120)(Cell 185, 1–22)
デンマークでは福祉制度のひとつとして、大学や職業訓練学校に通う18歳以上の学生すべてに毎月10万円ほどが支給され、いずれの学校も学費は無料になっているそう。この制度によって学生はバイトなどに追われることなく、経済的な理由で学業を諦めることがないようだ。
ココナッツが割れない若者にレクチャーする老オランウータン。 後進の育成は大事!
コウテイペンギンは足でヒナを運びます。 ヒナは親の足の上に乗って運ばれることで、歩きかたを学んでいるそうだけど、下が見えていないコウテイペンギンは、しばしば運びかたを間違えるそうだ。
咀嚼すると人間の代謝は10 ~ 15%上昇することを示す論文。 「痩せるためにはよく噛むべし」とはなかなか思わないものだけど、人間は硬いものを噛むと基礎代謝率が上昇することが明らかになった。 人間が咀嚼で消費するエネルギーが相当なものであることを示す面白い研究。(Sci. Adv.8, eabn8351)
世界中のがんのほぼ半分(およそ42~44%)は、タバコやアルコールなどの危険因子によって発生していることを示す論文。 そんな中でもやはり喫煙、アルコール飲酒、肥満が世界中の癌発生の原因となっており、これらの生活習慣を抑えるだけでも癌の発生を予防できることが示された。(Lancet 2022)
コアンダ効果と運動の第3法則によって浮かび、最後には遠心力によって爆発してしまうリンゴ。 いろんな物理法則について学べる興味深い実験。
真っ赤な血のような樹液がしたたる「ドラセナ ドラコ(竜血樹)」 リュウゼツラン科の高木で、カナリア諸島に自生し樹齢 5000年にもなる長寿の植物。 真っ赤な樹液が特徴で、染料として使えるだけじゃなく、止血剤や消毒剤、炎症を抑える薬としても使えるありがたい植物。
ワニのギャロップ。 ワニは全力疾走をするとき、まるで馬のような走法を使って全速力で駆けることがわかっている。 ワニは想像以上に早く走ることができるのです。
脳に電流を流すと高齢者の記憶力が向上するという研究。 高齢者の脳に20分の電気刺激を4日間与え続けたところ、高齢者の記憶力が向上し、1カ月間向上し続けたことが明らかになった。興味深いことに、この効果は認知機能が低下していた人ほど、有効だったようだ。 (n=156 )(Nature Neuroscience)
2021 年にポーランドで発見されたとても珍しい「黒鹿」 突然変異により、メラニン色素(黒色素)が過剰に産生されるメラニズムと呼ばれる現象で、肌や毛が真っ黒になる。 ここまで全身が真っ黒になるのは非常に珍しいようだ。
自宅で手のリハビリを支援するリハビリロボット。 脳梗塞などの後遺症で麻痺が残った手指は、何もしないと筋肉が固まり「拘縮」という状態になる。 手の訓練は時間がかかり毎日やってもらうのは大変なので、それを自宅で簡単に行えるように補助してくれるロボット。
フライングディスクが遠くまで飛ぶ理由がよく視覚化されたトリックショット。 フライングディスクはその形状から回転しながら飛んでいると円盤の上部の気圧が低くなって、円盤が押し上げられて下に落ちてゆかないという物理的な力が働いて落ちないようになっている。
顔がそっくりな他人、いわゆる”ドッペルゲンガー”はDNAまでそっくりなことを示したおもしろい論文。 顔認識アルゴリズムを利用して抽出された9名の「超」そっくりさんを分析したところ、血縁がないにもかかわらず、遺伝的特徴や身長、体重、習慣までそっくりだと明らかになった。 (Cell Reports)
こちらが今回の研究に参加したそっくりさんたち。 顔だけでなく雰囲気まで本当にそっくりで、行動や習慣まで似ているそうだ。 実際に見てみてもそっくりすぎて、間違い探しみたいになっている。
「世界には自分にそっくりな人が3人はいる」なんてのはホラーだと思っていたけれど、顔の特徴を決める遺伝子の数が限られていることから、もっとたくさんいると考えられるそう。 なんとも不思議な話だ。 Cell Reports 40, 111257 August 23, 2022 ª 2022 The Author(s). doi.org/10.1016/j.celr…
AIを使用して自閉症スペクトラム障害(ASD)の早期発見を支援するシステム。 ASDの人ではコミュニケーションや社会的な相互関係、強いこだわりなど、さまざまな特徴が見られる。それらの特徴を表情などから評価し、早期発見を支援してくれるシステム。(University of Arkansas)
歴代の津波の大きさを比較した動画。 これは恐ろしい…。 twitter.com/i/status/14941…
虹のように輝く「彩雲(さいうん)」 彩雲とは、太陽の近くを通りかかった雲が、赤や緑など様々な色に彩られる現象。 虹のように輝いていて、とてもキレイだ。
口から水を飛ばして撃ち落とそうとするテッポウウオ。 テッポウウオは口からまるで水鉄砲のように水を発射して虫や小動物を撃ち落として捕食する。 なぜ水鉄砲のような特殊な行動が進化したのかは謎とされている。
高画質とカラーで蘇る1913~1915年の東京の光景。 色鮮やかな東京の日常はなんとも風情がある。