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外交なんて、ほとんどが儀礼とタテマエのかたまりでしょうに。
いかに軍事的に影響下に置いているとは言え、形式上くらいは、通常の空港から入って、対等な主権国家どうしという装いを示せばよいものを。
あまりにあからさまなんですよね。
もしや、それもひとつのメッセージなのかも知れませんが
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これは私も危惧していたこと。
緊急避難的に、創り手が無料公開するのはありかもしれないが、恒常化すると創る側の労働や生活を破壊することに。
創り手への敬意と適正な対価の支払いは必要だと思います
外出制限で増える無料コンテンツ、文化産業への脅威に 国連機関が警告 afpbb.com/articles/-/328…
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私は当該番組を見ておらず、ウェブで発言内容を知ったのですが。
放送局や番組担当者は、この発言について何かコメントや視聴者へのメッセージを添えたのでしょうか。それとも、ただ言いっ放しのまま放送だけしたのでしょうか。
何も不言せずに放送したのなら、それもまた不見識な姿勢だと私は思います
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大学のかつての教え子たちから、続々と結婚の報告をいただきます。みなさん、おめでとうございます。
その多くが女性たちですが、ほぼ100%、「改姓しました!」のお知らせなんです。
賛否は別として、少し不思議な感じがしています。「女性側が改姓」という慣習の強固さを、改めて思い知った次第です
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「差別禁止」はしない、「理解増進」をする、という論理の背景には何があるか。簡潔に説明できます。
「差別禁止」は、多数派の権限を制約します。
一方の「理解増進」は、多数派の権限を温存し、少数派をどのように扱うかの生殺与奪権を多数派に与え続ける立場です。
この違いを見失ってはなりません
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・相当程度の偏見に基づいた主張である、というのがひとつ。
・また、聴覚障害と少数言語をめぐる差別を放置したまま、現状に便乗して支払い金額を値切ってくる加害者側の意図に、強い不快感を覚えます。
人間個人の尊厳の平等のために。こういうことが横行しない社会と制度を構想できないものだろうか
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オバマ氏の広島訪問の時もそうでした。
被爆地訪問のシーンでは、やたら感動的な演出をしていましたが。
氏は米軍最高司令官として、基地を使って広島入りし、駐留する米軍兵士に対して演説もしています。まあ、実態をよく示しているなあと思いました。
きれいなところだけに目を奪われない慎重さを
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読んでいて、目を疑いました。
「あなたご自身、「反日的」でしょうか、それとも「愛国的的」でしょうか
反日的/愛国的/どちらでもない」
こんな雑な類型化を提示し、人びとに踏み絵を強いて、適当な結論を強奪していく質問紙調査が、かつてあったでしょうか。
卒論調査なら、中止させるレベルです twitter.com/AERAnetjp/stat…
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アパルトヘイトや奴隷制など、今日では「世界史上の巨悪」と見なされている所業についても。
その時代と制度の渦中にいたら、意外とその動因は、自分の周囲半径5メートルくらいの身近な幸せを求めたい、日常のささやかな保身と利益追求だったりするんですね。それらの集積が恐ろしい、ということなので
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ストライキは迷惑、とか
気持ちは分かるが言い方を考えろ、とか
トーンポリシングとか
人に迷惑をかけるな、とか
やむにやまれず抗議の声を上げた人に対して、水を差し、揶揄し、主張の効力を失わせることばは枚挙にいとまがありません。
「分断を憂慮」話法も、そのひとつだと見ています。狡猾だよね
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今次の東京オリパラには、無数の不祥事がある。数え上げたら、きりがありません。
しかし、「盲ろう水泳選手をパラ辞退に追い込む」は、他とは並列しがたい、大会の存在意義自体を否定しうる、特段の人権侵害行為です。
この一件だけで、すべての大会を中止させてよいほどの深刻さがあると受け止めます
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「人々はオリンピックの金メダルに歓喜し、メディアは興奮を伝え続けた」
「伝染病の脅威を訴える声は軽んじられ、政府は自国選手の活躍を宣伝した」
「この楽観視がやがて何をもたらすか、当時はまだ気付いていなかった」
などという番組が、1世紀後に放送されることのありませんように
#映像の世紀
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いま、五輪閉会式をNHK総合テレビで見ている、耳の聞こえるみなさんは。
試しにと思って、同じ行事の中継を、Eテレの方で見てみてほしいと思います。中継内容は同じです。
画面右に手話通訳が映っています。これは、じゃまでしょうか。目障りでしょうか。チャンネルを分けるほどの支障があるでしょうか
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大学教員は「緊急事態宣言を出してもらえば講義がリモートになる。その方が楽でいい」と考えている、みたいに決め付ける記事が流れていきました。
適当なこと書くな、と思う。
どれほど辛酸をなめて遠隔授業を準備したか。記録があるから読んでほしい。本当にしんどかった
kendaikokusai2012.blog.fc2.com/blog-entry-457…
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給付の受け取りに権力者が干渉し、忠誠心を測る踏み絵として利用するというのは、おそるべき権利の侵害だと考えます。
もらうかもらわないかは個人が決め、そこにはだれも干渉できず、開示する義務も必要性もなく、個人が黙って使途を決める。それだけのこと。それが政治によって妨害されているのです
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なにせ調査を開始したのが「昨日」(5/11)ですから。
検査と機器のキャパシティをデータとして把握した上で、やむなく幸福追求権を制約せざるをえなかった、という順序ではないみたいです。
権利を制約した上で、突き上げも批判も異論もあった上で、ようやくデータの把握に乗り出した、という政府です
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やはり耐えがたいので、ひとこと書きます。
手話という言語を、聞こえる人たちのおもちゃにしてはならない。
学ぶ児童たちを批判しませんが、導入を企画し、美談として報道する聞こえる人たちの意識を問いたい
手話を学ぼう‼コロナで無言の給食時間に 大分の小学校 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20200…
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そこには具体的な加害と被害の関係があり、その特有の状況に鑑みて、「すべての」だけでなく「とりわけ被害をこうむった人びとの」という固有の意味が込められてきたわけです。その状況を無化し、被害側の当事者性を剥奪し、加害責任をうやむやの中に溶かし込む暴力という意味で、両者は共通しています
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人権関係の立法や教育・啓発やその他の取り組みは、「多数派側の理解増進」とかではなくて、「少数派側の権利確立」の路線できっぱりといきたいと、常々思う者です。
権利が先で、理解は後です。多数派の理解の結果としての権利ではないんです。
そこをはき違えないでほしいと、いつも思います
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ナチスドイツが支配していたチェコ産のウランを、日本に提供する計画があったと聞いたこともあります。
結局、ドイツは先に敗戦、計画は頓挫し、日本も開発に失敗して、戦争は終わります。
広島と長崎に投下された直後に、科学者が現地調査、すぐに原爆と認定するくらいの技術力はあったということです
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英女王エリザベス2世死去の際は、20世紀の英国現代史と重なる生涯だったがゆえに、激しい植民地主義批判の議論が巻き起こっていたのを見ました。
今回の戴冠式はさほどでもないかな、と思ってニュースを見ていたら、王冠のダイヤモンド返還要求が出てきました。
これも現代史を学ぶ重要な手がかりです
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岸田首相のサミット閉幕会見。
そこまで核軍縮、核兵器不使用を訴えたいなら、やはり南アフリカを招待すべきでしたね。
世界で唯一、かつて秘密裏に核武装していたものの、すべて廃棄した国です。
どのようにしたら、核兵器を本当に廃棄できるのか。経験した国に教えを請うべきではないでしょうか
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検査を増やすべきか、制約すべきかについては、いろいろな要因があり、簡単には言えませんが。
「自身の健康状態に関する情報を得たい」というのは、幸福追求権という人権の一部であると思います。キャパシティがある限り、要望に応じるべきです。
政府はそのキャパシティ自体を把握していなかったわけ
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参院選終盤の凶悪事件で、一気に雰囲気が変わってしまいました。
もちろん、候補者たちの安全確保は最優先なのですが。「このご時世に」みたいな雰囲気で、選挙運動の一斉自粛みたいなことになると、それはそれで違和感があります。
安全を確保しながら、表現、言論の自由を守り抜くこともまた重要です
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世界を学ぶ上で、日本語メディアの情報に頼ってはいけない、というのは、基本中の基本だと思います。
まず、情報量が圧倒的に少ない。そして、非常に強いバイアスがある。
必ず複数の言語で、毎日ニュースを読もう、と、授業ではよくそれを強調しています。「バイアスがある」ということにも気付けます