The Sato Lab (Kei Sato)(@SystemsVirology)さんの人気ツイート(リツイート順)

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速報🔔 G2P-Japan🇯🇵の論文第23弾「“imprinted immunity(刷り込み免疫)“の可能性の検証」を、Journal of Infectious Diseases @JIDJournal に発表しました。ややショッキングな内容かもですが、最後までお読みいただき、くれぐれも誤解・齟齬のないようお願いいたします🧵 1/ academic.oup.com/jid/advance-ar…
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最後に、デルタ, BA.2, BA.5, BA.2.75の臨床分離株とハムスターを用いた感染実験を実施しました。その結果、BA.2.75とBA.5のハムスターにおける病原性は同じくらいで、デルタより低く、BA.2よりも高いことを明らかにしました。10/11
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XBBは、#組換え によって流行拡大に成功した初めての株と言えます。本邦における頻度も増えてるし、BQ系統が主流だったアメリカでも爆増してます。オミクロンの進化の方向性を予想するのは難しいですが、今後の流行動向は、やはりみなさんの感染対策次第かと思います🙏 9/9 reuters.com/business/healt…
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2022年末にアメリカ🇺🇸で突如感染爆発を始めたのがXBB.1.5株です。この株は、↓で我々が報告しているXBB.1株(G2P-Japan🇯🇵プレプリント第15弾)が、スパイクに #F486P という変異を獲得したものです。2/ twitter.com/SystemsVirolog…
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1️⃣最近、スパイクタンパク質に新たな変異を獲得した #オミクロン 系統の亜株が、世界各地で出現し、流行拡大しています。具体的には、アメリカ🇺🇸のBA.2.12.1系統(+S:L452Q/S704L)、南アフリカ🇿🇦のBA.4, BA.5系統(+S:HV69-70del/L452R/F486V/R493Q)などです。2/7
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BREAKING🔔 The 19th paper from G2P-Japan🇯🇵 is out at Lancet Infectious Diseases @TheLancetInfDis . We elucidated the virological characteristics of new SARS-CoV-2 variant of interest, XBB.1.16 (aka #Arcturus) Please RT🔥 1/ thelancet.com/journals/lanin…
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2022年5月、インド🇮🇳で、スパイクタンパク質に新たな変異を獲得した #オミクロン 系統の亜株「BA.2.75」が確認されました。BA.5による第7波真っ只中の日本においても、BA.2.75の市中感染は各所で確認されています。2/11 twitter.com/press_yamashin…
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2️⃣ウイルス配列の数理統計解析によって、これらの #新しいオミクロン亜株#伝播力 は、BA.2よりも約1.2倍高いことを明らかにしました。実際、南アフリカやアメリカなどの国では、すでに新しいオミクロン亜株への置き換わりが進んでいます。3/7
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これは、BA.1とBA.2、BA.2とBA.5の間の差に匹敵する差であり、これからXBB.1.5株が世界で流行拡大していくことが強く示唆されます。なお、ins144Y変異を追加で獲得することによる実効再生産数の上昇は見られませんでした。5/
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以上の結果より、XBB.1.16株は、「抗原性を変化させてXBB.1.5をoutcompeteしてより増えやすくなった株」と言えるかもしれません。現在の日本は第9波に入りつつある状況で、XBB.1.5の比率も増えてきています。ここにもしXBB.1.16も流入してくると...という心配も。7/7 twitter.com/triangle24/sta…
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#拡散希望 速報🔔 G2P-Japan🇯🇵の論文第21弾「組換えによって誕生した新しいオミクロン亜株XBBの特性解析」を、Nature Communications @NatureComms に発表しました。本研究では、#遺伝子組換え で誕生した #オミクロン XBB株(俗称 #グリフォン)の特性を解明しました。 1/ nature.com/articles/s4146…
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ナショナルジオグラフィック日本版 @NatGeoMagJP の記事で、オミクロンXBB.1.5株についてコメントしています(正確にはこれは、本家National Geographic @NatGeo の和訳版)。 natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/0…
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すみません! 読売新聞 @Yomiuri_Online もニュースにしてくれていました(6/1)🙇🏻‍♂️ 当時は世界的にも流行が下火傾向だったからか、欧米での報道もかなり少なめでした。流行拡大して初めてニュースバリューが出るのだな、と今回痛感しました。時流の先を行き過ぎましたね yomiuri.co.jp/medical/202206…
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#拡散希望 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵の論文第5弾を、Nature @Nature に発表しました。 本研究では、新型コロナウイルス #オミクロン株 の病原性が、 #デルタ株 や従来株よりも低いことを、実験動物を用いて実証しました。1/ nature.com/articles/s4158…
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Neutralization assay revealed that XBB is the most profoundly resistant variant to BA.2/5 breakthrough infection sera ever (!!). >30-fold more resistant to BA.2 breakthrough infection sera than BA.2, and >13-fold more resistant to BA.5 breakthrough infection sera than BA.2😵 5/
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最後に、BA.2, BA.5ブレイクスルー血清を用いた中和試験の結果、XBB.1.5株はXBB.1株と同様、それぞれのブレイクスルー血清に対してきわめて高い抵抗性を示しました。一方、#ins144Y によって、中和抗体抵抗性は減弱しました。8/
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L452R変異を持つカリフォルニア株は、幸いなことに日本国内ではまだ見つかっていませんが、この変異株へのリスク対応のためにも、流行株のサーベイランスや空港での水際対策をより一層強化する必要性が考えられます。 以下の図は、本研究内容をまとめたポンチ絵です。9/11
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⏩ Viral genome sequences of BA.1 and BA.2 is ~2-fold more different from those of an original Wuhan-Hu-1 and #Delta and #Alpha. We showed the virological features of BA.2 is clearly different from that of BA.1. Should BA.2 be given a letter of the Greek alphabet? 5/5+1
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次に、#F486P#ins144Y がスパイクのACE2結合力とシュードウイルスの感染力に与える影響を評価しました。#F486P は、ACE2結合力を爆上げし(結合係数KDを爆下げし)、シュードウイルスの感染力も3倍以上上昇させました。6/
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BA.1あるいはBA.2に感染したワクチン接種者(つまり、オミクロンのブレイクスルー感染者)の血清を使った中和試験の結果、BA.2.75とBA.2の中和抗体抵抗性は同程度でした。(※BA.5はBA.2よりも約2倍抵抗性)。7/11
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BA.2.75は、「第2世代BA.2 (second-generation BA.2 subvariant)」とも呼ばれています。ちなみに、BA.2.75の #ケンタウロス という俗称は、以下のツイートが発端です(トリビア)↓ 4/11 twitter.com/xabitron1/stat…
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7月に入り、日本でもBA.5への置き換わりが進み、第7波として流行が拡大しています。しかし、世界に目を向けると、BA.2.75という新たな株が出現し、きわめて伝播力の高い株として懸念されています。BA.2.75はインド🇮🇳で出現し、すでに8か国以上で検出されています。2/11 newsphere.jp/national/20220…
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これまでに見られなかった変異の存在や世界各国での検出を受けて、WHOは7月7日に、BA.2.75株を「懸念される変異株(VOC)における監視下の系統(VOC-LUM; variant of concern linages under monitoring)」に分類し、注視しています。3/11 who.int/activities/tra…
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#拡散希望 新型コロナ研究コンソーシアムG2P-Japan🇯🇵の論文第9弾「オミクロン亜株の中和抗体感受性」を、The Lancet Infectious Diseases @TheLancetInfDis に発表しました。 thelancet.com/journals/lanin… 以下、本研究の概要です。1/6
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以上の結果より、XBB.1.16は、抗原性を変化させることでXBB.1.5をoutcompeteして増えやすくなった株と言えるかも?しれません。 現在の日本は第9波に入りつつある状況で、XBB.1.5の比率も増えてきています。ここにもしXBB.1.16も流入してくると...という懸念も... 9/9 www3.nhk.or.jp/news/html/2023…