The Sato Lab (Kei Sato)(@SystemsVirology)さんの人気ツイート(リツイート順)

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3⃣ ワクチン接種者の血清を使った中和試験の結果、BA.4/5は、BA.1あるいはBA.2に感染したワクチン接種者(つまり、BA.1/2のブレイクスルー感染者)の血清に、約2倍の抵抗性を示しました。なお、ワクチン未接種でBA.1あるいはBA.2に感染したひとの血清は、ほぼまったく中和活性を示しませんでした。4/8
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現在、第7波の主流な株として置き換わりが進んでいる、オミクロンBA.5株に関するG2P-Japanの研究成果を、テレ朝news @tv_asahi_news で紹介いただきました。 いま一度、感染対策に気を引き締め直す時期に差しかかっていると思います。 twitter.com/tv_asahi_news/…
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中和実験の結果、XBBはBA.2に比べ、BA.5ブレイクスルー血清に対しては13倍(❗️)、BA.2ブレイクスルー血清に対しては30倍(‼️)というきわめて顕著な抵抗性を示す株であることを明らかにしました。6/
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#拡散希望 G2P-Japan🇯🇵のプレプリント第8弾「オミクロンBA.1続編」を、bioRxiv @biorxivpreprint に発表しました。#オミクロン株 #BA1 の特徴が、たったひとつのスパイクタンパク質の変異で規定されることを解明しました。 biorxiv.org/content/10.110… 以下、本研究の概要です。1/6
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BREAKING🔔 The 10th paper from G2P-Japan🇯🇵 is out at Cell @CellCellPress . #Omicron BA.5 variant is more contagious and pathogenic than BA.2 variant. Please RT. 1/8 cell.com/cell/fulltext/…
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注:スパイクタンパク質以外の領域には、BA.4とBA.2の間には6個、BA.5とBA.2の間には2個の変異しかありません。そのため、今回実験に用いた組換えウイルスは、臨床分離株の性質を強く反映したものであろうと考えています。6/7
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予想に反し、BQ.1.1の病原性はBA.5と同程度か、それよりも低いことがわかりました。この結果は、①オミクロンの病原性はもう最大まで高まっていて、BA.5あたりの病原性がマックス、②融合力upによって高まった病原性ポテンシャルをスパイク以外の変異で弱めている、などの可能性が考えられます。9/
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まず本研究では、インド🇮🇳におけるXBB.1.16株の伝播力(実効再生産数Re)を推定した結果、親株XBB.1の1.27倍、XBB.1.5に比べても1.17倍高い(❗️)ことがわかりました。これは、BA.1とBA.2、BA.2とBA.5の差に匹敵する差であり、これからXBB.1.16株が世界で流行拡大していくことが強く示唆されます。3/
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まず、#ラムダ株 が、ワクチンで誘導された #中和抗体 に強い抵抗性を示すことを明らかにしました。次に、ラムダ株特有の、スパイクタンパク質の大きな欠損変異(246-253欠損変異)が、このラムダ株の中和抗体抵抗性を規定していることを明らかにしました。2/5
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In sharp contrast, Omicron is less fusogenic (left panel) and its spike is faintly cleaved (right panel). Our data suggest that the efficacy of spike protein cleavage, fusogenicity and pathogenicity are well correlated each other. 3/5
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【拡散希望】新型コロナウイルス感染症 #COVID19 を含めた、新興ウイルス感染症に関する基礎研究(ウイルス学、細胞生物学、バイオインフォ、分子系統学など)にご参画いただける方を急募します。スタッフ、ポスドク、大学院生、大学生問いません。ご興味ありましたら、まずはぜひ一度ご連絡ください!
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それに加え、XBB系統が持っていた #Y144del という欠損が復帰したXBB.1.5株(XBB.1.5+ins144Y)も確認されています。Y144del という変異は、ブレイクスルー血清への抵抗性の上昇と、ウイルスの感染力の減少に作用する変異です(G2P-Japan🇯🇵プレプリント第15弾より)。3/
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A new preprint "An emerging SARS-CoV-2 mutant (='the California variant', B.1.427/429) evading cellular immunity and increasing viral infectivity", from The G2P-Japan consortium, organized by my lab, is out at @biorxivpreprint. Please RT 1/7 biorxiv.org/content/10.110…
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▶️ Our multiscale investigations suggest that the risk of BA.2 (a.k.a. "stealth Omicron") for global health is potentially higher than that of BA.1. 5/5
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2⃣ Neutralization experiments show that the vaccine-induced humoral immunity fails to function against BA.2 like BA.1, and notably, the antigenicity of BA.2 is different from BA.1. 3/5
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▶️ Altogether, our multiscale investigations suggest that the risk of BA.4/5 for global health can be potentially higher than that of BA.2. 7/7
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#新型コロナウイルス に関する当研究室の研究成果が、Cell Reports @CellReports にアクセプトされました! 本研究は、@Paleovirologist, @paulcarald, @sounakaらとの共同研究成果です。 概要:新型コロナウイルスの遺伝子ORF3bに、強いインターフェロン抑制効果があることを見出しました。1/9
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多様化からの収斂進化、というまたも予想外な進化を見せる新型コロナですが、BQ.1.1はおそらく本邦の年末年始以降の第8波の主流になる変異株のひとつです。オミクロンの今後の進化の方向性を予想するのは難しいですが、第8波の波の動向については、やはりみなさんの感染対策次第かと思います🙏 10/10
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1⃣ 最近、スパイクタンパク質に新たな変異を獲得した #オミクロン BA.2系統の亜株が、世界各地で出現し、流行拡大しています。具体的には、アメリカ🇺🇸のBA.2.12.1系統(+S:L452Q/S704L)、そして南アフリカ🇿🇦のBA.4, BA.5系統(+S:HV69-70del/L452R/F486V/R493Q)などです。2/8