万城目学(@maqime)さんの人気ツイート(リツイート順)

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即座に抗議しました。私はすでに自分の代わりに映画で本採用された脚本を読んでいました。その際、全ボツ後のやり取りに消耗し、もう相手と関わりたくないと心底思っていたので、新脚本に残された主人公の名前はじめ、中途半端に踏襲された私の要素は全て削除するようプロデューサーに頼んでいました。
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「GOTO」に書店での爆買いも追加してくれないかな。空想の世界に旅行する、というテイで。誰にもうつさないし、うつらないし。
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監督・プロデューサーと何度も打ち合わせを重ねた内容を反映させたものだったのにダメでした。プロデューサーの説明は最後まで要領を得ず、いまだに私は正確なボツ理由を理解していません。ただ、一発で採用される内容を書かなかった自分の力量の低さも原因だと、自分を納得させました。
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『バベル九朔』のドラマ化が決定しました。主演は菊池風磨氏(Sexy Zone)、10月スタート。脚本を拝読しましたが、あの厄介極まりない世界をよくぞこのかたちに落としこんだと感服する、相当におもしろいストーリーに仕上がっています。ひたすらビルで繰り広げられる菊池氏の活躍が今から楽しみです。
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結論は泣き寝入りです。争うより次の作品に集中するのが大事だと考えました。なら、ツイートもするなよ、という意見もありましょうが、ここは私のアカウント。少しだけわがままをお許しいただきたい。いつまでも引きずりたくないので、この怨念・諦念・無念はこれきり今年といっしょに流し去ります。
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あくまで京極さんは映画を誉めたつもりなのに、深読みされて悪目立ちしている、とおっしゃっていました。ちなみに4回ご覧になったらしいです。(仕事しながら、隣のディスプレイで映像作品を流し続け、鑑賞と執筆を両立させる特異能力を持つ御方です)
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京極邸からの帰り道、小川哲氏が「原稿を書いたぶんを削ってしまう、先月に比べてマイナスのときすらある」という執筆状況を語り、それを去年一冊も小説を出していない私と森見登美彦氏が「ええじゃないか」と全面肯定する、小川氏にとって完全に不毛な相談タイムが夜風とともに流れていきました。
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いっしょにコーヒーを飲んだことしかない相手が、箸を正しく持てるかどうか見極めるような難しさがあって、そんなのわかりっこないから、性悪説で「わかってるとは思うけど」と全員にひとまずレクチャーするのが、大事になる前に危険の芽を摘むためにも必要なんだろうな、管理職大変だなあ、と改めて。
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昨日、新潮社にてゲラ作業に使わせてもらった部屋には、こんな書架が。単行本で10万部を突破した選ばれし者だけが特別に革装本を作り、ここに一冊差すことができる。北杜夫は超売れっ子だったのだなあとか、一列まるまる村上春樹とか、もちろん司馬遼太郎もずらーっと、見ていて飽きなかったです。
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ああ、今日も東急東横線に乗るために渋谷を経由しなければならない。嫌だ。憂鬱だ。駅構内の広告の一枠を買って、『初恋と不倫』(坂元裕二著)のこの一節を貼りだしてやりたい、そんな気分です。
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本日、39歳になりました。人間誰しもよわいを重ねると、「むかしジャックナイフ、いまバターナイフ」と丸みを帯びていくものですが、同じ学年、同じ誕生日(らしい)声優の田村ゆかりさんが本日17歳になったというのを聞き、人はいつまでもジャックナイフでいられるのだと勇気づけられましたね。
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驚いたのは「オリジナルのコンテンツだという認識を部下が持っていなかった」、自分が基本を教えていなかったからだ、と編集長が謝罪したことでした。そんなの常識じゃないのか、それを教えるのも編集長の仕事なのか、と衝撃を受けたのですが、今後はスタンダードな仕事内容のひとつになるような。
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「スター・ウォーズ」EP1でアナキンがC3POを作ったのはおかしい、EP4~6で再会したとき、いくら何でも本人なら覚えているだろう、と長年難癖をつけていたわけですが、EP6まで見直し、何とベイダー卿はC3POと1秒も顔を合わせていないことが判明しました。ごめんなさい、ルーカス。
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あっけらかんとトレースしたと回答され、ダメでしょ、その記事は作成元が私に謝礼を出して取材して作ったもので、あなたは自分が作った記事を同業者に勝手に使われてもいいのか、編集長の意見を聞いてほしいとお願いしたところ、「同業者への敬意に欠けた行為だった」と編集長からすぐ返事がきました。
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KADOKAWAの件、近年多くの会社を取りこみ、どこに向かっているかわからない、つかみどころのない企業体に膨張していたので、今回の逮捕の話を聞いても腹を立てるとか、残念がるとか、そういう直接的な感情が湧かない。遠い霧の向こうの出来事に感じられる。他の作家の方もそんな受け止め方ではないか。
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何と何と明日の「THE MUSIC DAYS」でSexy Zoneのみなさんが2年ぶり5人揃ってパフォーマンスを披露するらしく、実は『バベル九朔』主役を演じる菊池風磨氏が動く姿を「スキすぎて」乱舞模様と、スースーして「許せない!」連呼の「極北」でしか確認しておらず、真のアイドルの輝きをついに目撃です。
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三人で会話中、今日の日付はおろか、何曜日であるかも全員が見失う一瞬があって、綿矢さんが「作家のこういうの嫌ですよね」とつぶやくと、森見さんが、今住んでいる奈良の暮らしは変化がない、日付もない、曜日もない、つまり「奈良には四季しかない」という名言を残し、雲に乗って帰っていきました。
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昨日のツイート、見城徹さんまで届いたらしい。でも、いまひとつピンと来なかったらしい。会社のことを考え、「ツイッターをやめてください」と社長に直談判した幻冬舎の私の担当編集者は立派です。もし、来週ハローワーク通いすることになったら、たこ焼きでもおごらせてください。
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中学生だった当時、ファミコンの光栄のゲームソフトは一万円超え連発で突出して高く、この生頼範義さんの重厚なパッケージから手が届かぬ中身を想像するという楽しみがありました。改めて見返しまして、どれも素晴らしい仕事です。
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ちょうど昨日、新潮社の方と連絡を取り、次の文庫化作品について万事お願いしますと伝え、電話を切ったわけでありますが、筆者・作品・さらに自分の会社とトリプルで評判を毀損することを厭わない宣伝部に、万事お願いしなければならない現実を前に、躊躇する。そら、躊躇する。
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RUN from KFC(失礼だって!)。うれしいです。ライブの構成は菊池風磨氏が担当しているそうです。すごいな。
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特にいいなと思ったのが「友達から女子力がない、上げ方がわからない」と相談する13歳に「女子力という言葉はもう古い。男子も女子も関係ない」と返すマリウス葉氏。「自分の好きな人を必ず取ろうとする友人がいる」という相談への、カミソリの如き伊野尾慧氏のキレキレ回答もよかったですね。
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5年ぶり三度目くらいの「新宿駅で大江戸線に乗り換えようとして案内表示が誘うままに新宿西口駅から電車に乗ったら都庁で乗り換えさせられた挙句に15分かけて元の新宿駅に戻ってきた」トラップに引っかかりました。くやしい。誰だ、あんな線路を引いたのは。
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人間の臓器の働きを全部機械にやらせようとしたら、ビル五階分がマシンで埋まるそうですが、今度の電王戦最終局は、ノートパソコン600台以上が協力して、人間の脳一個と対局するそうです。何がすごいって、そんな超高機能を、ごはん一杯のエネルギーで平気で半日回してしまう人体の摩訶不思議です。
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矢野帰子氏から『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』をいただきました。急な「売れ」が来たとき税金に注意! という実例として「平均課税制度を知らず、100万円の納税で済むところを所得税に700万払った男」として私が紹介されています。みなさんの注意を喚起できれば幸甚の極みです。