今の政治の貧困を、その責任を感じている立場から、単に批判するだけではなく、あるべき日本の姿をみんなで創ろうと「次の日本へー共和主義宣言」を首藤信彦さんと私で書いた本が発売となりました。国内外で喧嘩する日本ではなく、共に和する日本にみなさんが参加して変えていこうではありませんか。
日本はまたしても環境後進国であることを暴露してしまった。G7環境相会合で、他の全ての国は30年までに脱石炭火力発電を明記したかったが、日本だけが反対したと聞く。コストが高いと泣き言を言って太陽光や風力に全力を上げないのだから情けない。日本のせいで温暖化が進んだと言われることになる。
トランプの理不尽な要求で米中貿易戦争が始まる。米国の貿易赤字は中国のせいと、IT製品中心に関税を追加すると言う。すかさず習近平は報復に同額の関税を米国の農産品に課す。EUも同様に報復措置を取った。理不尽なら国益を守るために報復措置は許される。米国に従属する日本だけはやられるままだ。
英国がEU離脱したが、4年前まさかの離脱派勝利の国民投票には仕掛け人がいた。個人情報を勝手に集めて貧困層300万人に対し離脱すればEUに毎週払う470億円(年間2.5兆円)を保険制度に回すことができると言うデマを流し続けた。彼らは同じ手段でトランプを大統領に押し上げた。電子ファシズムの時代だ。
トランプ支持者が議事堂になだれ込み、バイデン氏の勝利を妨害しようとした。暴力によって民主主義が危機に瀕している。そのトランプを盲従した安倍前首相や菅首相は国会で虚偽答弁や答弁拒否を繰り返して民主主義を危機に陥らせている。共和の精神、友愛の精神で民主主義を蘇らせなければならない。
水野和夫氏の「閉じていく帝国と逆説の21世紀経済」を興味深く拝読した。その中のアガンペンの言葉「国家は恐怖から本質的機能と正統性を引き出している」は正にその通り。北朝鮮のICBM発射は米国との交渉の為だが、安倍首相は北の脅威を煽り政府の正統性を主張している。冷眼こそ求められる。
バイデン大統領が原爆被害者に謝罪することは期待できないとしても、せめて広島には、特に原爆資料館には核ボタンを入れないで欲しかったと友人に話したら、「それは動物愛護の集会に毛皮を着て来るようなものだ」との返事が返ってきた。言い得て妙ではないか。
希望の党の惨敗の原因は小池代表の民進党に対する排除の論理だと言われている。本当にそうだろうか。もし民進党の全員を受け入れていたら、希望の党=民進党となり、これまた惨敗していただろう。希望の党は独自に戦っていたら東京周辺では圧勝していたのだ。他党とは選挙協力で良かった。
今日は長い一日でした。普天間基地問題への取組みについて、日米で合意し、政府のなすべきことを決定しました。ただ、福島大臣にお辞めいただかざるを得なくなったことは、大変残念です。
私は正直LEDはどこのメーカーも似たり寄ったりと思っていた。大違いだった。子どもの眼に良くない青色、電波雑音、照明のムラなど。狂気に走る犬も出るという。これらの問題を解決してしかも安価で故障しないLEDを提供しているプライム・スターを是非お試しあれ。低消費電力ですぐに元は取れるそうだ。
北朝鮮がミサイルを発射すると大騒ぎする日本。それは通常兵器で政権を倒すと述べている米国が韓国と大規模共同訓練をしたからだ。北朝鮮から見れば侵略の予行演習で敵視政策の証拠なのだ。憎しみは憎しみを生む。なんで人間はかくも愚かなんだろう。軍需産業だけが大儲けする。
このデザインは見覚えがありませんか。八角形の台の上に球体。これは友人の建築事務所の大木啓幹代表の作品でイタリアで受賞されたものです。これと比率などもそっくりなものが五輪の聖火台になっていました。盗作ではないかと疑われても仕方ないでしょう。嘘で塗り固めた五輪の象徴のようです。
内閣改造がなされたが、政界は自民を中心に統一教会との関わりで持ちきりだ。確かに霊感商法は絶やさなければならないがそれで終わりにしてはならない。政府は特定の宗教団体を代表してはならない。これを機に宗教と政府の癒着はないか、政教分離を徹底するための総点検と法整備を行うべきである。
釜山大学での講演の為訪韓しています。盧武鉉元大統領の墓参をし、同財団の柳理事長にお会いしました。現在の日韓関係の打開の糸口にするためにも、天皇即位式には是非文大統領ご自身の出席を希望すると申したら、早速大統領に会って伝えると言われました。
ミャンマーで民主化運動をして身の危険を感じ日本に逃げてきたロヒンギャのミョーさんの話を伺った。3回難民申請したが断られたという。責任を感じた。入管法が変わると強制送還されて国軍に殺されてしまうおそれがある。助けてくださいと何度も訴えられた。人権意識の薄い政権を変えるしかないのか。
今度は全ての人に一律10万円支給の話が出ている。有り難いと思う方も多いだろうが、コロナがいつまで続くのか、早く収束させて欲しい、が共通の願いだ。一回だけの支給より、休業しても頑張って雇い続けている中小企業に、雇用調整助成金を簡単な手続きで迅速に支給することが一番効果的だと信じる。
本日からAIIB(アジアインフラ投資銀行)の総会がムンバイで開かれる。日本は一帯一路構想には関心を持つと言いつつ、未だにAIIBには参加していない。財務省に聞くと常設の理事会がないからと言う。本音はアメリカ次第ということなのだ。顧問として日本の立場を説明しながら、日本の参加を期待する。
去年に続き習近平主席に発言する機会を得たので一帯一路構想、運命共同体を中国の古典にある仁と恕の精神で行っていただきたいと申し上げた。習主席は返答で、「鳩山さんの言う通り、仁と恕の気持ちで他国に対する支援をやる」と述べて下さった。論語にある恕とは己の欲せざる所、人に施すなかれとも。
平和学のガルトゥング博士が示唆に富むことを述べています。人間は間違いを犯すことがある。だから、間違ったら元に戻せるようにしておかないといけない。不可逆的な事はしないことだ。最も不可逆的な事は戦争である。だから戦争はしてはならない。米国の戦争に協力する集団的自衛権はもっての外だと。
政府は強固な日米同盟と謳うが、ワクチンの提供はイスラエルや英国が優先され日本のワクチン接種は遅れに遅れている。ガルージン•ロシア大使は昨年既に出来たワクチンで英国が効果を認めたスプートニクVを日本で生産して提供したいのに日本政府が断ったと嘆いていた。命を救うのに米も露もないのに。
千葉の日中友好協会でこんな話から始めた。友好のためには民間交流が一番大事。しかし政府は日本から出国する人に千円税金を徴収すると言う。中国は爆買いでお金が流出することを避けるために、中国人の日本観光を制限すると言う。これでは両国政府は日中友好促進を望んでいないと言われても仕方ない。
ベトナム国籍の女の子リンちゃんが殺害されて、とても可哀想でしたが、保護者会長が容疑者として逮捕されたことに、さらに驚きと対応策の難しさにショックです。それにしても人のいない河川敷まで監視カメラが見ていて、逮捕に繋がった警察力に敬意を評します。大変な監視社会になっているのですね。
会議で日本がAIIBに参加しないのは、常設の理事会がないからと財務省は言っていると話したところ、そんな時代遅れの発想ではいつまで経っても日本はAIIBに参加できないと金立群総裁は厳しかった。日本官僚がブレトン・ウッズ体制の頭から抜け出さないとダメとも。透明性やガバナンスを誇るAIIBなのだ。
広島高裁が定期点検中の伊方原発3号機の運転を差し止める画期的な決定をした。阿蘇が大規模な噴火をした場合、火砕流が原発敷地内に到達する可能性は否定できないとした。再稼働したいとする電力会社や政府の側の論理に立たず、住民側の生命を重視した判断に感謝したい。日本に原発は似合わないのだ。
イランも核合意を破る素振りを見せている。とても危険な状況だ。私がかつてイランに参り、イランに辛抱を求めた。その後イランは辛抱して欧米と交渉して核合意ができた。その核合意をトランプは一方的に破った。安倍首相のイラン訪問は何だったのか。トランプ大統領に核合意に戻れと求めるべきだった。