大学の一年後輩に常松俊秀君という大変な秀才がいた。大学卒業のときに2つ卒論を書いたと言っていた。私なぞ1つ書くのに苦しんでいたのに。卒業後彼は核融合のトップとして活躍した。しかし彼は「核は人間が制御できない」と友に語った。そして7年前に亡くなった。半年後に福島原発事故は起きた。
日韓・韓日議員連盟の総会で、徴用工問題で日本側企業に支払いを命じた韓国の判決に対して、遺憾の表明がなされたことは報じられたが、額賀会長が「個人請求権は消滅していないことは日本政府も認めている」と述べたことは余り報道されていない。だから河野大臣の暴挙発言は明らかに行き過ぎなのだ。
ガルージン駐日ロシア大使に申し上げた。日本人は平和を好む。モスクワに戻られたら、どんな理由があるにせよ、戦争を一刻も早く終焉させるためにご尽力願いたいと。大使は私の言葉に賛意を示された。
習近平主席は「天下もって公と為す」という言葉を使った。礼記の中の言葉で孫文がよく使ったと聞く。政治は為政者のためにあるのでなく、全ての民のためにあるということだ。皆が一緒に利益をもたらすのが望ましく、国際協力で共に繁栄しようとも述べた。どこかの為政者に聞かせたい言葉である。
バイデン大統領は「核兵器を最終的に永久になくせる日に向け共に進んでいこう」と記帳した。ならば、広島で核兵器の先制不使用の宣言を行ったらいかがか。核保有国が皆先制不使用宣言をすれば事実上核は無くなるのだから。バイデンは乗り気だったと聞く。それに反対したのが日本政府と言うのは本当か。
フォーリンアフェアーズに北朝鮮問題に関して私と同じ考えの論文が2つ載っている。1つは前国防副次官補のデンマーク氏。取り沙汰されている北朝鮮への限定的な攻撃は、結局は全面戦争となる悪夢と述べている。つまり平壌は報復する可能性が高いと言うことだ。その通りでその時日本が狙われるのだ。
内田先生に同感です。病膏肓に入るといった感すらします。RT @levinassien: 日本はアメリカの従属国であり、その事実を認められないことが日本の「病」の原因なんです。まず事実を認めて、そこから主権国家として立ち直ればよいのに、従属国であるという事実を認めることができない。
安倍元首相は外国紙に寄稿し、米国は「中国が侵攻すれば必ず台湾を防衛する」ことを明確化すべきだと主張しています。台湾独立を間接的に奨励し、米中対立を煽る無責任な言動です。おそらく、元総理の狙いは米中間の対立を煽り、それを利用して軍拡を進めることなのでしょう。迷惑千万な話しです。
寺島実郎さんは日本はこの5、6年で埋没した、日本は終わったとさえ世界で言われていると話された。それが国民に伝わらないのは「株が高いからいいじゃないかシンドローム」、「何となくうまくいってるかのようなシンドローム」と表現された。その株高は日銀や外資が株を買い支えているからだけなのだ。
安倍元総理は二十数回プーチンと会談して信頼関係を築いたと述べてましたね。こういう時こそ友愛精神を発揮すべきです。ウクライナに軍事的な装備品を提供するよりも、プーチンにウクライナから手を引けと訴え、返す刀でゼレンスキーにNATO加盟を諦めさせる平和外交を行うべきです。
陜川(ハプチョン)にある在韓被爆者の施設を訪問しました。日本に住む被爆者と韓国に戻った被爆者には支援に差があり、在韓被爆者にも数年前に漸く同等な支援になりました。その前に亡くなった多くの方に慰霊をし、被爆者の方々に謝りました。すると不思議なことにみなさんとても感謝して下さいました。
孫崎さんはUIチャンネルで、安倍首相は二千万円の年金不足問題について、平均での乱暴な議論は不適切だったと述べたが、還暦段階で貯蓄が百万円以下が4人に1人、二千万円以下が3人に2人もいることを調べて話された。平均でない統計の数字はもっと深刻なのだ。大馬鹿者は対策を講じず隠蔽する政治家だ。
ロシア軍がウクライナの原発を砲撃し制圧したという。とても許される行為ではない。プーチンは一刻も早く戦争行為を止めるべきだ。これで明らかになったことは、原発は戦争になれば狙われやすい施設だと言うことだ。友愛精神で戦争をなくすと共に原発は日本のみならず世界から無くさなければならない。
私たちは必ずしも詳しくないが、ヨーロッパは大きく変化してきている。ドイツのメルケル首相が早晩党首も首相も辞める。イギリスのメイ首相のEU離脱は失敗して英国はEUに留まる。結果としてマクロンのフランスがEUで一人勝ちとなる。その一環としてルノーの日産への攻勢が強まると考えるべきのようだ。
脱原発の集会で、小泉さんの講演の後一言話す機会を得たので、脱原発、脱化石燃料で2050年にカーボンニュートラルの日本にできることを試算したことと、実験室段階ではトリチウムを除去する技術は成功していることを話した。トリチウムを含んだ汚染水の海洋放出は避けられるのだ。政府よ、目を覚ませ。
プーチン大統領のここ数年で最も自慢であったクリミアとロシア本土を繋ぐ大橋が、まず間違いなくウクライナによって破壊されたことは、何とか停戦をと期待していた多くの者の希望を打ち砕くものであった。間違いなくプーチンは報復に出る。それが核戦争への扉を開くことにならないことを切に祈る。
この度の北海道厚真町を中心とする震度7の大地震で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災されました方々に心からお見舞い申し上げます。厚真火発が停まると290世帯が停電する事態に不思議さを感じますが、水道などライフラインの一刻も早い復旧で、道民生活が安定することを願います。
菅内閣の支持率が予想以上に高いことに驚いていますが、さまざまなイメージ戦略が功を奏しているようですね。その一つがパンケーキがお好きな庶民の宰相のイメージですね。ただお伺いしたところ、菅首相、パンケーキは肥るからあまりお召し上がりにならないそうですね。
ドイツの新政権は核兵器禁止条約にオブザーバー参加することを表明した。日本は国内に米国の核は有していないが、ドイツは国内に米国の核を有している。それでも核兵器反対ののろしを上げたのだ。被爆国日本も米国に気兼ねせず「核の傘」の幻想に惑わされず核禁条約にオブザーバー参加するべきだ。
刑事事件の容疑者を香港から中国本土に移すことを可能にする逃亡犯条例改正案が、香港の若者たちを中心とする抗議デモによって、事実上潰えた。民衆の民主主義が政治を動かした。素晴らしいことだ。日本にも政治を変えたいとするこのような若者のエネルギーがあるのかとても気掛かりだ。
安倍前総理の台湾有事は日本有事で日米同盟有事発言は中国を怒らせただけでなく米国を困惑させた。米国は台湾有事でも台湾を防衛する義務はないと言っているからだ。更に尖閣は日本領発言を繰り返す安倍氏に台湾すら怒っていると聞く。台湾すらもだ。こんな下手な外交をしたら日本は孤立するばかりだ。
五輪のテスト大会の入札談合疑惑で電通が捜索を受けた。政府自民党に近い業界や宗教が甘い汁を吸う仕組みは断罪されるべきだ。国民と共に米官業政電の癒着を排除しようとした鳩山政権は大逆襲に遭い敗れ去ったが、反省の下今こそ国民の公正な利益を守るため、この頑強な癒着を断つ野党を再建させたい。
領土問題を議論すると熱くなるが、とくに政治家は常に冷静さが求められる。その意味で申せば、先般韓国の議員たちが竹島に上陸して気勢を上げていたが、このような行為は火に油を注ぐだけで、問題を徒に感情的にするだけで好ましいとは思わない。自制を求めたい。
安倍首相や日本政府の期待とは裏腹に、トランプ大統領側との交渉で鉄鋼などの関税強化は適用除外にならなかったし、TPPへの復帰も否定的だった。むしろ日本とのFTAを迫られた。蜜月のムードだけは演出されたが、外交の成果に乏しい訪米だった。外交は得意どころか、中、韓、ロ、米、皆情けない。
釜山大学での講演を聴いてくださった地域の有力な方々と懇親会を行ったところ、私の構想を具体的に支援したいと、釜山で東アジア共同体ソサエティを作ろうという提案をしてくださった。とても有り難いことである。日本と中国でも同様な組織を立ち上げて協力して有益な事業を行うことができたらと思う。