大阪府と読売新聞大阪が包括連携協定を結ぶとか。詳細は分からぬが、読売が大阪府の広報誌に、大阪維新の広報誌になりはしないか。メディアは(地方)政府や政党との適当な距離感を保ち、公益性、中立性を保たねばならないのに。メディアの自殺行為である。心から心配している。
日米安保条約が還暦を迎えた。私たちは安保のおかげで平和だと思いがちだがそれは違うと孫崎享氏。キッシンジャー氏は米国が他国を防衛するのは条約があるからではないと明確に述べている。日本を防衛したいと思えば防衛するとも。条約の最大の目的は米国が日本に基地を持つことだ。見直す時期だろう。
東京のコロナ感染者が五輪を行えば増えると予想された以上に急増している。それに関して元財務事務次官の武藤組織委員会事務総長は、五輪と関係ない、なぜなら菅総理と小池都知事がそう言ってるからと述べた。思考回路を停止したトップに右へ倣えの忖度で、金メダルと共にこの国は奈落に落ちるのか。
菅新内閣が発足いたしました。新総理は「国民のために働く内閣をスタートさせたい」と述べられました。当たり前のように聞こえますが、今までは違ったということですね。今まで菅官房長官として、安倍さんのために働いて来られましたね。その安倍さんはお友達のために働く内閣だったということですね。
歴史学者の半藤氏と保阪氏の対話:戦前、新聞社の幹部が軍部に酒を飲まされ親密な関係となり批判できずに戦争を止められなかった。安倍政権以降ジャーナリズムがまた国家の宣伝要員になりつつある。メディアを鵜呑みにすると、国家にうまく利用されてしまう。私たちは知恵を持たなければいけない。
平和学の父と呼ばれるヨハン・ガルトゥング博士と2日間ご一緒した。集団的自衛権を集団的攻撃権と喝破し、安倍首相の発想は20世紀いや19世紀のものだと述べられた。既に世界では国と国との戦争はほぼ無くなったのに、未だに国と国との戦争を想定し、日米同盟や自衛隊の戦力増強を図っていると。
裁量労働制を議論する委員会で裁量労働制より一般労働の方が長時間働くとする政府の捏造が発覚した。企業の論理からすれば、割増の残業代を払うより払わないで済む裁量労働のほうに長く働かせようとするに決まっている。嘘に基づく法案は廃案にすべきだ。私も経験したが最近の役人は平気で嘘をつく。
コロナ対策のアベノマスク、持続化給付金事業の丸投げや中抜き、73億円だったオリパラアプリの事業費など税金の不透明な使途をチェックするよう野党が会計検査院に要請しようとしたが与党の反対で見送られた。よほどやましいことがあるのだろう。会計検査院はしっかりチェックして国民に公表すべきだ。
重要な損害賠償請求訴訟が大阪地裁で始まった。森友学園への国有地売却で財務省が公文書を改竄した問題で、改竄を強制されて自死された近畿財務局の赤城俊夫さんの妻雅子さんが国と理財局長を訴えたのだ。安倍首相の言葉から改竄が始まったことを国民は知っている。誰のための裁判所かが明らかになる。
また普天間飛行場の米軍ヘリが沖縄で不時着した。今年に入って3度目の事故である。翁長知事は呆れて「米軍全体がクレイジーだ」と憤った。管理運営がなっていないのだ。しっかり全てのヘリの機体を点検して、安全を確認するまで飛行させるなと日本政府は強く申し入れるべきだ。独立国の気概を示せ。
モスクワで世界の愛国者平和大会が開かれ、日本から一水会の木村代表が参加したと聞いた。木村代表が東京上空の横田空域が米軍の管制下にあり、日本の飛行機は大きな迂回を強いられると発言した際、大きなどよめきが起こったと言う。トランプべったりの政治でなく、対米自立こそ真の愛国者なのである。
ウラジオストクの町のど真ん中に大戦の戦死者が刻銘された巨大な壁があった。モスクワ方面に駆り出されて戦死した方々だ。ソ連はナチスドイツとの戦いに2千万人の犠牲を払った。ロシア国民としては犠牲を払って奪った北方領土を、ナチスに協力した日本に簡単には返せないというのが自然な感情なのだ。
コロナウィルスの蔓延を防ぐ最良の手段は、怪しいと思ったらすぐに検査する体制を整えることではないのか。患者や地域も感染となったらバッシングを受けたり観光客が来なくなったりするから隠したい。政府も敢えて検査体制を整えず自宅待機など感染者数を少なく見せる。これでは喜ぶのはコロナだ。
二十代の女の子に聞いたら、みんな今の日本が心配だと言っていた。集団的自衛権のことだった。研ぎ澄まされている女の子の直感なんだろうか。こんな子たちを心配させてはいけない。
官僚は不利だと思われる資料は隠蔽したり改ざんするものだ。私も普天間問題で経験したが、今度は陸自イラク派遣時の日報が見付かった。公表までに3ヶ月掛かったのは、すぐに公表出来ない何かがあったからだ。それでも確認できないと言っていた資料を防衛省が公表したのは私の際の外務省よりマシだ。
海の向こうでは「アメリカファースト」のトランプ氏が大統領、こちらでは「都民ファースト」の小池知事が勝ち、今度は「日本ファースト」が誕生すると言う。政策は見えないが、自分だけがのナショナリズム全盛の感がある。でも本当にそれで良いのか。相手を思いやる心がなければ政治ではないと信じる。
また大企業の不正問題が生じた。しかもリニア新幹線というビッグプロジェクトでの不正入札容疑である。問題は大林組一社なのか他のゼネコンに波及するのかだ。一つ指摘しておきたいのは9割のトンネルの残土処理だ。ヒ素などが含まれている土は勝手には捨てたり埋めたりできない。リニア最大の問題だ。
令和おじさんは結局昭和おじさんだったのですね。菅さんは規制改革をやると仰ってましたが、今回の閣僚人事と自民党役員人事を拝見する限り、自民党の改革も覚束ないようにお見受けしました。自分に従わない官僚は異動させるとも意気込んでおられますが、官僚に従うご自分を発見するのではないですか。
これは驚いた。ワクチンの接種が大変遅れているとは思っていたが、日本の接種率は世界の中で100位以下なのである。その理由はワクチンの開発もできない国になってしまったことと、外交下手でアメリカを始めとする国に大切に思われていないからだ。日本を好きなロシアは日本に提供すると言っているのに
河井克行夫妻から現金を貰った全員が不起訴となった。これからはやむを得ず受け取ったと言えば、どんなに多額でも貰っても罪には問われないことになろう。事実上の司法取引なんだろうが、これで良いのだろうか。投票してやるから金をくれと言う人が増えないことを祈る。
かつて民主党が所得制限なしで子ども手当を支給したとき、自民党やメディアからバラマキと批判された。今度はその自民党からも所得制限なしでやれと言い始めた。岸田首相は異次元の少子化対策と言いながら、いまだに所得制限付きで額も不十分だ。早く民主党次元まで引き上げられたらいかがか。
ツイッターでは5ヶ月ちょっとでしたが、在任中ありがとうございました。たくさんの励ましの言葉、厳しいご指摘、毎日読ませていただきました。感謝しています。
日本の貨物船がインド洋で座礁し大量の重油が流出してモーリシャスに環境回復まで数十年かかる被害を与えてしまった。誠に申し訳ない。緊急援助隊の派遣は勿論、政府として生態系の回復のためにあらゆる手段を尽くすべきだ。事故によって環境破壊する原発や化石燃料から自然エネルギーへの転換を急げ。
カジノ利権で秋元司衆議院議員が逮捕され疑惑は広がっている。孫崎享氏の考察は、日本の警察は中国のカジノ資本が日本に導入されることは認められないので徹底的に調査されているのだろうとのこと。確かに米国カジノ資本の方が圧倒的に国会議員に攻勢をかけていたことは事実なのに調べないのだろうか。
小池都知事は「帰省は諦めて」、「助かる命も助からなくなる」と話された。五輪中に感染が拡大することが見えていたのに、五輪は諦めず、感染が拡大して助かる命も助からなくしておいて、その結果、都民には帰省を諦めさせるのですか。まさか、衆院選に出るために都民の命はどうでも良かったのですか。