唯一の戦争核被爆国の日本は核廃絶へのリーダーでなければなりません。ところが核兵器の使用を法的に認めないと言う被爆者の思いを反映させる条約の制定に日本が否定的なことは誠に情けない。アメリカの核の傘に入っているからと言うのが理由だが、核の傘は政治的な意味しかなく、実際には役に立たない
もっと堂々とした、アメリカに気兼ねせずに主張できる日本にならなければ、とても世界の人々に尊敬されません。
今朝から米国や韓国の方が来られて、トランプ大統領が北朝鮮を先制攻撃するのではないかと質問していました。北朝鮮が核実験をしミサイルを発射するのは米国に振り向いてもらいたいため。米国は北との対話に応じるべきで、先制攻撃したら北のミサイルは日本の米軍基地を狙う。先制攻撃はノーと答えた。
問題は朝鮮半島が極めて緊迫しているのに、即ち米国が北朝鮮をやっつけようとしたら、ミサイルが日本に飛んでくるという自明なことに、日本人が無頓着なことである。
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃を行った。私は大量破壊兵器がなかったにもかかわらず、あると信じてイラクを攻撃した間違いと同じ間違いをアメリカが再び犯してのではないかと強く懸念する。戦争で真の平和を作ることは不可能であることになぜ気づかないのか。
アメリカが化学兵器を憎む気持ちはわかるが、ならば報復でミサイルを撃ち市民を殺傷して良いのか。アサドが化学兵器使用を本当に指示したのか。ベトナム戦争の枯葉剤で多くの子どもが今でも苦しんでいることを謝罪すべきでないのか、疑問が多い。
ベトナム国籍の女の子リンちゃんが殺害されて、とても可哀想でしたが、保護者会長が容疑者として逮捕されたことに、さらに驚きと対応策の難しさにショックです。それにしても人のいない河川敷まで監視カメラが見ていて、逮捕に繋がった警察力に敬意を評します。大変な監視社会になっているのですね。
鹿児島に川内博史元衆議の応援に来ました。彼は豊洲移転問題を07年から調査しており役人から豊洲が最も汚染された土地であると言わせています。豊洲か築地か政治問題化していますが、人間の健康問題として考えれば答えは自明です。利権で答えを出してはいけません。
日本のメディアには政府にとって面白くないから書かないのでしょうが、トランプと習近平の首脳会談でトランプはアジアインフラ投資銀行(AIIB)について前向きな発言をしたとのこと。日本はアメリカの後塵を拝してはいけません。今こそ日本はAIIBに入るべきです。
城南信金の吉原相談役からソーラーシェアリングの話を伺いました。畑や水田の上にソーラーパネルを設置することで、作物を育てながら太陽光発電できるのです。しかもそのほうが作物が良く育つという結果がでたのです。一挙両得で農家への所得補償は不要となり、原発も不要となるのです。
北朝鮮が人民軍創建85年の記念日に挑発行為をするのではないかと大手メディアは盛んに報じたがそれはなかった。日米は抑止力として共同訓練を行ったようだが、北から見れば日米の挑発ともとれる。「防備は攻撃を引き寄せる」とは哲学者モンテーニュの言葉である。
今日はサンフランシスコ講和条約が発行して65年です。4年前安倍首相は主権回復の日と祝いましたが、沖縄は戻らなかった「屈辱の日」でした。今また辺野古の埋め立て工事が、翁長知事を先頭に地元の反対にも拘らず強行されています。今だに「屈辱の日」は続いています。
大学の一年後輩に常松俊秀君という大変な秀才がいた。大学卒業のときに2つ卒論を書いたと言っていた。私なぞ1つ書くのに苦しんでいたのに。卒業後彼は核融合のトップとして活躍した。しかし彼は「核は人間が制御できない」と友に語った。そして7年前に亡くなった。半年後に福島原発事故は起きた。
昨年急逝した弟邦夫は蝶が大好きでした。その弟の蝶屋の仲間が信州昆虫資料館で追悼展を開いてくれています。上田から車で40分の青木村の山の上にありました。一緒に網を振った時代を思い出し、俺より早く死ぬなとの思いが募りました。
安倍首相は東京五輪の頃に憲法改正をすると明言された。世論調査は憲法改正是が非かのみを問うことが多い。私は内容次第と考える。例えば自衛隊が憲法の中に規定されていないのは問題である。憲法で自衛隊を認め、専守防衛に徹させればよい。その意味で私は改憲論者である。
私は改憲論者であるが、今のような国会情勢で自衛隊の議論をすれば、安倍首相はいいとこ取りをするから反対である。そもそも憲法論議は国会で行うものであり、行政は憲法を遵守する義務がある。したがって、私は総理のときには、持論を抑えていた。三権分立を無視してはいけない。
フランスの新大統領はマクロン氏に決まった。39歳の若さに期待したい。メディアは74%台の低さを強調し、国民の3分の1がどちらにも投票しなかった、あたかも候補者が良くないことを書き立てている。ならば、最近の日本の52.7%(衆)、54.7%(参)はどう解釈すればいいのか。
韓国に文在寅新大統領が誕生した。日本では慰安婦問題に厳しい大統領が誕生したといった報道がなされているが、これ以上物を申すなと上から目線の解決は、必ず破綻することが見えていたので、誠心誠意のやり方に戻すことに尽きる。日本はあくまでも迷惑をかけた側であることを忘れてはならない。
文在寅新大統領は早期の南北会談を望んでいる。トランプ大統領も条件が整えば金正恩委員長との会談をしたいと言っている。連休中ソウルに一日いたが、北のミサイルについて、日常茶飯事だからと平然としていた。日本だけがミサイルが飛んできたらどう逃げるかなど騒いでいる。何か意図を感じる。
明日から始まる「一帯一路」フォーラムに招聘されたので今日から北京に行きます。二階幹事長が行くことになり、突然日本も注目し始めました。私は二階訪中を歓迎します。AIIBの諮問委員として、日本もAIIBに参加する決断をするのではないかと期待しています。
「一帯一路」フォーラムでは、二つのスピーチを主催者側から依頼されています。私としては持論の日本のAIIB参加と、アジアを自然エネルギーの送電網で繋ぐプロジェクトを話す予定にしています。日中の協力は世界を繁栄と平和に導きます。
北京で一帯一路フォーラムが行われています。習近平主席の演説は高い評価です。一帯一路の目的は1に平和、2に繁栄です。何か日本が取り残されている感があります。北朝鮮がミサイルを発射したようですが、誰一人言及しませんでした。日本では騒いでいるようですね。
木村草太さんの理論は実に明解でした。共謀罪法案について、立法の理由として1テロ対策、2国際組織犯罪防止条約への参加を政府は強調していますが、テロの準備は既存の法律で十分に処罰でき、今のままで条約にも参加できると明言されました。立法理由がない法案は成立させてはなりません。
家の前で右翼が「日本から出て行け」と叫んでいた。日本の過去の悪事を謝罪したことをけしからんと言うのだろう。慰安婦問題で日本政府も謝罪した。が、二度と蒸し返すなとの条件付きだった。だから当事者は納得しなかった。心から謝罪していたなら相手に伝わったのに。言論も自由なら住むのも自由。
有識者会議で「天皇は祈っていればいい」と発言した方々がいたそうです。陛下が被災地などを訪れたことを批判しての発言です。天皇皇后両陛下の被災地訪問でどんなに多くの人が救われたか。こんなに国民の気持ちとかけ離れた人たちに天皇の退位問題を議論されたら堪りません。