立教大学の金子勝先生の話を聞いた。戦時体制のような9年間の金融緩和のアベノミクスで円安の日本売り。それでもメディアが壊れているので「何とかなるんじゃないか」と多くの国民。実際には金利も上げられず出口はない。頼みの綱のトヨタもホンダもEV化に乗り遅れ、産業戦略の立て直しが急務。
ガルージンロシア大使が離日の挨拶に来られた。米英がもし平和を望むのならば、ウクライナ政府に和解に応じるように説得して欲しいとのこと。そもそも3月に交渉を要請したのはウクライナで、合意寸前にロシアは交渉を切断されたのだからと。ただ4州のロシアへの併合を認めるか、停戦は難しいだろう。
10月25日午前10時半、石井紘基さんが20年前に刺殺された時間に偲ぶ会が開かれた。菅直人議員などかつての民主党同僚たちの前で、元後援会長が20年間何も調査していなかったではないかと叱責された。汗顔の至りである。なぜ殺されたのか、何を調査していたのか残された資料の解明を急がねばならない。
石井紘基さんが刺殺されて明日が20年の日、大島が眼前に広がる伊豆高原の蓮着寺の石井さんの墓前に手を合わせて参りました。彼がやろうとしていた官制経済の利権構造の根本的改革の危険性を十分に理解せず、党代表として彼の命を守れなかったことを、今更ながら申し訳なくお詫び申し上げました。
世は統一教会で持ちきりだが、もっと深刻なのは円安、物価高に歯止めがかからず、日本売りが止まらないことだ。為替介入も一時的な効果でお金をドブに捨てるようなものだ。白井聡氏も「(将棋で言えば)詰んでます。米国が景気悪くなることを待つのみ」と。アベノミクスが国民の生活を苦しめている。
メディアは習近平主席が台湾について、決して武力行使の放棄を約束しないと述べたことで、中国は脅威と煽っている。しかしNYタイムスは習近平は国際的な「干渉」に対して警告したと書いている。実際、彼は「専ら外部勢力による干渉と台湾の独立主義者に向けたもの」と述べている。干渉しないことだ。
プーチン大統領のここ数年で最も自慢であったクリミアとロシア本土を繋ぐ大橋が、まず間違いなくウクライナによって破壊されたことは、何とか停戦をと期待していた多くの者の希望を打ち砕くものであった。間違いなくプーチンは報復に出る。それが核戦争への扉を開くことにならないことを切に祈る。
光州事件で亡くなった若者たちに献花、焼香をしました。写真の左端は盧泰愚大統領の子息です。盧泰愚大統領は民主化運動を鎮圧した責任者ですが、息子さんが何度もここに謝罪に来られて、今では光州のみなさんは息子さんを喜んで受け入れています。歴史問題の解決は心からの謝罪と赦しです。
韓国光州にあるチョンナム(全南)大学に招かれ講演を行ってきました。この大学は戒厳令に対する学生の不満に軍隊が動員され多数の命が奪われた光州事件と呼ばれる民主化運動の拠点となっただけに、総長から学生まで皆バイタリティに富んでいました。民主主義を血で獲得した国のエネルギーを見ました。
武村正義氏が亡くなられた。当選同期で政治改革のリーダーだった。彼に誘われ自民を離党しさきがけを創った。ただ私は武村氏の社民さきがけ丸ごと合体論に反対し民主党を立ち上げた。排除の論理とか言われ、彼とは袂を分かってしまったが、今こそ武村氏が求められる時代ではないか。ご冥福を祈ります。
田中角栄首相と周恩来首相との間で日中共同声明が出され国交正常化されて50年の今日、先人たちの勇気と英断を心からお祝いする。本来ならば祝賀の大会を政府が行うべきところ、行い得ない政治の貧困を恥ずかしく思う。中国を引っ越しできない相手ではなく、引っ越ししたくない相手にしようではないか。
韓国に民族派団体一水会の木村代表と行動を共にしましたが、彼も安倍元総理の国葬には反対でした。彼と共通するところは国民を愛する心です。安倍氏は米国に追随するばかりで、結果として周辺諸国との関係が悪化し、不必要な武器を買わされ、国民の生活の悪化を招いたので国葬には相応しくないのです。
珍島物語で有名な珍島の倭徳山での慰霊祭に参加してきました。豊臣秀吉の慶長の役の鳴梁海戦で日本水軍は大敗しましたが、珍島の住民は遺体には敵も味方もないと倭徳山に埋葬してくれたのです。425年前のことですが、慰霊祭をしてくれています。珍島からの温かい心を受け止めようではありませんか。
慰霊祭に出席するために韓国に来て、ソウルの龍山から木浦まで300キロほど出る電車に乗っています。驚いたことに全てネットでチケットを予約するので改札口がないのです。先日、一人当たりのGDPで韓国に抜かれた日本ですが、いつの間にか日本はデジタル社会でも韓国に相当抜かれています。
友人から聞いた。統一教会と自民党のロゴマークの図柄の意図が似ていると。それだけではない。2004年に出版された統一教会の久保木修己初代会長の遺稿集のタイトルが「美しい国 日本の使命」である。その2年後の安倍第一次政権は「美しい国」日本を謳っていた。ズブズブな関係を否定しようもない。
勉強会で白澤卓二先生にあらためて訊きました。WHOがワクチンで重症になる確率はコロナで入院する確率の3倍とWHOが認めたのは事実ですかと。河野太郎大臣はデマと否定されましたがと。白澤先生は事実ですと答えられました。私はアンチエイジングの権威の白澤先生の言葉を信じます。
<ISF公開シンポジウム>参院選後の日本の進路を問う〜戦争前夜の大政翼賛化(第1部) | ISF独立言論フォーラム 植草一秀さん、山本太郎さん方と世界の危機の中で日本の政治がいかにあるべきか討論しました。 isfweb.org/post-7589/
日本が売られている。ついに1ドル140円台まで円安が進んだ。アベノミクスの金融緩和の継続で予測されていた通りの円安物価高が国民の生活を直撃している。問題は為替介入も利上げもできないので解決策がないことだ。安い日本は土地も企業も売られていく。その総責任者を国葬にするとはいかがなものか。
最も尊敬する偉大な経営者稲盛和夫さんが亡くなられた。JALの再建をお願いして見事にJALを蘇らせた功績は計り知れないが、私は他者のために尽くすことで自らが幸せになるとの彼の経営哲学に魅せられた。また、政権交代の陰の立役者としても誠に感謝に堪えないものがある。心からのご冥福をお祈りする。
統一教会は日本は戦争責任があるので日本の信者からお金をむしり取って韓国に与えることを推進してきた。その統一教会を自民党の議員たちがせっせと応援してきたのだ。日頃言ってることより票欲しさが優先するのか。それとも自民党も実は日本の戦争責任を認めて韓国に謝罪する気持ちを持っているのか。
植草一秀さんの予測通り、岸田首相は前言を翻して原発の再稼働を進める方針を示し新増設まで指示した。政権はなんでこうも既得権に弱いのか。政府は福島事故は地震ではなく津波だと言い張り、700ガルの耐震設計しか行っていない。実際には1500ガル以上の地震が頻発している。原発は早く止めるべきだ。
コロナ対策の給付金事業の大半は電通に丸投げで多額の金額の根拠は未だ明らかにならず。東京五輪も招致から実現まで電通が関わり多額の経費の詳細が明らかにされず。そして今度は安倍元総理の国葬まで電通が取り仕切るという。政府自民党と統一教会との癒着のみならず電通との癒着も明らかにすべきだ。
元電通で五輪招致に力があったとされる組織委元理事が逮捕された。元々東京五輪の招致から実現まで莫大なお金が流れたと多くの国民は不信感を持っている。東京五輪のどこにどれだけ国民の税金が使われたか、明らかにして国民に示すべきだ。それができずして札幌五輪の招致はないだろう。
全国戦没者追悼式に参列したが、深い反省の意を述べられたのは、天皇陛下お一人でした。私が注目したのは岸田首相が遺骨収集を政府が責任を持つと述べたことだ。もしその言葉が事実ならばいまだに沖縄に眠る多くのご遺骨の発掘に政府が支援をし、その地域の土を辺野古の埋め立てには使ってはならない。
同期の村上誠一郎議員から電話があった。安倍元総理の国葬はおかしいと思うが永田町では面と向かっておかしいと言う議員がいないと。それでキャンペーンを張ろうと思うが名前を貸してくれと。もちろん喜んでと答えた。国民の大半が反対している国葬になぜ自民党は沈黙するのか。それでも国民の議員か。