ただ、一方では、サンフランシスコ市議会では全米ライフル協会を国内テロ組織に認定する決議案が満場一致で可決されたという。すなわち米国はテロ組織に政治が支配されている国ということだ。このような国に安易に価値観を共有しているとして、易々諾々と従っていて安全なのだろうか。
日米二国間の自由貿易交渉(FTA)が始まることになった。安倍首相はFTAとは全く違うと言っているが、農業や自動車などがターゲットになる自由貿易交渉であることは間違いない。なぜ言葉の綾で逃げようとするのか。堂々と勝負しなければ、負けが見えているではないか。
カアブ駐日イラク大使閣下が来所された。かつてはトヨタなど日本車ばかり走っていたが今や韓国や中国の車が席巻している。日本企業は内向きでどうしたのかと話された。またウクライナの人民のためにも戦争は一日も早く終結させなければならない。日本はかつては仲介者になれたのに、最早無理だとも。
この3週間で3回、4泊5日中国を旅して感じたことは、地方都市の活気である。高速道路や高速鉄道の建設のスピードには驚きを禁じ得ない。更に日本以上のスピードは高齢化である。医療と介護の結合のあり方などを日本から学びたいと各地で日本の介護センターが開設され始めている。日中友愛は介護だ。
唯一の戦争核被爆国の日本は核廃絶へのリーダーでなければなりません。ところが核兵器の使用を法的に認めないと言う被爆者の思いを反映させる条約の制定に日本が否定的なことは誠に情けない。アメリカの核の傘に入っているからと言うのが理由だが、核の傘は政治的な意味しかなく、実際には役に立たない
新疆に11回も行かれた慶大の大西広教授の話を伺った。ウィグルに関する世界ウィグル会議の西側情報は1%が正しく99%はフェイクだと。でも1%が正しいのだから民族問題は深刻であると。民族主義ではなく、異なる民族同士が我々と呼ぶことができるような共同体を作ることだと。その通りと思う。
細胞ワクチン療法に優れたテラ(株)から話をいただき、オバマ米前大統領と共同発起人となり、「国際新型コロナ細胞治療研究会」を発足しました。へその緒などから作られる幹細胞がコロナの重篤な患者に効果があることを国際的に研究して、早期に治療法を開発したいと思います。Baby saves the world.
政府は宮古海峡を中国海軍の艦艇がしばしば航行するので、沖縄本島に地対艦ミサイルの配備を検討していると言う。宮古海峡は公海で航行は自由だ。どうやら米国が困るからと米国を忖度したようだ。既に宮古島にはミサイル配備は決定している。お金があるなら福島などで困っている日本人に使うべきだ。
武道館で行なわれた戦没者追悼式に参列し献花をしてきました。それぞれの挨拶のキーワードは、安倍首相は「御霊」、天皇陛下は「反省」、大島衆議院議長は「憲法」でした。戦争を決めたのは昭和天皇陛下ではありますが、陛下は政府に逆らえなかった現実を踏まえれば、政府こそ反省すべきでしょう。
会議で日本がAIIBに参加しないのは、常設の理事会がないからと財務省は言っていると話したところ、そんな時代遅れの発想ではいつまで経っても日本はAIIBに参加できないと金立群総裁は厳しかった。日本官僚がブレトン・ウッズ体制の頭から抜け出さないとダメとも。透明性やガバナンスを誇るAIIBなのだ。
日韓・韓日議員連盟の総会で、徴用工問題で日本側企業に支払いを命じた韓国の判決に対して、遺憾の表明がなされたことは報じられたが、額賀会長が「個人請求権は消滅していないことは日本政府も認めている」と述べたことは余り報道されていない。だから河野大臣の暴挙発言は明らかに行き過ぎなのだ。
福建省の莆田市の外れの湄州島で行われた媽祖フォーラムに参加してきた。この小さな人口4万人の島で、なんと運転手もハンドルもない無人カーに試乗してきた。この離れ小島に5Gが張り巡らされていたのだ。米中AI戦争が激化してきているが、残念ながら日本は完全に未来に乗り遅れてしまったようだ。
孫崎享さんの「朝鮮戦争の正体」が面白い。日本は戦争に負けた直後、日本総督府の指導で「朝鮮人民共和国」の樹立を宣言した。閣僚名簿も南北入り混じっていた。しかし、アメリカもそしてソ連もそれを認めず、朝鮮半島は分断された。もしこの国が認められていたら、朝鮮半島は分断されてなかったのだ。
安倍首相は内閣府が廃棄したとする「桜を見る会」の招待客名簿の再調査を拒否し、電子データを消去した履歴の開示も「不正侵入されるから」と拒否した。不正侵入される懸念があるからと不正の事実を隠蔽するとは屁理屈もいいところだ。少人数の秘密の調査会に開示するとか方法は色々とあるではないか。
出版報告:この度、詩想社から”共和主義宣言「次の日本へ」を出版し、新しい政治運動の船出とすることになりました。激変する世界と地球環境の中で、混迷腐敗に沈みつつある日本政治そして社会をどのように立て直すか、その指針がこの本に書かれていると確信します。kyowa-to.jp/1
AIIBの国際諮問会議に出席して、日本が早く参加すべきと訴えてきた。委員からも日本のロボットなどの技術力は貴重だなどの声が聞かれた。会議の後金総裁は私に、米国から議員団がやってきて、出資金はいくらとかかなり詳細に質問を受けたと話された。米国に先を越される可能性が濃厚になってきた。
先月末に前川喜平主査、寺脇研副主査の下に「次の日本への教育会議」を開きました。世界にも後れをとってしまった日本の教育を、一人ひとりの学びに焦点を当てて抜本的に見直し、提言し、実行に移します。第一回は前川、寺脇両氏の他、首藤、鳩山から趣旨説明を行い積極的な議論を開始しました。
【友愛の視点 #1】核兵器禁止条約発効youtu.be/Fh6gU-tiutc @YouTubeより 広島、長崎に落とされた原爆で多くの悲劇が生じたにも拘らず、日本は核兵器を禁止しようとしない恥を世界に晒している。愛が暴力に勝つことを示さねばならない。
米国で高校生が銃の犠牲になって1週間が経つが、今でもトランプ大統領が高校生の前で先生に銃を持たせれば良いと話したことが信じられないでいる。銃を連発できなくするとか性能を規制するとか言っても悪事を働く者には効果はないだろう。日本を見習って刀狩りを強行することを米国民が選択すべきだ。
ミャンマーに詳しい元毎日新聞の春日氏にクーデターの話を伺った。心配なのは市民派が非暴力のスーチーさんより過激になってきていることだ。彼らは支援金を集めているが、もし武器を買って戦おうとすれば、国軍の思う壺で根絶やしにされるのではないか。あくまで対話で解決の道を日本は仲介すべきだ。
孫崎享氏の話。アマゾンで7割がコロナにかかった村がある。その村で再び変異株のコロナが襲っているそうだ。ワクチンを注射しても変異株には感染する可能性があるということではないか。ワクチンが開発されるとそれに耐性のあるウィルスが生まれるのだろう。副作用もありワクチンで万全ではないのだ。
沖縄のキリスト教学院大で講演をしてきました。総理時代に一番怒られた沖縄の皆さんが、今は一番優しいです。それだけ本土の人に、政権に虐げられてきたということです。政府は政権に逆らうことを計画する人々を捕まえる法案を成立させようとしています。益々沖縄の方々には住みにくい日本になります。
地球環境問題の大家山本良一先生より、英国では超党派で環境と気候の非常事態宣言が可決されたと報告があった。学生の気候ストライキなどが功を奏したと。日本の国会は何をやっているのだと、そして日本の学生はなぜ将来の不安への世界的な学生の蜂起にもかかわらず、黙っているのだとお叱りを受けた。
世界情勢で最も深刻なのは北朝鮮でなくイランである。イランのロウハニ大統領は国内で弱腰の批判を浴びながら欧米との間に核合意を行なった。その核合意をトランプ大統領は踏みにじった。ロウハニは強硬姿勢を示さねば国内を押さえられなかった。日本は米イランの間でトランプをなだめるべきだった。
イラン外務省で、イランは核合意を守っていないとするトランプ大統領の挑発には乗らないように、呉々も注意して欲しいと述べてきた。挑発に乗ると揚げ足を取られると。また日本の非核三原則をイランとしても守ると世界に知らしめよと申し上げた。イランが中心となって非核地域宣言を行ったら如何とも。