信教の自由はこれを保障する。これが憲法20条の根本である。しかし、それは絶対なものか。あくまで、他者の自由を侵害しない限り、である。自己の自由と尊厳を尊重すると共に、他者の自由と尊厳をも尊重するのが友愛精神である。信教の自由は友愛精神の下で保障されるのである。
朝ウォーキング中に路上に死んだばかりのゴマダラチョウに蟻がたかっていた。もう頭は食われていた。半世紀以上前のこと、実家のイチジクの実に集まるゴマダラは弟との思い出の一つだ。その弟は生前、都市化と環境破壊でゴマダラの姿もまず見なくなったと嘆いていた。今環境破壊はコロナを生んだ。
日馬富士が貴ノ岩を殴打して負傷を負わせた事件に続いて、白鵬が立ち合い不成立ではないかと、土俵上で不満を示した事件が起きた。これでモンゴルの力士に対する過剰な批判が起きないか心配である。日本人の力士が実力不足の昨今、大相撲を支えてきたのはモンゴル力士であることを忘れてはならない。
原発の最大60年まで、原則は40年ルールが撤廃され、停止期間は除かれることになる。圧力容器は放射線にさらされ金属疲労などで劣化するので安易の延長はとても心配だ。しかし個々の判断は原発推進の経産省が脱炭素化の名目で決めるので答えは見えている。脱炭素化は自然エネルギーで十分にできるのに。
拉致問題で腑に落ちないのは、2014年、北朝鮮が二人の神戸の元ラーメン店員、田中実さん(認定被害者)と金田龍光さん(特定失踪者)の入国を認めたのに、安倍首相も外務省も「コメントを差し控える」として、彼らに接触をしようとしなかったのか。人権無視ではないか。[平井久志氏とのUIチャンネル]
河野太郎大臣は2ヶ月ほど前に「ワクチン接種があってこその五輪」と述べられた。その言葉は当然と受け止められたと思う。ところがワクチン接種は遅れに遅れて五輪までに国民には到底行き渡らない。既に前言を翻されたようだが、ならばワクチンを接種しても五輪に万全ではないと訂正されるべきだろう。
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃を行った。私は大量破壊兵器がなかったにもかかわらず、あると信じてイラクを攻撃した間違いと同じ間違いをアメリカが再び犯してのではないかと強く懸念する。戦争で真の平和を作ることは不可能であることになぜ気づかないのか。
異次元の少子化対策と銘打った「児童手当」が拡充されるのは再来年の2月と言う。民主党政権時代の「こども手当」をばらまきと批判して多くの子どもたちの手当を削減し名前まで変えた。結果少子化が進み事実上こども手当へ戻していくことになる。防衛費より少子化対策を優先すれば拡充できていたのに。
経産省の有識者会議が2050年に向けた提言に原発の堅持の方針で取りまとめたと言う。既得権の癒着の中で実に見苦しい結論である。脱炭素化に向けて原発が必要という。私はかつて日本は再生可能エネルギーで賄えることを数値で示した。テロとの戦いと称する首相がなぜテロのターゲットを増やすのか。
「新しい公共」が一人歩きを始めました。こんなに嬉しいことはありません。私に「裸踊り」をさせて下さったみなさん、有り難うございました。その私に続いて「裸踊り」をしようと立ち上がって下さったみなさん、有り難う。この伝播力が必ず社会を大きく動かすでしょう。
沖縄の伊計島の砂浜に米軍ヘリUH1が不時着して2日後、今度は読谷村の廃棄物処理場にAH1ヘリが不時着した。この一年だけでも7回米軍機が沖縄で事故を起こしている。北朝鮮よりも現実的な脅威だとの住民の声は尤もだ。彼らの不安と怒りの矛先は米国より軟弱外交の日本政府に向けられているのだ。
日本中がフィギュアで羽生結弦選手と宇野昌磨選手が金銀メダルを取ったことに沸いています。両選手に心からおめでとうと祝福を贈ります。冒頭の4回転で転倒して、無欲になったことで銀メダルに届いた宇野選手の言葉が面白いですね。何事も欲が顔を出すと躓くのですね。政治では希望の党がありました。
立憲民主党の末松義規議員に招かれ、外交関係の議員の前で普天間問題の経緯など語ることができたことに感謝している。党幹部は私を招くことに懸念を示し、正式な会議とは認められず、また沖縄問題の会議を同時刻に開催して、私の方に来ないような配慮があったと聞く。困難な中来てくれた議員に感謝。
ではなぜ可能であった北朝鮮との合意をせずに、トランプは席を立ったのか。それはコーエン被告が「トランプは詐欺師」と証言したから、弾劾が起こった時に、北朝鮮と合意して共和党タカ派の反発をかったらどうなるかと懸念して、合意しなかったのだろうというのが孫崎氏の意見であった。さもありなん。
立教大学の金子勝先生の話を聞いた。戦時体制のような9年間の金融緩和のアベノミクスで円安の日本売り。それでもメディアが壊れているので「何とかなるんじゃないか」と多くの国民。実際には金利も上げられず出口はない。頼みの綱のトヨタもホンダもEV化に乗り遅れ、産業戦略の立て直しが急務。
香港の区議会議員選挙で民主派が圧勝した。私は選挙が大きな混乱なく行われて市民の声が反映されたことを喜びたいと思う。今後は民主的なプロセスを経て、香港の改革が推進されていくことを期待したい。香港政府も武力による弾圧によっては真の平和は決して得られないことを肝に銘じて欲しい。
角谷浩一さんに話を伺う。野党の内閣不信任案が否決されて後、自民党内政局となる。3A(安倍、麻生、甘利)🆚二階。小池の目はと聞くと、小池は二階以外に嫌われてるからないとのこと。それにしても決定的なのは野党の人材不足だと。コロナもAIも周回遅れ。政界、官界、財界、学界に優れた人材を求む。
矢部宏治さんはUIチャンネルの番組で、これからは間違いなく自衛隊と米軍の共同訓練が活発化していく。そして米軍の起こした戦争に、自衛隊は米軍の指揮下に入って戦うことになる。なぜなら、吉田首相が駐日大使との間に、そのような指揮権密約を結んでいるからと話された。日本は米国の属国なのだ。
中国が成長目標の5%前後に対し国防費が成長率以上の7.2%増えることを日本では軍拡加速と懸念を表明している。では日本はどうなのか。1.5%の成長予測に対して、2027年までに43兆円の防衛費は年率10%以上、即ち成長率の7倍の防衛費増である。むしろ日本の防衛費増が中国の国防費をもたらしているのだ。
2プラス2会合で対北圧力強化のため米国から高価な地上配備の迎撃ミサイルを購入することを決めた。位置が正確に分からない複数のミサイルをミサイルで全部撃ち落とすことは不可能である。圧力を高めれば降参する相手でもない。戦争になれば日本がターゲット。北をいかに対話路線に乗せるかが全てだ。
大学入試問題の件について教授に伺ったところ、良い試験問題を作ろうとするほどミスも起こりがちだ。それをちょっとでもミスがあると、文科省が鬼の首を取ったように大学を痛めつけるのはいかがなものかと述べていた。教育現場の苦労を知らない役人のやりそうなことだが、大学の自主性に任せるべきだ。
6月4日17時より日本の政治の混迷を打破すべく、友愛政治とコミュニタリアニズム研究会を発足させます。世界の潮流の変化に対応できていない日本政治は理念の欠如に起因します。正義の哲学とは?小林正弥教授に総括をお願いしています。現政治を変えたいと切望する志を持つ者鳩山会館に来られたし。
問題は朝鮮半島が極めて緊迫しているのに、即ち米国が北朝鮮をやっつけようとしたら、ミサイルが日本に飛んでくるという自明なことに、日本人が無頓着なことである。
安倍元総理は防衛費の増額は国債で賄って問題ないと発言した。自民党は綱領の中で積み上がった国債残高はこのままではいけない、国債発行は世代間の倫理観の喪失であると立派なことを述べている。首相の防衛費の相当な増額の国債発行は自民党綱領に真っ向から違反している。防衛費は増額すべきでない。
安倍首相や日本政府の期待とは裏腹に、トランプ大統領側との交渉で鉄鋼などの関税強化は適用除外にならなかったし、TPPへの復帰も否定的だった。むしろ日本とのFTAを迫られた。蜜月のムードだけは演出されたが、外交の成果に乏しい訪米だった。外交は得意どころか、中、韓、ロ、米、皆情けない。