政府の無策の結果、コロナウィルス感染の第二波が明らかにやってきた。観光地や地域の悲鳴が聞こえるので対策は必須だ。しかしなぜ今Go Toトラベルなのか。業界と政権との癒着に他ならない。パンデミックを抑えることが先決ではないか。医療機関を支援して無料で全国民に検査を徹底することしかない。
平成最後の日、天皇は象徴としての私を受け入れ支えてくれた国民に心から感謝すると述べられた。象徴天皇とはいかにあるべきかを熟慮されてきた陛下らしいお言葉だ。そして世界の人々の安寧と幸せを祈りますと結ばれた。過去に傷付けた人々を思い遣り、国民だけでなく世界の人々の幸せを祈られたのだ。
沈みかけている日本。政治のみならず行政も司法もメディアも学界も全て堕落してしまったのはなぜか。それは日本が歩むべき哲学が欠如し、共通の善や徳を求めずに自分だけ良ければ良いという精神がはびこったからではないか。そこで研究会を始めます。古くて新しい共和主義の思想を一緒に学びませんか。
脱原発の集会で、小泉さんの講演の後一言話す機会を得たので、脱原発、脱化石燃料で2050年にカーボンニュートラルの日本にできることを試算したことと、実験室段階ではトリチウムを除去する技術は成功していることを話した。トリチウムを含んだ汚染水の海洋放出は避けられるのだ。政府よ、目を覚ませ。
ドイツの新政権は核兵器禁止条約にオブザーバー参加することを表明した。日本は国内に米国の核は有していないが、ドイツは国内に米国の核を有している。それでも核兵器反対ののろしを上げたのだ。被爆国日本も米国に気兼ねせず「核の傘」の幻想に惑わされず核禁条約にオブザーバー参加するべきだ。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の犠牲となられた人々の霊が安らかならんことを願い、津山市東一宮での耳塚の供養式に参列した。韓国側も北朝鮮側も代表の方が出席して下さった。日本が過去の過ちを認め韓国や北朝鮮ともより友好的な関係にならんことを心から願う。過去に目を閉じてはならない。
元欧亜局長の東郷和彦さんの言葉:ロシアにとってウクライナにNATOが配備されることは、アメリカにとってキューバに核ミサイル基地が置かれるようなもので絶対に認められないことである。NATOとロシアの平和のパートナーシップは2008年のブカレスト首脳会議でNATOがウクライナ加盟に同意して崩壊した。
潘基文前国連事務総長らと共に核兵器禁止条約の署名に名を連ねた56人の一人として、漸く来年1月に条約が発効することになったことを喜ばしく思う。「核の傘」という絵に描いた餅を信じて被爆国日本が批准していないことを恥じるばかりだが、最低でも締約国会議にオブザーバー参加をしてもらいたい。
塚田国土交通副大臣が「忖度」発言で事実上更迭された。問題の本質は塚田氏が忖度発言をしたことではなく、忖度に言及した下関北九州道路の調査費の予算計上に際して、実際に役人たちが安倍総理や麻生副総理を忖度した形跡があるかどうかである。副大臣の首を切れば一件落着となる問題ではないのだ。
宮城県の生んだサンドウィッチマンのファンで彼らの漫才やコントはみんな覚えてるくらい。昨日五輪の点火式で森喜朗会長が宮城県を宮崎県と、さらに石巻をイシマキと言い間違えられた際、式典に参加していたサンドウィッチマンはどんな思いでいたのか。ちょっと何言ってるかわからなかったろう。(再)
裁量労働制の拡大を図る政府の議論の基礎となる調査データに300箇所以上間違いが見付かった。結論に合わせるためにデータを作ったのか。科学では一箇所でもデータに誤りがあれば、議論は成り立たない。安倍首相は誤りを認めながら結論を変えないと言う。これがまかり通ったら国会の議論は死ぬ。
元防衛官僚の柳澤協二さんは、イージスアショアが配備停止となったのは、ブースターが民家に落ちる危険性より、最近の北朝鮮の高速滑空弾などを撃ち落せないのが問題と述べた。そもそもトランプ大統領の言いなりで安倍首相が防衛省に十分な検討もさせないで高い装備を購入したことが問題とも話された。
タリバンは悪い人じゃないとペシャワールで病院を作り農業を興し地域の発展と民生の安定に尽くした中村哲さんが凶弾に倒れた。私もかつて何度かお会いして、ペシャワールの病院も訪れたことを思い出した。明かりも不十分な中でみなさん命を張って頑張っておられた。心からのご冥福をお祈りしたい。
北朝鮮がミサイルを発射すると大騒ぎする日本。それは通常兵器で政権を倒すと述べている米国が韓国と大規模共同訓練をしたからだ。北朝鮮から見れば侵略の予行演習で敵視政策の証拠なのだ。憎しみは憎しみを生む。なんで人間はかくも愚かなんだろう。軍需産業だけが大儲けする。
米軍ヘリの不時着が相次いだことに対し、海兵隊の総司令官が「率直に言って不時着で良かった」と発言した。松本内閣府副大臣は「それで何人死んだのか」と野次を飛ばして辞任に追い込まれた。米軍や政府の沖縄に対する差別の本音が聞こえて来る。政府の米軍に対する弱腰は沖縄を共に植民地化している。
弾道ミサイル防衛のために日本政府が導入を決めたイージス・アショアのレーダーが出来上がったものでなく、未完成品であることを、日本のイージスの子と言う称号まで頂いている海自出身の防衛アナリストが一水会の講演で暴露された。現場を知らぬ軍事に無知の文官が決めるから間違うのだと一喝された。
文在寅大統領が北朝鮮と米国との間の休戦を終戦宣言にすることを提案した。朝鮮半島が平和に向けて一歩前進することは望ましいことである。ところが日本の政府高官は拉致問題や北の核・ミサイル開発があり時期尚早と述べたという。終戦宣言が拉致、核・ミサイル問題の解決を促進させるというのに。
世論が野党の背中を押して、特別国会の会期が安倍首相の当初の思惑より1ヶ月延びたことは喜ばしいことだ。安倍首相は当初モリカケ疑惑の追及を避けるために特別国会は審議なし、臨時国会も開かないつもりでいた。こうなった以上、しっかりとした追及を行わないと今度は野党が問われることになる。
海の向こうでは「アメリカファースト」のトランプ氏が大統領、こちらでは「都民ファースト」の小池知事が勝ち、今度は「日本ファースト」が誕生すると言う。政策は見えないが、自分だけがのナショナリズム全盛の感がある。でも本当にそれで良いのか。相手を思いやる心がなければ政治ではないと信じる。
参議院の議員定数を6増やす法律が成立した。自民党の党利党略丸出しだ。先般は西日本が集中豪雨で避難勧告が出ているときに安倍首相を中心に自民党議員達が酒盛りしていた。その日は麻原彰晃らの死刑が執行される前日で上川法相も加わっていた。この国の指導者の倫理はどこに行ってしまったのか。
習近平主席は「天下もって公と為す」という言葉を使った。礼記の中の言葉で孫文がよく使ったと聞く。政治は為政者のためにあるのでなく、全ての民のためにあるということだ。皆が一緒に利益をもたらすのが望ましく、国際協力で共に繁栄しようとも述べた。どこかの為政者に聞かせたい言葉である。
国民の声をしっかりと聞くと仰った岸田新首相が国民の声を聞かないうちに解散をした今回の総選挙、今日が投票日である。もし現在の政治に不満があったら、どうせ自分の1票では何も変わらないと諦めないで、投票所に行ってあなたの1票を投じて欲しい。あなたの未来に希望の光をもたらすために。
前回も述べたが、河井夫妻の買収事件で、多くの議員や首長経験者がお金を貰っている、即ち収賄の容疑を認めているのに、彼らは立件されないのか不思議である。司法取引がされているのか。今どきこんなと思われる大規模な買収で、もし受け取った側が無罪となれば、このような買収は今後も続くであろう。
日本の政治、行政、司法、メディアなど全てが腐敗してきていることに危機感を覚えている方も多いと思う。そこで新共和主義研究会を開くことにした。共和主義とは富国有徳の思想である。徳を持ってみんなの共通の利益のために行動する政治哲学である。多くの皆さんが関心を持って下さることを期待する。
バイデン大統領は「核兵器を最終的に永久になくせる日に向け共に進んでいこう」と記帳した。ならば、広島で核兵器の先制不使用の宣言を行ったらいかがか。核保有国が皆先制不使用宣言をすれば事実上核は無くなるのだから。バイデンは乗り気だったと聞く。それに反対したのが日本政府と言うのは本当か。