出産取り扱い病院はほぼ確実に減るだろうな。 そして同時に、出産費用の保険適用化に伴って出産取り扱いを止めた病院や産婦人科医がもし地域住民や政治家から非難されて槍玉に上がるのなら、多くの産科医はもうやってられんわって気持ちになるかなと。。 twitter.com/doctor_nw/stat…
HPVワクチンを若いうち(推奨:小6〜高1)に接種することで、子宮頸がん発症を約9割減らすことができることがわかっています。 また、HPVワクチンによって重篤な副反応が特別に増えることはないことも種々の研究で示されています。 若い世代に少しでも明るい未来を歩んでもらうために、予防策を。
どなたかのツイート「コロナワクチン打った妊婦さんの胎盤や新生児では異常が多発してそうなので、政府や海外の学会のソースを教えてください!」(要約)で、そのツリーにはそういうソースは一切書かれず、ひたすら個人の感想だけが並んでました。 つまりそういうことなんですよね。
それに対し、治療における有効性の可能性と副作用によるデメリットを天秤にかけ、私は話さなければいけません。 希望を持ってもらえる話ができないことはわかっていても、旦那さんの必死な顔と小さなお子さんの不安そうな顔を見ると、涙が止まりませんでした。 子宮頸がんというものを恨みました。 ↓
米国CDCでは、コロナワクチン接種時に妊娠していた20万人以上の女性が登録されており、その副反応や妊娠関連合併症などを分析しています。 出産後までの経過を追うレジストリにも16000人以上の妊婦が登録されています。 その上で、妊婦への接種が推奨されているんです。 他国からの研究でも同様です。
今回は「男性」「女性」と書きましたが、当然ながら性別や性自認は「グラデーション」なので、性別を二分して考えている・主張しているわけでもありません。 こうしたことは、子どものうちに包括的性教育として全員にしっかり伝えておくことが大切かなと。さっさと全ての学校の授業に含めてほしい。
短絡的すぎる。。 晩婚化となった背景に若年者の貧困、妊娠〜子育てに関する様々な不安(金銭面、キャリア、核家族化など)などがあり、それに対する支援が不十分で、こうした社会への不安をなくすことが政治の仕事ではないでしょうか? オーサーコメント書きました。 news.yahoo.co.jp/articles/bfa9e…
診察の結果、赤ちゃんは元気そうで特に懸念もなし。 妊婦さんは「こんな遅い時間にすみません、、」と申し訳なさそうな顔をしていたので、「全然。何もなくて本当によかったです。またいつでも。」と笑顔でお伝えしたら、安堵して泣いてしまいました。 以降、深夜でも笑顔を忘れないようにしました。
本来であれば私のような経験がなくとも(圧倒的に数が多い女性の)性被害がどれだけの苦痛をもたらすかを男性は知るべきだと思いますが、まずはやはり幼少期〜学童期の包括的性教育がキーになるんだろうと思います。 15人に1人、もしくはそれ以上の女性が性暴力被害にあっていますからね。。
SNSを眺めていると、謎商品や謎施術の宣伝で ・50歳からでも女性ホルモンup! ・閉経していたのに綺麗な赤色の月経再開! 的なことが書いてある投稿見かけます。 これ、嘘なら嘘でタチ悪いですが、仮に実体験をもとにしてるなら ・閉経後の不正出血→高確率で子宮のがん なので本当に危ない誤解です。
「こないだ9価打ってしまった!」「一年前に娘に4価を打たせたばかりなのに!」 という声が散見されますが、HPVワクチンの有効性に最も影響するのは「はじめてのセックスの前に接種できるかどうか」なので、それをできたことが1番素晴らしいことです。 なので悔しいと思わないでください! twitter.com/dashige1/statu…
セックスをする機会のある男性が覚えておくべきこと ・互いの同意は必須 ・爪を切って滑らかに ・身体は清潔に ・性感染症予防のためコンドームを ・「されたら嬉しいこと」は人によって違う ・「激しくすれば気持ちいい」は大概間違い ・AVはフィクションです ・早めにHPVワクチンの接種を
結局、その後の積極的な治療はせず、これまでも並行して実施していた緩和治療のみとして様子を見ることになりました。 直後に運悪く私が職場を異動してしまい、数週間後に亡くなられたと聞きました。 今でも病状説明の際のシーンは頭に焼き付いています。 ↓
子どもへ向けた包括的性教育は不可欠だと思っていますが、大人への性教育もほんと大事だなと。 いい歳した大人が「生でしたいから彼女にほんとピル飲んでほしいw」(男)とか「元々めちゃ元気な人だったのに妊娠したら仕事休みがちなのイラっとする」(女)とか、ここ数日で偶然耳にしてきつい。
四宮先生! コロナワクチンに関して ・不妊症の原因になるとは全く考えられない ・接種者で流産や死産、赤ちゃんの先天異常やどは実際に増えていない ことは数々の論文や公的機関の見解で示されています。 このようにはっきり伝えてくれてありがたい。多くの人に届きますように。 twitter.com/Kounodori_mor/…
よく「産後の骨盤の歪みを治そう」というような表現を目にしますが、骨盤は硬い骨で構成されているため、変な方向に「歪む」ことはないです。 また1回の骨盤矯正で骨盤の容積が減ることや、ダイエット効果、明らかな見た目の変化も期待できません。 過度な広告に惑わされないようご注意下さいね。 twitter.com/obstetricsjp/s…
なお、当然ながら中年〜高齢男性全てに全体化して話しているわけではありません。また他の年代にもそういう人はいるでしょう。 ただ、そうした人が短い散歩の時間内に何人もいたことを目の当たりにして、やはりショックでした。 物理的な力や体格で相手を選んでいるんだな、と。
母乳で授乳する際に、なぜか「嫌な気分になる」ということを感じた方もいらっしゃるかもしれません。 これは「D-MER」と呼ばれる現象で、 ・ホルモン変化(オキシトシン、ドパミンなど) ・心理学的影響 などが複合的に作用していると考えられています。 存在を知っておくことがまず重要かなと。 ↓
個人的な見解ですが、私がもし悪性腫瘍や難治性疾患に罹患しても、何千万円というお金を治療費のために欲しいとは思いません。 保険診療の中で最も最適な治療を受け、早期から緩和ケアも並行し、日常生活をいかに苦痛なく、そして日々の時間を最大限有意義にするために持っているお金を使います。
もちろんですが、主語を大学生や若者全体にする意図はまったくありません。
月経痛が辛い方へ。 痛み止めの使い方を工夫してみましょう。 ・アセトアミノフェンよりロキソプロフェンの方が有効(辛ければ併用も可) ・痛くなり始めにすぐ飲む方が効果的 ・鎮痛剤が段々効きにくくなることはない(そう感じるなら子宮内膜症の危険性あり) ただし、
妊婦がサル痘に感染してしまうと、胎盤を通じて胎児へウイルスが感染してしまう危険性があると考えられています。(実際に母子感染による死産などの事例が報告されています) 日本でも流行が起こる可能性はゼロではないので、症状や予防法などはぜひ知っておきましょう。 news.yahoo.co.jp/byline/shigemi…
BuzzFeedさんに「妊婦のマスクと臍の緒」について取材を受けました。 個人の批判ではなく、科学的妥当性と科学的思考の重要性を知ってもらうことが目的です。 ・マスク着用で酸素飽和度は下がらない ・生活習慣で臍の緒が変わるとは考えにくい ・専門職としての発信とは buzzfeed.com/jp/kotahatachi…
産婦人科にて。 「まだこんな若いのにこんなとこ来て。。」 「恥ずかしくないのかしら。。」 こういう言葉を、見知らぬ人に投げかけられる経験をした若い人が、この令和にもまだいます。 多くは年配の女性からのようで、時代の変化の中で仕方ないのかもですが、きちんとこれからは変えていきたい。
「学生時代に奨学金の貸与を受けた人が子どもをもうけた場合、返済額を減免することなどが柱。」 「返済額を減らして子どもの教育にお金を掛けられるようにする狙いがある。」 なんというか、ツッコミどころしかないと思うんですが皆さんいかがでしょうか。。? news.yahoo.co.jp/articles/6bce0…