どんな理由があっても、不機嫌を表情に出す人とは距離を取った方がいいです。不機嫌って知らないうちに、まわりの人に伝染していくもの。イライラした時にやるべきことは、いつもの自分を取り戻すこと。
身勝手な人は「相手を変えよう」とするけど、謙虚な人ほど「自分を変えよう」と行動できる。自分の都合のために、相手に変化を求めるのはやめた方がいいね。
ご近所のおばあちゃん。いつも夫婦仲良しなのでその秘訣を聞いてみたら、「相手が大切にしているものを、大切にすること。もしそれが理解できなくてもいいから、”大切にしたい気持ち”をないがしろにしないことね。」と言っててすごく納得。夫婦関係に限らず、友だち関係でも参考にしたい考え方だね。
「人間は頭がいいから、明日のこととか、来年のことを考えちゃうでしょ。そうじゃなくて、もうちょっとバカになって、今日のことしか考えられないと、幸せになりやすいのにね。」という所ジョージさんの言葉。ネガティブな情報にあふれている現代において、この考え方はとても大切。
「空っぽのバケツほど、叩くとうるさい」これは中身が空っぽな人ほど、些細な指摘で不平不満を言ったりするという例え。人って叩かれたときに、その器の大きさが垣間見える。水がたくさん入ったバケツのように、中身が詰まった人でありたいね。
怒らない人=優しい人と思われがちだけど、実際は怒らないことで「自分の心の平穏」を、一番に優先している人だったりします。
心を病んでしまう人って、メンタルが弱いというより「我慢強くて、なぜか自分に厳しい」が原因だったりします。なので、「もっとメンタル、鍛えよう!」はむしろ逆効果。それより、もう少し人を頼れるスキルを身につけられるといいです。
人に何か教えるなら、「これ、前にも教えたよね?」はNGワードです。そう言われたら、誰だって聞きづらくなります。そしていつしか確認すらしなくなる。たった一度で覚えられる人ばかりじゃないし、中には時間がかかる人もいます。いくら忙しくても、”聞きやすい空気”を作れる人でいたいね。
意外とやりがちだけど、聞かれてもないのに自分の話ばかりする人っていい印象は持たれません。なので、相手と距離を縮めたかったら、この逆を意識してみるといいかもね。
本当に優しい人ほど、意外と厳しかったりするんだよね。それは一時の優しさ、形だけの優しさが「相手のためにならない」って知っているから。
人にイラっとしてしまうのは、相手が自分の思い通りに行動してくれなかったから。でも、そのイライラの裏側には、「自分がやりたいように生きていない。」という認めたくない現実があったりします。理想の自分を誰かに求めてしまう依存心。それこそが、”イライラの正体”かもしれないね。
中学の時の担任が「クラス全員と仲良くなる必要はないよ。無理してまで一緒にいるのは、友だちとは言えない。もし友だちができなくても、自分の好きなことに夢中になればいい。その”好き”が一緒の人とは友だちになれるからね。」と言っていて。いい大人になった今でも、密かに大切にしてる言葉です。
何かやろうとするたびに、あれこれ口出ししてくる人。そういう人は、間違いなく自分の人生がうまくいっていないので、まともに相手しない方がいいね。
生まれつき「逆境に強い人」なんていないんですよね。逆境を乗り越えた数だけ、人は強くなっていくんです。
ついつい流されそうになるけど、人生で大切にすべき人って自分が「調子がいいとき」に近くによって来る人ではなく、「つらいとき、しんどいとき」に側にいてくれた人です。そんな人は何があっても大切にしなきゃダメです。
人からひどいことを言われたら、それを「言う側じゃなくてよかった」って思うと、少しだけ救われます。
一緒にいた方がいい人。その判断基準のひとつは、"自分に"優しくなれているかどうか。「この人といる時の自分って、なんだか好きだな。」と思える。そんな人はきっと大切にした方がいいね。
人って不思議なもので、「考える」とネガティブになりがちだけど、「感じる」とポジティブになれます。いま頭のなかが不安でいっぱいな人は、自然にふれて五感をしっかり働かせてみるといいです。
メンタルクリニックの先生が、「人の気持ちを理解しようと一生懸命になる人は危険だよ。」と言ってました。理由を聞いたら、「人の気持ちなんてわからなくて当然。それを”理解できるという思い込み”は本当にやっかいなの。」と言ってて妙に納得。人間関係で大事なのは、適度な無関心かもしれないね。
長所と短所って、実は背中合わせなんですよね。なので短所だけを見ていると、その裏に隠れた大事な長所に気づけない。短所を克服するより、長所をこれでもかってくらい褒めて、自信を持ってもらうことの方がずっと大切。
メンタル病みやすい人って、”自分のこと”を考える時間がやたら長い。過去のつらかった記憶を芋づる式に思い出して、ネガティブ一色に染まっていく。なので、落ち込みたくないときは、大切な人のこと、楽しみなことをちょっとだけ考えてみるといいです。
「つくづく人を見る目がないな。」と悩んでいる人は、相手が”礼儀正しいかどうか?”で判断してみるといいです。礼儀正しさって、ずっと演じ続けるのは無理だからね。
なんのきっかけもなく、人の縁に恵まれたりはしません。「あの人に力になりたい。」そんな気持ちが、めぐり巡って人の縁を運んでくれるんです。
「自立とは依存先を増やすこと。」とても興味深いなと思った言葉。その意味は、自立って「まったく依存しないこと」ではなく、依存していないと感じられるくらい「多くのものに浅く依存すること」なんだそうです。なるほどね。
自分で口にした言い訳や陰口を、自分の耳で聞く。これって言いかえると、マイナス思考の洗脳と同じなんですよね。つまり、うまくいかない人生を「自分自身でつくり出してる」ってことです。