「ハリエット」を観る。“自由か、死か”。黒人たちにとって虐げられる境遇を受け入れるしか生きる術がなかった時代に、命を賭して人間の自由と尊厳を得るために戦ったハリエット・タブマンの物語は、BLMが叫ばれる今だからこそ一層胸に突き刺さる。主演シンシア・エリヴォの力強い歌声に感涙。
主演のシンシア・エリヴォが歌う“Stand Up”はもう何十回とリピートしたが、曲の最後を飾る歌詞“I go to prepare a place for you”(あなたの居場所を用意するわ)がハリエット・タブマン本人の最後の言葉だったと知り、さらに感動。映画主題歌として満点。
クリストファー・ノーラン監督最新作「TENET テネット」の全米公開日が2週間延期となる7月31日へ。新型ウィルスが猛威を振るう中、映画興行復活の象徴としてその動向が注目される話題作。平時なら2億ドル近い興収を期待されるが、果たして全米の観客は劇場に戻ってくるのか。
ワーナー・ブラザースが自社期待作の新公開日を設定。 「ワンダーウーマン1984」 2020年10月2日 「トムとジェリー」 2021年3月5日 「ゴジラ vs コング」 2021年5月21日 「マトリックス4」 2022年4月1日 それぞれ3ヶ月〜最大で11ヶ月の延期。いずれ劣らぬ大ヒット期待作だけに万全を期す方針。
「ビルとテッド」シリーズ第3弾「Bill and Ted Face the Music」の全米公開日が1週前倒しの8月14日へ。もともと「ワンダーウーマン1984」の公開予定日だったが、ライバルの公開延期によりビル&テッドが1週前にタイムジャンプ。約30年ぶりとなる新作も大ヒットなるか?
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の全米公開日が1週前倒しとなる11月20日へ。もともとその日に公開を予定していた「ゴジラ vs コング」が半年延期となったのを受け、空いた公開日にボンドが滑り込んだ格好。監督交代などもあり過酷な製作スケジュールに見舞われた007最新作がようやくお披露目へ。
第93回アカデミー賞授賞式が2ヶ月延期となる来年4月25日に開催されることが決定。2020年1月1日から2021年2月28日までに公開された作品を対象に、10本の優秀作品がノミネートされる。ノミネーションの発表は3月15日。授賞式が延期されたのは1981年(大統領暗殺未遂事件の影響で1日)以来となる。
「13日の金曜日」の主人公ジェイソンに関する小説を書きたいとスティーヴン・キングがTwitterで直訴。クリスタルレイクで起きる恐怖の惨劇を“ジェイソンの一人称形式で”描くスタイルとのこと。言葉を発しない連続殺人鬼による一人称はかなり斬新だが、いったいどんな小説になる?実現を期待。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」の4年後を描く続編「Peninsula」予告編。ウィルスの蔓延を止められず半ば廃墟と化した朝鮮半島を舞台に、生き残った人類による壮絶なサバイバルが描かれる。感染者との死闘を強制されるコロッセオはまさに地獄。韓国では7月公開。
「アド・アストラ」が好評だったジェームズ・グレイ監督最新作「Armageddon Time」に豪華キャストが集結。ケイト・ブランシェット、ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、オスカー・アイザック、ドナルド・サザーランドらが参戦する。タイトルとは裏腹に、80年代が舞台のドラマになる模様。
オスカー監督ギレルモ・デル・トロが企画するストップモーション・アニメ版「ピノキオ」にユアン・マクレガーが参加へ。ピノキオを正しい道へと導くコオロギの旅人ジミニー・クリケットの声を演じる。美声の持ち主という設定なので、ユアンの歌声も聞けるかも?すでに台詞の一部は収録済みとのこと。
シリーズ最新作「キングスマン:ファースト・エージェント」の日本公開日が9月25日に決定。前2作に引き続きマシュー・ヴォーン監督がメガホンをとり、過激なスパイ組織の過激なはじまりが描かれる。レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン、ジェマ・アータートン、マシュー・グードら出演。
タランティーノも認めた2011年の人気作「アタック・ザ・ブロック」に続編の構想。ジョー・コーニッシュ監督によれば、前作に主演してその後「スター・ウォーズ」シリーズに起用されるなどブレイクを果たしたジョン・ボイエガと数ヶ月前に会談を持ち、続編の可能性について話し合った模様。
「チャーリーズ・エンジェル」のクリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じる映画「Spencer」が製作へ。ダイアナ妃が夫チャールズとの別れを決意する3日間のクリスマス休暇を描くドラマ。名門貴族スペンサー家に育った令嬢ダイアナの人生を左右する決断が描かれる。
1999 年公開の人気サメ映画「ディープ・ブルー」のシリーズ第3弾が製作へ。第2弾は2018年に製作され、劇場未公開ながらソフト化により多くの収益をあげていた模様。今回の第3弾では、海の真ん中にある研究施設を舞台に生物学者の女性らが巨大サメの恐怖に晒される。
ザック・スナイダー監督による最終編集版「ジャスティス・リーグ」より重要な1シーンがお披露目。DCコミックの中でも最凶とされる悪役ダークサイドの禍々しい姿が描かれた肖像画を、ワンダーウーマンことダイアナが恐怖の面持ちで凝視する。HBO Maxで来年配信。
「セント・エルモス・ファイアー」「フラットライナーズ」などを手がけた映画監督ジョエル・シュマッカーが癌のため死去。80歳だった。「バットマン・フォーエヴァー」「フォーリング・ダウン」「フォーン・ブース」「ザ・クライアント 依頼人」などヒット作を量産した。ご冥福をお祈りします。
ブロードウェイで最もチケットの入手が困難と言われる大ヒットミュージカル「ハミルトン」が7月3日よりDisney+で世界同時配信。アメリカ建国の父のひとりとされるアレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ、ジャズなど多様な音楽を駆使して描く。
DC映画「ザ・フラッシュ」にマイケル・キートンがバットマン役で出演するという仰天の噂。しかも1作のみのカメオ出演ではなく、「アベンジャーズ」におけるニック・フューリーのような役割を担うのではないかと言われている。ロバート・パティンソン主演「The Batman」との関係性は一体どうなる!?
実現しなかった「グレムリン」第3弾について脚本家が語る。1990年に公開された「グレムリン2 新・種・誕・生」に次ぐ物語で、モグワイの起源について探求する内容になるはずだった模様。前2作に主演したビリー役のザック・ギャリガン&フィービー・ケイツの再出演も検討されていたという。
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作となる「氷と炎の歌」シリーズ最新刊が来年にも発売へ。シリーズ5冊目となる前作「竜との舞踏」が発売されたのは2011年。作者のジョージ・R・R・マーティンによって現在絶賛執筆中の新作「冬の狂風(仮題)」は、10年ぶりの新作ということに。
コンピューターで生み出されたAI女優が主演する史上初の映画が誕生へ。世界的なアンドロイド研究者、石黒浩と小川浩平が生み出したAI女優Ericaが、7000万ドルの巨費をかけて製作されるSF大作に主演する。文字通り“役を演じるために生まれた女優”が、いったいどんな演技を見せるのか?
人気のホラーコメディ映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」のイーライ・クレイグ監督が新作「The Hills Have Eyes For You」を製作へ。監督によれば、“笑いと恐怖の要素が詰まった、愛すべき負け犬ラブストーリー”とのこと。Netflixで配信予定。
「デッドプール2」「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のデヴィッド・リーチ監督が東京を舞台にした新作アクション映画「Bullet Train」を監督へ。東京を走る電車に様々な思惑を抱えたヒットマンたちが乗り合わせるという、リーチ監督お得意のアクションが炸裂しそうなプロット。傑作誕生の予感。
故ビル・パクストンが主演した96年のヒット映画「ツイスター」がリブートされる。巨大竜巻に極限まで接近して危険な観測に挑む研究者夫婦の姿を「スピード」のヤン・デ・ボン監督が描いたが、リブート版では「トップガン マーヴェリック」の公開を控えるジョセフ・コシンスキー監督がメガホンをとる。