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逃げながら再装填しようとしたけれど、警察官が予備の弾をどこにどうやってしまっているか(あるいは予備を携行していないのか)知らないので、弾はどこからも出てこなかった。
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2/26(土)午前10時25分から放映されるフジテレビ「タイプライターズ」に、今村翔吾さんと二人でお招きいただきました。本の話をして参ります。
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12月9日発売の「紙魚の手帖」第二号には、拙作「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」が掲載される予定です。発売が近づきましたら、また詳しくお知らせいたします。
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タイムラインに流れてきた10文字ホラーを作ろうとしたけれど、ホラーには適性がないので、
「顔の片側、何か変だよ」とか、
「変な頭痛があるんだよ」とか、
「大丈夫寝れば治るから」とか、
「変だなずっと喉が渇く」とか、
「たいへん胸が痛みます」とか、
それ系ばかり思いつく。
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ところで私が広くお伝えしたいのはこれだけです。
pandreamium.sblo.jp/article/188414…
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東京創元社さんが、デビュー20周年を記念した企画をご用意してくださいました。オビについている応募券をお送りいただくと、抽選で、片山若子先生のイラストつきクリアファイルや、単行本版『さよなら妖精』をお届けします。詳しくは下記URLをご参照ください。
webmysteries.jp/archives/27842…
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私「お、おやめくだせえ、その文章は、その文章はあっしが昨夜徹夜して必死に書いた……」
私「ええい、くどい! こんな冗文を上梓できると思うてか! 徹夜だの必死だの、それがどうした! トルじゃトル、それもこれもトル!」
私「ご無体な! あんまりひどい……」
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録画で「ゲームゲノム」の巧舟さんの回を見た。「推理のシンクロ率」という言葉が出て来たけれど、それこそまさに「逆転裁判」の魅力で、プレイヤーを置き去りにゲームキャラが勝手に推理を開陳し始めたり、プレイヤーの閃きにキャラがついて来なくてもどかしかったりすることが、ほとんどない。
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「タイプライターズ」、又吉直樹さんご出演の一区切りの回にお招きいただき、光栄でした。執筆に注力されるとのこと、次の小説を楽しみにいたします。楽しい時間を、ありがとうございました!
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「摂津守様はいったい、何を恐れておられるのか。――官兵衛、それが知りとうござる」
突然の謀叛を起こした荒木村重と、村重に囚われた黒田官兵衛。地上には戦雲がたなびき、地下では二人の武士が心底を読み合う。修羅の世で生きるとはいかなることか。戦国時代の推理小説『黒牢城』、6/2発売です。
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年末のミステリランキングが現在の四誌体制(「文春ベスト」「このミス」「本ミス」「ミス読み」(通称))になってから、すべてで一位というのは初めてのはずです。拙著『黒牢城』が、いわばグランドスラムを達成するとは、まったく思いもしないことでした。
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読者諸賢への敬意と感謝を束ねた言葉が愛しか思い浮かばないので、気恥ずかしすぎて謝辞が書けない。
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(『氷菓』の左上にあるのは受賞時のトロフィー、『満願』の左にあるのは山周賞の晩に出版社さんがご用意くださったもの(半睡半醒で瞳を入れたので黒目が大きすぎてうるんでいる)、右にあるのは、小説家として生きると決めた時に両親がくれた縁起ものです)
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30歳になったのび太がジャイアンとスネ夫としずちゃんと食事をするのだけれど、別の場所で生きていた時間の分だけそれぞれの常識がずれてしまったことが露わになって、何の話も盛り上がらず、帰り道できっともう互いに会うことはないんだろう……と悟ってしまうという夢を見た。
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俺、たとえ最後の一人になろうとも、言える限りはゲリラ豪雨と言わず、夕立と言い続けるんだ……。
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意図を汲み取って頂いたので『黒牢城』は成仏しました。
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誕生日おめでとうございます。
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誕生日おめでとうございます。
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スマートフォンでメッセージを「書く」という表記でいいのかと迷い、やはりそれは「入力する」「記入する」であって「書く」ではないのでは……と考え、ところでその考えに従うといま私がPCでやっている作業も小説を「書く」とは言えなくなると気づいたので、この迷いは箱に入れて川に流すことにした。
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隣の席のひとが米澤穂信の噂をしている。
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いま書いている小説につき、誰がどこでどれだけの嘘をついているか一覧表を作っている。こんがらがった。君らは嘘をつかないで生きて行ければいいなとは思わないのか、と痛切に思っている。
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思えば、私がミステリに触れた本当の最初は、小学生の頃に遊んだファミコンソフト「西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件」と「山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件」だったかもしれません。
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猫の日らしいので、いつかも書いたことがあるお話を。午前三時ぐらい、次の一行をどうしようか悩んで夜の街に出て公園に入り込み、ふと気づいたら、周りがぜんぶ猫だった。考え事をしているうち、猫の集会のど真ん中に踏み込んだらしい。猫らは逃げず私が逃げた。猫らは私が離れるまで見ていた。
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Please kindly note that I cannot respond to inquiries about my publication schedules. I will inform when the publisher decides to publish my books. I am glad you love the "koten-bu(hyouka)" series. Of course, this series means a lot to me, and I hope to write a sequel. Thank you.